ー明星桜花sideー
翌日、全員で朝食を食べた後
今日の最初の目的地、Koninklijke Serres van Laken
*1へ向かう
約20分の移動だ
twintig minuten later
Koninklijke Serres van Lakenに到着し
見て回りながら俺は
「Koninklijke Serres van Lakenは『建築王』の異名を持つベルギー国王レオポルド2世が、世界中の珍しい熱帯植物をコレクションすること、そして国賓を招くための壮大な社交場を作ることを目的にベルギーのアール・ヌーヴォー先駆者であるAlphonse Balat*2に設計を依頼し1874年から1895年にかけて建設したんだ
長い期間を掛けて建設されたこの温室は、当時の最新技術を駆使したものだったんだよ
伝統的な石造りではなく、鉄とガラスを全面的に採用。これにより、それまで不可能だった巨大なドーム状の空間が実現した
そして、曲線を描く鉄のフレームや、植物のフォルムを取り入れたデザインは、後のアール・ヌーヴォー様式に多大な影響を与えたんだ
「冬の庭(Jardin d'Hiver)」と呼ばれるメインのドームは、当時の王室が求める威信を象徴する圧倒的な広さを誇るものだ
温室の中には、オレンジの木やツバキなどレオポルド2世の時代から引き継がれている貴重な植物が今も息づいている
そしてレオポルド2世がこの美しい温室を『年に一度、国民に公開すること』を遺言として残したことで
このKoninklijke Serres van Lakenが国民に公開されることとなったんだ」
とKoninklijke Serres van Lakenについて説明した
そうして全てを見終わり、
続いての目的地、Meise Botanic Garden*3へ向かう
約15分の移動だ
Vijftien minuten later
Meise Botanic Gardenに到着し、
見て回りながら俺は
「ここMeise Botanic Gardenは
1796年にブリュッセル中心部の「ナッソー宮殿(Nassau Palace)」の庭園として創設された
これが現在の植物園の礎となっている
1826年になると『王立園芸協会(Royal Horticultural Society of the Netherlands)』が設立され、現在のブリュッセル北駅近く(Botanique)に本格的な植物園と温室を建設したんだ
そして、1870年にベルギー政府が植物園を買収し、『国立植物園』となった。
この時期、ベルギーが植民地としていた中央アフリカ(コンゴなど)やラテンアメリカからの植物収集が本格化した
ブリュッセル市街地の都市化が進み、植物園が手狭になったため、1938年に現在の場所であるメイズへと移転が始まった
その移転先は、レオポルド2世の妹であり、メキシコ皇后だったシャルロットが晩年を過ごした広大な「ブシュー城」の領地だったんだ
移転作業中に第二次世界大戦が勃発。
ブシュー城はドイツ軍に占領され、要塞として使われ
そして爆撃を受けた
1950年代から60年代にかけて、有名な巨大温室群『パレ・デ・プラント(Plant Palace)』や、世界トップクラスの規模を誇る『ハーバリウム(植物標本館)』が整備された
2014年に組織の管理が連邦政府からフランダース政府へと移り、現在の「Meise Botanic Garden」という名称で運営されているんだ
そしてMeise Botanic Gardenは
約400万点の乾燥標本(世界15位の規模)と、18,000種以上の生きた植物を保有していて、
単なる観光施設ではなく、熱帯植物や藻類、真菌類(キノコ)の分類学研究において、世界的な研究拠点にもなっているんだ
そして近年では「アイランド・ガーデン(Eilandtuin)」のオープンや、温室のリニューアルなど、一般来園者が植物の進化を体験できるモダンな施設へと進化を続けているんだよ」
とMeise Botanic Gardenについて説明した
そして全てを見終わり、
ホテルへ帰還した