エレンの妻です   作:ホワイト3

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04:偶像

 野戦病院に束の間の秩序が戻ってから一ヶ月が経とうとしていた。私が持ち込んだトリアージと衛生管理の概念は、当初の混乱が嘘のように浸透し、かつて死を待つだけだった収容所は今や「病院」としてのかろうじての体裁を保ち始めていた。

 

 兵士たちは私の指示によく従い、ハンスやバウム先生、そしてイェーガーさんとの連携も日を追うごとに円滑になっていく。地獄のような環境の中にも確かに希望の光が灯り始めていた。

 

 だが、戦場における死は必ずしも銃弾や砲弾によってのみもたらされるわけではない。時にそれはより静かに、そして残酷に命を刈り取っていく。

 

 始まりは数人の兵士が訴えた激しい下痢と嘔吐だった。

 

 当初は誰もが劣悪な環境下で蔓延しがちな食中毒か、あるいは単なる疲労による体調不良だろうと高を括っていた。前線の緊張が和らいだ気の緩みからくるものだろう、と。

 

 だが、患者は瞬く間に数を増し、その症状は明らかに尋常ではなかった。

 

 米のとぎ汁のような白い便を際限なく排泄し、体内の水分が急速に失われていく。くぼんだ眼窩、乾ききって皺の寄った皮膚。まるで生きたままミイラになっていくかのような光景が、天幕のあちこちで見られるようになった。

 

「これは……ただの食あたりじゃない。何かがおかしい」

 

 青ざめた顔でハンスが呟く。彼の声には隠しきれない恐怖が滲んでいた。

 

 私も目の前の光景に背筋が凍るのを感じていた。これはジルケの知識ではない。現代日本の看護師として、防疫の最前線に立ったことのある私の記憶が、けたたましく警鐘を鳴らしている。

 

 この時代の、特に衛生環境の整わない場所においては死に直結する病。

 

「コレラ……」

 

 私の口から乾いた声が漏れた。その単語に、側にいたバウム先生が眉をひそめる。

 

「聞いたことがある。一度発生すれば、街一つを滅ぼすという死病……。まさかこんな場所で」

 

「おそらく水か食料が腐っているか、あるいは……」

 

 あるいは、この不衛生な環境そのものが病原菌の温床となっているか。言うまでもなく後者である可能性が高い。

 

 その日から私たちの戦場は変わった。敵はもはや前線の向こう側にいる中東の敵兵だけではない。

 この病院内に潜み、我々の命を内側から蝕んでいく無数の見えざる敵との戦いが始まったのだ。

 

「全員、よく聞いて!」

 

 ここに満ちる呻き声と死の臭いを切り裂くように、私は声を張り上げた。集まったのは疲弊しきった数少ない医療従事者と、辛うじてその両足で立つ兵士たち。その誰もが次の言葉を待っている。

 

「これは汚染された水や食料を摂取することで広がる病です! これ以上の感染拡大を防ぐため、徹底した衛生管理と検疫体制を敷きます!」

 

 私の言葉に彼らは力強く頷いた。

 彼らの動きは速かった。仲間が次々と倒れていく様を目の当たりにし、この見えざる敵の恐ろしさを、嫌というほど理解していたのだ。

 

 それからの日々はまさに死闘だった。私は前世から受け継いだ公衆衛生の知識を総動員した。

 

 汚物はすべて深く掘った穴に埋めて石灰を撒き、患者が使った食器や衣類はすべて煮沸消毒する。

 そして、なによりも力を注いだのが「経口補水液」の大量生産と、その徹底した投与だった。ただの塩と砂糖を煮沸した湯に溶かす。それだけの単純な液体が次々と兵士たちの命を繋ぎとめていく。

 私の指揮のもとハンス達も献身的に働いてくれた。彼らの協力がなければこの戦いはもっと早くに破綻していただろう。

 

 絶望に覆われたこの場所に私たちは確かな希望の灯火をともした。

 

