恋愛短編シナリオ集   作:崖の上のジェントルメン

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ブラコンのダウナー系義妹はあなたの指を舐めたがる

 

 

コンコン(ノックの音)

 

ガチャ……

 

 

……よっす、兄さん。

 

勉強中にごめん、あのさ、漫画……借りたいんだけど。

 

うん、それそれ。読んでもいい?

 

ん、ありがと。

 

よいしょっと。

 

ギシッ(ベッドに腰かける音)

 

ペラ、ペラ、ペラ(ページを捲る音)

 

……ん?なに?

 

漫画、自分の部屋に持っていってもいいよって?

 

んー、でもここが居心地いいしさあ。

 

……それとも、私が部屋にいるの、嫌だった?

 

そんなことない?ならよかった。

 

ペラ、ペラ、ペラ……(ページを捲る音)

 

…………。

 

ふう、面白かった。

 

パタンッ(本を閉じる音)

 

…………。

 

兄さん、今何勉強してんの?

 

数学?ふーん。

 

高校になると、やっぱ中学よりも数学難しくなんの?

 

へー、めんどいね。

 

私、数学全然ダメなんだよね~。いっつも点数悪いし。

 

え?今度教えてあげるって?

 

うん、ありがと。じゃあ、なんかわかんないとこあったらお願い。

 

うん、うん。

 

……………。

 

あの、さ。

 

兄さん、あの……。

 

今日も、あれ、いいかな?

 

…………うん、ありがと。

 

ごめん、勉強の邪魔して。

 

じゃあさ、私の隣、座ってよ。

 

ギシッ(ベッドが軋む音)

 

……兄さん、右手、出して。

 

………………。

 

やっぱ、なんか、あれだね。

 

兄さんも、男の人なんだね。

 

こう、骨張ってるっていうか、ゴツゴツしてるっていうか。

 

え?私、毎回同じこと言ってる?

 

しょーがないじゃん、実際そう思ってんだし。

 

…………。

 

じゃあ、そろそろ、いい?

 

まず、人さし指から、いくね?

 

……あむっ。

 

ちゅっ。

 

ちゅちゅっ。

 

ぢゅっ。

 

ちゅぱっ。

 

んくっ。

 

……はあっ。

 

……やっぱり、すごい。

 

兄さんの指、固くておっきい。

 

次は、中指に、するね。

 

はあっ。

 

んっ。

 

ぺろっ。

 

ちゅちゅちゅ。

 

ぷっ。

 

ぶぷっ。

 

……はあっ。

 

ふう、ふう、ふう……。

 

……うん。

 

兄さんの指、おいしい。

 

え?なんで指が好きなのかって?

 

うーん……なんか、そういう性癖?

 

兄さんの指は、こう、食べたくなる形してるから。

 

ええ?変?酷いなあ、そういう癖なんだから仕方ないでしょ?

 

それに……。

 

 

 

兄さんだって、嫌じゃ、ないでしょ?

 

 

 

舐めてる間、ずっと身体、びくびくしてたよ?

 

息も荒くなってたし、顔も火照ってるし。兄さんこそ、舐められるの嬉しいんじゃないの?

 

……うん、そう。正直でよろしい。

 

それじゃ、今度は薬指と小指、いっぺんにしてみようかな。

 

あむっ。

 

ちゅっ。

 

ちゅーっ。

 

あんあ、ストローみあいだね(なんか、ストローみたいだね)。

 

吸われるの、好き?

 

うん、私も、好き。

 

兄さんの指、好き。

 

ちゅっ、ちゅっ!

 

えろっ。

 

んぷっ。

 

ちゅっ。

 

……はあ。

 

それじゃ、最後は親指だね。

 

ぱくっ。

 

んんっ、親指は全部、口の中、入っちゃうね。

 

れろ、れろれろ。

 

んんっ。

 

ちゅっ、ちゅ。

 

ちゅぱっ。

 

……はーーーっ。

 

……ティッシュで、拭こうか。

 

………………。

 

ごめん、兄さん。

 

ちょっと、気持ち悪い……よね。指舐めたいとか言われたらさ。

 

ああ、なんか、いきなり罪悪感沸いてきた。

 

私って、兄さんの言う通り、やっぱ変なのかも。

 

ほんと、その、マジで嫌だったら、ちゃんと断わっていいからね。

………………。

 

え?なに?

 

右手出してって?

 

まあ、いいけど。

 

…………。

 

え!?

 

ちょ、ちょっと、兄さん何してんの?

 

ひ、人さし指、いきなり舐められたら……んっ。

 

び、びっくりするじゃんって……。

 

んっ。

 

うっ。

 

ふっ。

 

あうっ。

 

……はあ、はあ、はあ。

 

え?な、なに?

 

兄さんも、一緒?

 

私の指、舐めるの好き?

 

……もう。

 

敵わないなあ、兄さんには。

 

……ねえ。

 

また、さ。

 

明日も、部屋、来ていい?

 

……うん、うん。

 

ありがと。

 

ごめん、最後。最後一回だけ、手ぇ貸して。

 

……うん。

 

手、あったかい。

 

優しい兄さんの手って感じ。

 

へへっ。

 

兄さんの手、好き。

 

 

 

 

 

 

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