実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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百十二話 文化祭(Closing)

ー明星桜花sideー

警備から抜けて数分後ねじれと合流した

ねじれと文化祭を回りつつ他の5人を探す

すると唐突にねじれが

「そういえば今回の文化祭は警備が仰々しいね」

と言ってきたので

俺は

「会社の部隊をほぼ総動員してるからな

文化祭の開催条件の一つが最大限の警備強化だから

そうせざるを得なかったんだよ」

と答える

それにねじれは

「へぇ~、そうなんだぁ~

文化祭が安全に開催できてるのは桜花君のお陰だね!!」

と無邪気な笑みを見せる

その様子を見るだけで頑張りが報われると言うものだ

と2人で話しつつ回りつつ探していると

一佳と唯を見つけた

俺は2人に近付き

「2人とも俺が警備に入ってないといけない時間は終わったよ

これから一緒に回りつつ皆を探そうか」

と言う

すると一佳が

「あぁ!探しながら回ろう!」

と答える

その活発な性格はねじれやルミと同じく場を盛り上げ

前を向かせてくれる

それが一佳の良さであり、愛しいところだ

続いて唯も

「うん」

と小さくだが答えてくれる

唯は俺との会話では語彙が増える所が嬉しく

そして愛しいことだね

そんなことを考えつつ歩き始める

俺が

「どこに行きたい?」

と聞くと

一佳が

「C組の心霊迷宮行ってみたいかな」

と言ったので俺は

「じゃあ、行ってみようか

2人もそれで良いか?」

と言う

すると唯は頷き

ねじれは

「良いよ~

離れないでね?」

と言った

行くのは良いけど怖いから離れんといてっちゅう訳やな

可愛え(かわええ)奴やな

そんなことを考えている間に心霊迷宮に到着

4人で入っていく

ちなみに右腕にねじれが左腕に唯が掴まっている

まぁ脅かしに反応はしないと言うか

そこまで驚く要素がないと言ったところだった

だが2人の可愛え姿が見れたんやから得やったな

何て考えている間に出口に到着

外に出ると丁度良く響香と百が居た

「警備は終わったの?桜花」

そう聞いてくる響香に俺は

「あぁ、俺が警備に入ってないといけない時間は終わったよ

皆と回りつつ2人を探してた所だ

じゃあ、来れなかったルミを除いてだけど全員揃ったことだ

全員でいろんな所を回ろう」

と返した

その後、多くのクラスを回り

現在は午後5時、ミスコンの結果発表の時だ

「今年はどうなるかな!?桜花くんはどう思うかい?」

そう聞いてくる通形先輩に俺は

「俺がその問いに答えると私情しか入らないので回答は控えておきますね」

と答える

すると先輩は

「そうかい

まぁ君が望む結果になると良いね!!」

と言ってくれた

俺もそう思う

俺は2人の男だ

俺が望むのは2人が認められること

そして2人が平和で安全であること

それは他の4人にも同じことが言える

俺は俺の最愛達皆須く安寧を謳歌することを願うのだ

そしてその為にこの拳を振るうのだ

そんなことを考えている間に結果発表が終わった

結果は

1位、ねじれ

2位、絢爛崎

3位、一佳であった

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