 だが、光が強まれば影もまた濃くなるのが世の理だった。

 

 ある夜、ハンスが血相を変えて私の天幕へ駆け込んできた。

 

「ジル先生、お耳に入れておきたいことが……」

 

 彼は声を潜め、周囲を警戒しながら語り始めた。

 

「マイヤー先生たちが……先生のことを、ひどく悪く言っているようなんです。『エルディア人の肩を持つ裏切り者だ』とか『小娘が出しゃばって病を蔓延させている』とか……。『あの女医が異国の病を持ち込んだせいで、兵士たちが死んでいる』という根も葉もない噂を流しています」

 

 ハンスは悔しげに唇を噛む。

 

「それだけじゃありません……今日届いた物資の一部に汚物が付着していました。以前から彼らは非協力的で、我々が要請した薬品の補充も何かと理由をつけて遅らせていました。今回は意図的に汚染されたものを送り込んできたのかもしれません」

 

 人間の最も醜い感情が、私たちが灯した希望の光を消そうと蠢いている。

 単なる妨害行為ではない。噂を信じた兵士が一人でも指示に背けば、感染は再び爆発的に広がるだろう。もはや殺人と何ら変わらない。

 

「そう……教えてくれてありがとう、ハンス」

 

「先生、どうするんですか? このままではせっかく築き上げた病院が……」

 

 彼の不安を拭うように、私は静かに微笑んでみせた。大丈夫、という言葉の代わりに。

 

 彼が天幕を出ていくと、私は一人、物資が置かれた隅に目をやった。残り少なくなった塩の袋、数えるほどしかない清潔な包帯。

 ハンスの報告は私が肌で感じていた危機感を、冷たく揺るぎない確信へと変えた。

 

 どうすればあの男たちを動かせる?

 

 まずもって、言って聞かせるなど論外だ。プライドと偏見で脳みそまで凝り固まった石頭に正論など届きはしない。時間の無駄だ。

 

 では賄賂を贈ってみるか? 馬鹿らしい。一度屈すれば、彼らは際限なく要求してくるだろう。弱みを見せたが最後、骨の髄までしゃぶり尽くされる。あの手の人間を、私は前世でもこの世界でも嫌というほど見てきた。

 

「……結局、偉い人に言ってもらうのが一番手っ取り早いか」

 

 ぽつりと、乾いた声で呟いてみる。

 軍隊という単純な組織で最も有効なのはいつだって上からの圧力だ。理屈も感情も階級の前では無力になる。

 だが、今の私に軍上層部へのツテなどない。レベリオでの評価など、この泥と血にまみれた戦場では何の役にも立たなかった。

 

 八方塞がり。

 思考が堂々巡りを始める。どうする。どうすれば……。

 

 ふと視界の隅に書きかけのカルテが映った。そこに並ぶのは、患者の状態を示す無機質な数字と記号。それを見た瞬間、一つの光景が閃いた。

 

 前世で読んだとある偉人の逸話。

 そうだ。言葉で動かせないのなら、揺るぎない事実をーー数字を叩きつければいい。

 

 それは万に一つの、蜘蛛の糸よりもか細い可能性。だが、今はそれに賭けるしかなかった。

 

 私はランプの灯りを頼りに、震える手でペンを取る。

 スパイとして目立ちすぎる行動は命取りだ。叩けばいくらでも埃の出るこの身。下手に動いて、マーレの治安当局に目をつけられれば終わりだ。革命軍の連中も、私が勝手な真似をすれば黙ってはいないだろう。

 

 静かに息を潜めて、この嵐が過ぎ去るのを待つべきではないのか?

