ありふれない傭兵は火を点ける   作:白2野1威

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ハーメルンで小説を読んで一度はやってみたいという気持ちでいざやるといかに小説を作るのが大変なんだと思い知りました。
毎週投稿だったり果ては毎日投稿する人たちの凄さがわかりました。
処女作ですがよろしくお願いいたします。


Chapter0 プロローグ

 

ここはとある惑星である決着がついた頃

 

「我々の・・・計画が・・・」

「人類と生命の・・・可能性が・・・」

 

「・・・そのトリガーは私達が代わりに引きます」

 

ボゴォン!ボゴォン!!ボゴォォン!!!

巨大な建造物が音を立てて圧縮されていきその後、ブラックホールの様なものが現れた・・・。

 

「・・・コーラルリリースが始まります」

 

「美しいと・・・思いませんか」

 

「ありがとう、レイヴン・・・」

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「621、もしこの仕事が終わったあとはお前はどうする?」

あの仕事をする前のある話を語りかける。

 

「俺個人の願いとしてはこの金はお前が稼いだ金だ・・・、再手術をして普通の人生を歩んで欲しいと思っている」

 

「だからこの仕事をやり遂げるぞ621・・・」

 

 

 

 


 

 

 

 

目覚まし音のアラームが部屋に響き叩いて止めて目覚める。

 

「ふぁあ・・・よく寝た・・・」

 

『おはようございますレイヴン』

 

「おはようエア、あと今の私はレイヴンじゃな・・・ってもうこんな時間か」

 

『いつものお弁当を作るのですか?』

 

「そうでもしないとアイツ、ゼリーパックで昼飯済ませようとするからね。ったく男だったらちゃんとした飯を食べろっての」

 

 

こうして彼女(・・)は3歳年下の弟の為に弁当を作る。

 

 

『もう既に学校に行っていますが行くのですか?』

 

「行くしかない、恥ずかしいって文句言われようが弁当を届ける。」

 

『面倒見が良いですね・・・』

 

「前の私には無いものだったから。あったかも知れないけどあそこに行く前の記憶が無いし」

 

 

道端に放り出されていた私を南雲家の両親が保護して養子として引き取ってくれた。

 

今の私の名前は南雲 レイ。

これが私の、この世界での、新しい名義だ。

 

 

 

「確かハジメのクラスは・・・ここだ」

 

「ここに南雲ハジメはいる?」

 

「うん?この声・・・姉さん!?」

ギョッ!とハジメが驚く。

 

「弁当持ってきてやったぞこの野郎」

片手に弁当が入った袋をハジメに無理やり渡す。

 

「姉さん、別に持ってくる必要は無いのに」

恥ずかしそうに言うハジメ。

 

「うるさい、ゼリーパックじゃなくてちゃんと飯を食べなさい」

ジト目で睨みながら言う。

 

「こんにちはレイさん!」

今レイに挨拶をしたのは白崎 香織。

 

『二大女神』の1人であり、優しさに溢れた美少女だ。

ただしストーカー気質なのが玉に瑕で、南雲姉弟に初めて会った時はまあまあ酷い出会い方をした。

 

「こんにちは白崎」

ぶっきらぼうに挨拶を返す。

 

「・・・こんにちはレイさん」

もう一人挨拶したのは八重樫 雫

黒髪ポニーテールの美少女。

 

『二大女神』のもう一人で可愛いよりも格好いい系の美少女だ。

 

白崎 香織の幼馴染で親友。

 

だがレイには初めて会った時から若干苦手意識がある。

 

「こんにちは八重樫」

雫にもぶっきらぼうに挨拶を返す。

 

「レイさん、弟を甘やかしすぎてはないんですか」

レイに苦言を言ったのは天之河 光輝。

成績優秀、スポーツ万能、更にイケメンという完璧超人高校生だ。

 

白崎と八重樫の幼馴染らしいが私はコイツのことは好きにはなれない。

 

どうにも思い込みが激しく、自分が正しいと思った事は絶対に譲らない頑固者だ。

 

ある理由で(これは私が原因だが)対抗心を持たれていて、あの狂犬に比べれば可愛いもんだがなるべく関わらないようにしている。

 

「弟を大切にしようとするのは普通のことじゃないの?」

と聞き返す。

 

「南雲はお姉さんにお弁当を持ってこさせて恥ずかしくないのか」

 

「私が勝手に持ってきただけよ。ていうかさっきの会話を聞いていなかったのアンタは?」

と言いながらジト目で睨む。

 

「そうだ!せっかくですから一緒に食べませんかレイさんとハジメ君も一緒に!」

 

えっ!と驚くハジメと、はぁ?と言うレイ。

 

「誘ってくれて悪いけど帰るわ。元々ハジメに弁当を届けるだけだし」

と帰ろうとしている。

 

「そんな〜、今日お弁当を作ってせっかくの機会だから食べてみて欲しかったのに〜」

妙に食い下がる香織が一緒に食べようとしているのはハジメとレイに食べてもらって喜んで欲しいという気持ちと、できればレイの胃袋を掴んで「お前をハジメの嫁として認めよう!」という気持ちにさせたいと若干邪な思いがあった。

 

「悪いね、あと1時間ぐらいに現場に行かないと仕事に間に合わなくなるから。私は仕事は余裕を持って行きたい派なんで」

と若干嘘をついた。

理由は残りの休日はぐっすり寝てみたいという気持ちがあった。

 

そんな〜と気落ちしている香織に天之河が語りかける。

 

「香織。こっちで一緒に食べよう。南雲はまだ寝足りないみたいだしさ。せっかくの香織の美味しい手料理を寝ぼけたまま食べるなんて俺が許さないよ?」

 

爽やかに笑いながら気障なセリフを吐く天之河。

 

よくもまああんなきざなセリフを素で吐けると感心した。

 

でもまあ、恋は盲目と言うか、ハジメ以外は眼中に無い白崎さんは、

 

 

「え? なんで光輝くんの許しがいるの?」

 

 

「ブッフォ!!」

と盛大に吹いたレイ。

(ちくしょう、思わず吹いちまったじゃない・・・。

笑かすなよこの野郎)

と腹と口を押さえながら我慢していたが。

 

『レイヴン!床から謎の高エネルギー反応!!』

エアが警告を発したその時異変が起こった。

 

教室の床に輝く幾何学模様が浮かび上がったのだ。

 

私は何だと咄嗟に構えて警戒する。

 

その紋様、俗にいう魔法陣はあっという間に教室中に広がった。

 

教師が咄嗟に、

 

 

 

「皆! 教室から出て!」

 

 

 

と叫ぶと同時に光が視界を覆いつくした。

 

光が収まった後、その教室には誰も居なくなっていた。

 

 




南雲レイ。

どういうわけかある惑星から地球に異世界転生めいて地球に子供の状態で放り出されていたところ、南雲家に拾われた元独立傭兵。

好きなことは食事と思いっきり体を動かすこと。

ありきたりな事かもしれないけれど
彼女とっては凄いことなのである。

今作のレイヴンは女性です。
見た目のイメージは「テイルズオブベルセリア」のベルベット・クラウ
アーマードコア6プレイヤーから解釈違い全開だぞこの野郎な事をすると思うかもですが、よろしくお願いいたします。
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