少女達の都市背景   作:FUREA-205-jp

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彼女はまだ、本当の愛を知らない。




昔も、今も


紅い亀裂

AM9:40

 

封鎖された駅のプラットホームにて武装したW社の職員数十名がW列車内に集まっていた。

 

「九時四十分、時間より早く来れましたね。早速仕事をしましょうか」

そう言い出すのは胸についたバッジに『整理部最重要責任者 カンナ』と書かれた赤髪の目立つ職員が話していた

 

 

カンナ「カンナ整理長、今回の電車内はどうなってるんですか今回も前と同じように乗客が怪物になってたり...してませんよね?」

 

カンナ「上の話だと...残念だけど今回は前の現場より面倒らしいわ、今回は車内にいた乗客がねじれになっているらしいの。」

 

「ホントですか...俺今日帰れっかな...」

 

「泣き言言うな!それでも男か!!」

 

一際背の高い髭の生えた上級職員『グスタフ』が泣き言を言い、それに喝を入れるように褐色で背の低い少女『セレス』が声を荒げる。

 

その光景を見て他の職員がやれ夫婦喧嘩だのイチャイチャしてるだのと茶々が聞こえ思わず表情が緩くなる

 

カンナ「ふふ...気持ちは分からなくは無いわ、でも私達の仕事は誰かがやらないといけない仕事だから早く終わらせて皆で美味しいもの食べに行きましょ?」

 

その一言で皆のやる気が上がり「はい」と威勢のいい声で返事をする

 

カンナ「じゃあやるわよ...司令塔、第6プラットフォームの停車車両のドア解放とねじれた乗客の位置を教えて。」

 

指令塔『了解、清掃長今開ける....開いたぞ、ねじれた乗客は列車内の先頭車両にいる、存分に暴れてこい。』

 

カンナ「ありがと...グスタフ、セレスは新人に着いて、他は車内の整理を」

 

セレス「整理長はどうするんですか?」

 

カンナ「私はねじれになった乗客を対応する」

 

グスタフ「そ、そんな無茶ですよ!いくら整理長でも単独での対峙は危険です!!」

 

カンナ「大丈夫、私はまだ死ねないから。」

 

 

そういうと彼女は先頭車両へと駆け出した。

 

 

 

 


 

列車内はまるで一つの時代が生まれたかのように列車内には小さな村のようなものが形成されていた。

 

だがその村は通常の人間が形成するような物ではなく、囲いや建造物のようなものは肌色と灰色を混ぜたような色の何かの粘液によって固められていて何処か不気味な雰囲気を漂わせていた。

 

セレス「この状態、久しぶりにみるわね。」

 

グスタフ「前みたいに食人文化がありませんようにお願いだからありませんように」

 

整理要員「あのときは酷かったな、骨だけになった人間が特異点の影響でまた肉が戻って喰われて叫んでの阿鼻叫喚だったからな」

 

女性整理要員「やめてよ、食欲無くなる。」

 

新人整理要員「にしても、整理長は大丈夫ですかね?幻想体に単身で挑むなんて自殺行為ですよ。」

 

新人の整理要員が呟く、すると周囲の整理要員は「えっ」と声を出して反応する

 

整理要員「さては君、カンナ整理長の事を知らない口だな?」

 

整理要員「ああ見えてカンナ整理長は元L社の生き残りの一人なんだ、噂だとL社の非戦闘員を多く救ったすごい人らしい」

 

新人整理要員「そうなんですか!?...でもそんな凄い方なのに整理長に任命だなんて、翼の要人も惜しいことしますね。」

 

整理要員「話だとカンナ整理長がW社に所属する際に申し出たらしいぞ」

 

新人整理要員「へ〜カンナ整理長ってなんだか不思議な方ですね。」

 

セレス「こら!そこ、だべってないで集中しろ!!

 

....

 

次の客車に要員たちが入ると戦闘で警戒していたグスタフが目の前にいる人のような”何か”を指で指す

 

整理要員「...なあ、あそこにいる乗客変じゃないか?ありゃまるでー」

 

ギュア゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!

 

人間じゃない、そう言うのが先か乗客だったものは職員たちに気付くと人間ではない声のような叫びを上げる。

 

乗客だったものは頭部から下腹部にかけて裂け無数に人間の歯が生えた口、腕だったものは骨が露出し鋭く刃状に変形した怪物が今にも職員たちに飛びかからんと体を右に左にと大きく体を揺らしながら近づいて来る。

 

セレス「クソッ、総員戦闘開始!お互いをカバーしながら戦え。」

 

【了解】

 

 

 

 


 

 

 

 

 

カンナ「さて、ねじれた乗客の方はどんな姿になってるのかな?できれば人型であってほしいんだけど...」

 

一人カンナは職員達と別行動でねじれの元凶である乗客を鎮圧するために進んでいた。

 

カンナ「できれば他の乗客とは戦いたくは無いんだけど...っと、そう簡単にはいかないよね...」

 

カンナは呟き進行方向を見る、そこには通常の人間よりはるかに大きい乗客だったものがこちらを見つめていた。

 

#$%+&$%#&$#&#!!