 

 しかし、そんな打算的な思考は壁一枚を隔てて聞こえてくる、生々しい苦痛の声によって容赦なくかき消された。それはもはや声とも呼べない、命が削れる音だった。

 この音を聞いて、何もしないでいられるものか。

 

(そうだ、もう迷うな)

 

 ここで何もしなければ私は私でなくなる。

 

 それから私は、転生元(わたし)の有する現代知識と 転生先(ジルケ・クルーガー)の優秀な頭脳をフルで回転させながら、夜を徹して報告書を書いた。

 

 それは単なる嘆願書や泣き言の羅列ではない。現状の防疫体制の概要、感染者と死亡者の詳細な推移をグラフ化し、物資の必要量とそれによって救える兵士の数を具体的な数字で示した。

 そして、この体制をマーレ軍全体で導入した場合の戦力維持への貢献度を冷徹なまでに客観的な視点から分析した。

 感情を一切排し、数字と事実、そして費用対効果という軍人が最も好むであろう言語で、この状況を打開する必要性を淡々と綴った。

 

 ペンを走らせるうち、ふと前世で読んだ偉人伝の一節が脳裏をよぎる。クリミア戦争の野戦病院で、統計学を武器に非協力的な軍上層部を説き伏せて回った看護師の話。

 まさか、この世界でナイチンゲールごっこをする羽目になるとは。私は自嘲の笑みを浮かべ、インクをつけ直した。

 

 翌日。書き上げた紙の束を正規ルートで軍上層部へと送る。

 それはまるで、広大な砂漠に一滴の水を垂らすような途方もない行為に思えた。この報告書が埃を被った書類の山に埋もれ、誰の目にも触れずに終わる可能性の方がよほど高いだろう。

 

 だが、これが今私にできる唯一のことだった。そして為すべき全てだった。やらない理由などどこにもない。

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 報告書を送ってから数日が過ぎ、状況は悪化の一途を辿っていた。物資はついに底をつき始め、経口補水液すら満足に作れない。日に日に増えていく死者の数を、なすすべもなく見送るしかない。

 

 マイヤーたちが流した悪質な噂は兵士たちの間に疑心暗鬼という新たな病を蔓延させ、私たちの活動をより困難なものにしていた。

 

 もうダメかもしれない。張り詰めていた糸が切れかけ、諦めという名の冷たい感情が心を支配しかけた、その日の昼過ぎだった。

 

 その日の野営地は、朝から妙な熱気に包まれていた。マーレ本国から将官クラスの視察団が訪れるらしい。

 

 その報を聞いた瞬間、私の心臓がかすかに跳ねた。まさか、あの報告書が届いたのか? 一瞬、淡い期待が胸をよぎる。

 が、すぐに自嘲の笑みが浮かんだ。あんまり期待するだけ無駄だと私は冷え切った心に再び固く蓋をした。

 

 その「関係のない」と決め込んでいた出来事は、思いがけない形で現状を打破する契機となった。

 

 私のいる野戦病院に、一台の軍用車両が土煙を上げて乗り付けた。降りてきたのはがっしりとした体躯に鋭い眼光を宿した数人の軍人。

 

 その中心に立つ男の姿に私は息を呑んだ。見覚えがある。ありすぎるのだ。

 

 男は天幕に入ってくると、汚物と死の臭いが混じり合う空気に顔色一つ変えず、私を見つけるとまっすぐにこちらへ歩いてきた。その歩みに一切の迷いがなかった。

 

「貴官がジルケ・クルーガーか」

 

 腹の底に響く低い声。私はこみ上げる緊張を押し殺し、背筋を伸ばした。

 

「はい、いかにも私が」

 

「マーレ軍大尉、テオ・マガトだ」

 

 原作において、後のマーレ軍元帥。この国の未来を左右する重要人物が、今目の前にいる。その事実に背筋を冷たい汗が伝った。

 

 彼は私を値踏みするような目で見た後、短く言った。

 

「貴官が提出した報告書は拝見した。実に合理的で、興味深い内容だった」

 

「……恐縮です。私は軍医としてマーレの国益を考え、報告したまでです」

 