 

乗客だったものはカンナを視認すると声にならない雄叫びを上げる。

 

すると周囲に横たわっていた乗客も雄叫びにより目を覚まし、カンナに殺気を放つ

その様子からするに巨体の乗客の後ろのドアが先頭車両への扉なのだと把握する

 

カンナ「貴方がねじれの原因を守る最後の砦って感じかしら、って言っても会話ができなそうなのよね...少し残念。」

 

カンナ「さて、仕事を始めましょうか。」

 

巨体の乗客?「#%&%$#$#&!!」

 

巨体の乗客がもう一度雄叫びを上げたのを合図に乗客たちはカンナに接近し体を切り裂かんと腕を振り下ろす

それを察知しカンナは一歩後ろに飛び腕を振り下ろされた腕を掴み近い乗客へと投げ飛ばす、すると乗客は簡単に体制を崩し重なって倒れた。

 

そこに追い打ちを掛けるように右手で重なった乗客を貫き肉塊にする

そして後方から近寄ってきた乗客の攻撃を義体の右手で防ぐ

 

 

「やっぱり結構使えるわね、この腕」

 

 

防いだ義体で乗客の腕を折り、引き千切る

 

引き千切った刃状の腕を突き刺し後ろからの巨体の乗客から繰り出される突進を左の方に軽くステップを踏み回避

 

すると巨体の乗客は勢いを殺しきれず客車の壁に衝突した後、怒りの声を上げ体制を崩す

カンナはその状況を見逃さずに巨体の乗客に追撃を与えようとするが

 

 

「ツッ!」

 

 

乗客の体から突如無数に触手が生え、周囲にいた乗客や座席、壁を切り刻む

乗客の攻撃を察知しカンナは力強く地面を蹴り後方へ宙返りし回避、片手で地面を押し出し乗客との距離を取る

 

 

「....はあ...これは残業になるかな」

 

カンナは切り刻まれた座席と乗客だった肉片の山を見て、この後の復旧作業が長くなることを思い深い溜息をつく

 

「そろそろいい感じに充電できたかな...よし、これ以上仕事を増やされるのも面倒だしそろそろ終わらせるか。」

 

彼女が右手に力を込めると義体から水色の光の線が出始め右手の空間が歪む

巨体の乗客は何かを感じたのか、周囲の肉塊と成った乗客を触手で器用に掴みカンナに投げつける

 

「そう来るか...でも、関係ない!」

 

投げつけられた乗客に合わせるように右手で乗客を引っ掻くと異形と成った乗客の体は紙を裂くように簡単に切り裂かれた。

 

カンナは巨体の乗客から飛んでくる肉塊を次々と切り裂き、抉りながらカンナは怪しまれぬよう背後の空間を軽く切りつける

 

巨体の乗客「#$&#&#!!」

 

するとその隙を伺っていたのか巨体の乗客はカンナ目掛けて突進を仕掛ける

が、突進した先には既に相手はおらず、乗客は獲物を探すように周囲を見渡す

 

 

 

 

周囲には切断された椅子と乗客だったもの、それと空間を  『文字通り』  切り裂いたかのような紅い亀裂だけがあった

 

「じゃあね」

 

突如乗客の後ろから声が聞こえ振り返る

 

 

 

 

 

直後、乗客の体は裂け目の出現と共に空間ごと3等分に切断された

 

 

 

 

 

 

「ふう〜この技、人と意思が確立してない幻想体に効くから楽なんだけど使うと充電結構持ってかれるから連発できないのよね」

 

カンナはゆっくりと息を吐き近くの乗客席に座ると上着のポケットから煙草とライターを取り出し火を付ける

 

「この先に幻想体になった乗客がいるのね....話を聞いてくれると良いんだけど」

 

一息つくとポケットから携帯灰皿を取り出し煙草を入れ扉に手を掛け開け先頭車両へと歩を進めた

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

 

カンナ「ここが先頭車両ね、なんだか...不思議な光景...」

 

カンナは車両内の内装を見ながら答える、車両内の内装は席は等間隔に前に全て向けて置かれ肌色と灰色を混ぜ合わせたような粘液を材料に協会のような作りの窓や扉、そして奥には牧師が説教をするための教台のようなものが作られていた。

 

その内装を興味深げに観察しながら車両の奥へと歩みを進めると何処かから子供がすすり泣くような声が聞こえてくる

 

カンナ「誰かいるの?」

 

車両内で泣いている主に聞いてみる、だが返事はなく泣き声の主は未だに泣き続けている

カンナは泣き声の主を探すべく車両の奥、教会の奥まで歩を進める

 

奥に行けば行くほど泣き声は大きくなってゆきカンナは教台の後ろに小さな人影があるのを見つける

カンナはゆっくりと近づく。

 

 

カンナ「見つけた、貴方が泣いてた子?」

 

カンナは小さな人影からすぐに子供だと認識し視線を合わせるために屈み優しい声色で話しかける。

すると人影はカンナの方を向く、人影の容姿は他の乗客と同じように口は大きく裂け無数の歯が生えた容姿、だが他の乗客とは体の大きさが違い今回の事の原因と思われる幻想体がこちらを見る

 

ねじれた乗客『お姉さん、誰ぇ?ヒグ...グスッ』

 

カンナ「私はこの列車の乗務員さん、私はカンナ、貴方の名前は?」

 

ねじれた乗客『僕は...アレイン」

 

カンナ「アレインね、君はどうして泣いてるの?」

 

アレイン『ただ僕は仲良くしたいだけなのに僕を触った人全員変わっちゃうんだ、ただ僕は友だちになりたいだけなのに」

 

アレインというねじれた少年は嗚咽混じりに話す、その声は年相応の幼さの声と極端に低い声が混じったかのような声で話していた

 

カンナ「それで、君がこの部屋を作ったの?」

カンナは少年を変に刺激せぬように質問を投げかけ落ち着かせる

 

アレイン『うん、僕の住んでたお家の形を作ってみたんだ...もう...なくなっちゃったけど』

 

少年の言葉を聞きカンナは少年と自身の境遇を重ね合わせる

カンナは都市内でも治安が悪く危険地帯とされている21区裏路地で生まれ育った、彼女にとって家が無いことは当たり前で助けてくれた大人は利益しか考えない者、子供を食い物にする者、あるいは昔1級だった隠居したフィクサーしか居なかったのだ。

 

恐らく少年もいわゆる”大人の”事情によって家を無くしたのだろうことが話で分かる

彼女からすると少年は自身に少し似ているのだろう、そんな少年に対しカンナは少し胸が締め付けられるような気がした

 

カンナ「そうなのね....ねぇアレイン、君はお友達が欲しい?」

 

アレイン『うん!』

 

アレインという名の少年は明るい声で頭を縦に振る。

カンナ「なら、私とお友達になりましょう?」

 

アレイン『お姉さんと?』

 

カンナ「そう、私じゃダメ?」

 

カンナは少し困ったような表情を作り少年に見せる

 

アレイン『ううん、大丈夫!』

 

カンナ「じゃあ、はい握手」

 

カンナはおもむろに少年に手を差し出す

 

アレイン『え、だ、ダメだよ、僕に触れたらお姉さんも変わっちゃうよ?』

 

少年は差し出された手を見て声を震わせながら言う。

 

カンナ「大丈夫、私を信じて。」

 

カンナは優しい口調で少年を優しく諭す

 

 

(この感覚...懐かしいな...L社ぶりだったっけ...あの子、今も生きてるかな?)

その時、カンナはふとL社に所属していた時に仲良くなった少女を思い出す

薄い水色の髪をし桃色の服がとても似合う可愛らしい少女だった

 

 

 

その少女は彼女にとって人生で最初の親友と呼べる存在であった。

 

 

 

アレイン『お姉さん?』

 

しばらく考えた後決心したように少年はこちらを向く

 

アレイン『分かった、僕、お姉さんの事信じる。』

 

少年は恐る恐るカンナの左手を両の手で握る

 

 

少年は手を握った後も顔を下に向けていた、少年は自身と友だちになってくれると言った人が自身のせいで姿が変わってしまうのを恐れてか、それとも少年を守るために体が無意識に反応した防衛反応かその少年は心臓の鼓動を早くして怯え始める

 

 

するとカンナは下を向き続ける少年の顔を手で持ち上げる

 

 

 

その手は刃状に変形し刃物を当てられている感覚がする手でも粘液で固められたような固く冷たい手でも無い、人の持つ温かい体温と指と手のひらの感覚、義体ならではの無機質な金属の冷たい温度が少年の頬に伝わる。

 

 

 

 

 

そして少年は今自身の顔を触っている手の主の方に顔を向ける、そこには

 

 

 

 

 

薄暗い客車の中でも褪せることのない美しく鮮やかな赤い髪、暗闇を見据えたようにこちらを優しく見つめる朱色の瞳、誰も傷つけたことがないように怪我の一つもない美しい肌をした女性が少年を見つめていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンナ「これでもう大丈夫、これからよろしくね?アレイン」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先頭車両にはもうねじれは無い、孤独を感じ一人すすり泣く異形の少年も自分を守る変異した乗客達も今はもう何処にも居ない