「謙遜はよせ。貴官の働きで、エルディア人部隊の壊滅が免れたのは事実だ」

 

 まさか、あの報告書がこの男の目に留まっていたとは。私の放った一縷の望みが思いもよらない形で、しかし最良の綱を引き寄せたのだ。

 

「まずは現場の状況をこの目で確認させてもらう。案内しろ」

 

「は、はい!」

 

 私は彼を案内し、現状をありのままに説明した。

 その間マガトは私の言葉に静かに耳を傾け、時折鋭い質問を投げかけてきた。隔離された患者区画、煮沸消毒の徹底、汚物の処理方法。報告書に書かれた内容が偽りなく実行されていることを、その厳しい目で一つ一つ確かめていく。

 

 一通り視察を終えた後、マガトは腕を組み、唸るように言った。

 

「……なるほど。報告書の通り、いやそれ以上か。貴官の提唱した防疫体制は軍の衛生マニュアルにも採用を検討する価値があるな」

 

 その言葉に、私は内心で安堵の息を漏らした。そしてマガトは私の心を見透かすように、続けた。

 

「野営地の状況は十分理解できた。その上で、折り入って話がある」

 

「話、でしょうか」

 

「マーレ軍としても貴官の功績は高く評価している。まだ確定したわけではないが……貴官の働きはエルディア人という悪魔の末裔にすら情けをかける『マーレの慈悲深さ』を内外に示す格好の材料だ。帰国次第、貴官の勲章式を執り行なわせてもらおう」

 

 狙いはすぐにピンと来た。

 

(プロパガンダ、か)

 

 戦争の不始末から国民の目を逸らし、不満をガス抜きするための都合のいい偶像。醜悪な打算が鼻につく。

 

 しかしこれは好機でもあった。私は完璧な笑みを浮かべて頭を下げる。

 利用されるなら、こちらも利用させてもらう――!

 

「光栄です、マガト大尉。マーレの栄光に貢献できるのでしたら、これ以上の喜びはありません。ですが、そのお話をお受けするにあたり、お願いしたい事がございます」

 

「ほう、願いだと?」

 

 マガトの目が鋭く光る。臆した様子を必死に隠して、私は言葉を続けた。

 

「現在、この野戦病院は深刻な物資不足に陥っております。特に伝染病の治療に不可欠な薬品、そして清潔な包帯や器具が底をつきかけています。これでは私がどれだけ力を尽くそうとも、兵士たちを救うことはできません」

 

 私は一度言葉を切り、マガトの反応を窺う。

 

「『マーレの慈悲』の象徴たるべき私が物資不足で見殺しにする兵士を選ばねばならない。その事実が知られれば、マーレの威信はどのように映るでしょうか? エルディア人兵士たちの士気は地に落ち、ひいてはマーレ全体の国益を損なうことになりかねません。私の功績を讃えてくださるのであれば、どうかこの地で戦う兵士たちを見殺しにせぬよう、安定した物資の供給ルートを確立していただきたいのです」

 

 私の言葉に、マガトはしばし黙考していた。彼の周りにいた将校たちがエルディア人のために何を、と不満げな顔をする。

 だがマガトは彼らを一瞥で黙らせた。

 

「……ふむ。貴官は医者だが、多少政治の術も知っているようだな」

 

 彼は、にやりと口の端を上げた。

 

「よかろう。貴官の言う通り、駒たるエルディア人部隊の維持はマーレの国益に直結する。早急に手を打とう」

 

 その言葉は、乾いた大地に降る恵みの雨のように、私の心を満たした。

 

 数日後マガトの言葉通り、大量の物資が私たちの野戦病院に届けられた。もう残量を気に病む必要はなさそうだ。

 

 もちろんこの一件でマイヤー医師たちとの溝は決定的に深まった。

 軍部とどのようなやり取りがあったのかは知らないが、彼らの憎悪に満ちた視線が背中に突き刺さるのを感じる。

 