 

 

 

先頭車両には赤い髪をした少女と少女の手の中で涙を流し声を出して泣く幼い少年だけが誰も居ない客車の中で小さくも強い光を放ち始めた

 

 

 

 

 

・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

AM11:50

 

セレス「7号車鎮圧完了、皆充電量は十分か?」

 

セレスは整理要員達に呼びかける

 

整理要員「充電切れ3名の他軽傷者2名、他は問題ありません」

 

セレス「分かった、これより8号車に侵入する、充電があるものは前列に無いものは後列に回れ」

 

セレスが8号車の扉に手をかけたところでグスタフの腰に付けた無線機からノイズが走る

 

グスタフ「ちょっと待って、ーこちらグスタフ応答願う...はい...はい....分かりました。」

 

グスタフ「カンナ整理長からの連絡です。ねじれを消失させたと報告があったよ」

 

その情報を聞き整理要員全員は胸を撫で下ろす

 

セレス「カンナ整理長が戻ってくるまで待機、命令を待て」

 

セレスはすぐ次の作業ができるように他の従業員に指示をし、カンナの帰還を待った

 

 

 

少しすると八号車の扉が開き見覚えのある赤髪の少女が姿を現す

 

セレス「カンナ整理長!....その背負っている子供は?」

 

セレスはカンナが背におぶっている少年を見て少年について尋ねる

 

カンナ「えーと...今回のねじれの原因って言えば分かる?」

 

セレス「原因って、消失させたんですよね!?」

 

カンナ「しー、この子が起きちゃうでしょ、静かに」

 

セレス「あ、すみません...じゃなくてねじれの主はこの子供であってるんですよね?」

 

カンナ「ええ、実際にこの子から聞いたから確かだと思うわ」

 

グスタフ「本当だと思うよセレス、車両内の粘液が綺麗さっぱり無くなってるしねじれ消失からのタイムラグもあまり無い」

グフタフは今一度客車内の状態と時計を確認し回答する。

 

セレス「そうなんですね、じゃあとりあえず車両内の清掃は完了したってことでいいんですね?」

 

カンナ「だね、乗客たちが吐き出した粘液も綺麗さっぱり消えてるんだし、後は面倒くさい整理作業だけだよ」

 

セレス「それで良いんだか...」

 

カンナ「じゃグスタフ、この子しばらくお願いね?」

 

グスタフ「え?あ、はい!」

グスタフはカンナの背中から少年を降ろし少年をおぶる

 

セレス「はぁ...とりあえず八号車は整理完了したか確認するので入室しますよ...」

 

カンナ「あっ、ちょ待ー」

 

セレスはカンナの静止の言葉を無視し八号車の扉を開ける、するとセレスの瞳には細切れになった客席、肉塊になり原型のない肉片、客室の壁の大きな傷跡が映る。

 

 

カンナ「えっと...そのー...」

 

整理要員「こりゃマズイ、逃げるぞお前ら」

 

立ち尽くしたままプルプルと体を震わせるセレスにカンナは反応に困り、グスタフは顔を真っ青にしながら少年を抱えなるべく遠くに逃げ、整理要員たちは火の粉がこちらにかからぬように一号車に避難をする。

 

セレスはカンナの方に体を向ける、そこには額に青筋を浮かべピクピクと眉毛を動かす爆発寸前のセレスがカンナを見上げ今日一番の大きな声で言い放つ

 

 

 

セレス「何デスカ!コレワァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

その後カンナはセレスからの長時間の説教のもと今回の損失と始末書を一人で書かされたそうな

 

 

 

 

 

 




人物プロフィール

人物名「カンナ」

性別「女」

年齢「22歳」

出身地区「21区裏路地」

親族 父「不明」
   母「不明」

来歴:21区裏路地生まれ
   21区裏路地育ち
   元L社懲戒チーム所属。
   現W社所属整理部最重要責任者。

身体情報

身長:168cm

体重:57,5kg

髪色:赤色

瞳:朱色

損傷、外傷部「右椀を幻想体『なにもない』に切り落とされ欠損、現在W社特注の義体を着用している。」

EGO発症「無し」

関係の深い幻想体:憎しみの女王

追記:彼女にはねじれた人物もとい幻想体と警戒心を与えることなく話すことが可能なようです。使い方によっては彼女に幻想体を従わせることもできればEGO抽出にも協力してくれるほどの友好関係も築けることでしょう。

彼女の情報によると幻想体も憎しみの女王と仲がとても良いようで彼女が女王の近くにいれば女王の破壊衝動を抑えられる事が確認されています、もしかしたら彼女こそが人と幻想体を繋ぐ架け橋になり得る存在なのかも知れません。
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