 けれど、今はどうでもよかった。

 

 昨日まで死の淵をさまよっていた兵士が経口補水液を飲み、少しずつ回復していく。私は救える命が増えたことの喜びを、ただ静かに噛み締めていた。

 

 

 

◇◇◇◇

 

 

 

 戦争は驚くほど呆気なく終わりを告げた。

 

 停戦の報が前線にもたらされた日、マーレ軍の野営地は一瞬の静寂の後、爆発したような歓声に包まれた。しかし、その熱狂も長くは続かなかった。

 結局マーレは中東連合との間に講和条約を結んだものの、その内容は到底勝利と呼べるものではなかったらしい。

 

 多くの兵士が命を落とし、領土的な利益もほとんど得られなかったという噂が兵士たちの間で囁かれた。故郷への帰還が決まっても、そこには戦勝国にふさわしい高揚感はなく、むしろ政府の失策に対する不満とやり場のない虚しさが渦巻いていた。

 

 そんな敗戦ムード漂う中で、一つの英雄譚がまるで乾いた土地に蒔かれた種のように急速に芽吹き始めた。

 

『白衣の女神、ジルケ・クルーガー』

 

 劣悪な環境の野戦病院を改革し、多くのエルディア人兵士の命を救い、さらには伝染病の蔓延を防いだ、若く美しいマーレ人の女医。

 私の「活躍」はマーレの新聞に連日これ以上ないほどの美辞麗句と共に書き立てられた。「白衣の女神」「マーレの慈母」など、思わず顔をしかめてしまうような気恥ずかしい見出しが紙面で躍っていた。

 

 そしてレベリオの広場で行われた凱旋式典で、私は戦争の主役として壇上に立たされていた。

 

「ジルケ・クルーガー。貴女の英雄的かつ献身的な働きは、マーレ国民の誇りである。ここにその功績を讃え、銀鷲勲章を授与する」

 

 マーレ軍の最高司令官から、ずしりと重い勲章を首にかけられる。広場を埋め尽くした群衆から割れんばかりの拍手と歓声が湧き起こった。

 

 だが、その音は奇妙に遠く、まるで分厚いガラスを一枚隔てた向こう側の出来事のように聞こえた。

 

(茶番、ね)

 

 私は戦争の不始末から国民の目を逸らすための都合のいい偶像(アイドル)に祭り上げられたに過ぎない。皆んな私を通して、自分たちが見たいと願う「慈悲深く、偉大なるマーレ」という幻想を見ているだけだ。

 

 そしてこの状況は私にとって決して良いことばかりではない。「白衣の女神」――この大げさな称号は私の意に反して、私をがんじがらめにする重い鎖となるに違いない。

 

 革命軍、マーレ、そして名声に群がる有象無象。誰もが私を利用しようと手ぐすねを引いているだろう。

 

(荷が重すぎる……)

 

 私はただ死にたくない。生き延びたいだけなのに。どうして、こんな大事になってしまうのか。目立てば、それだけ危険が増すのに。

 でも、イェーガーさんが現れたあの時――私が声を上げない選択肢はなかったように思う。

 

 ふと、熱狂する群衆の中にひっそりと佇む数人の姿を見つけた。ハンス、バウム先生、イェーガーさん。彼らは周りの人々とは対照的に、ただ静かに誇らしげな顔で私を見つめていた。その眼差しは、作られた偶像ではなく、共に地獄を戦い抜いた一人の「仲間」に向けられていた。

 

 そうだ。偽りの名声でも利用された英雄譚でも構わない。

 この手で救った命がある。共に戦った仲間がいる。その事実だけがこの狂った世界で、私が正気を保つための唯一の拠り所だった。

 

 今は皆が求める偶像を完璧に演じきって見せよう。私はもう一度、熱狂する群衆に向かって深く一礼した。




コレラの下りは完全に『仁』が元ネタです。
面白いからね、仕方ないね。
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