実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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第百十五話 一騎当千 Ⅰ

ー明星桜花sideー

『それではガンバレ拳藤チーム!START!!』

 

開始と同時に歩いて移動を開始しながら感知を続ける。

あちら側は黒色が動き出している。

 

まぁそちらは皆に任せよう

俺が一佳の方へ向かい始めると

小森がこちらに向かって歩き始め、一佳と黒色も散り散りになって動き始めた。

小森が移動するのに合わせて、周囲を徐々にキノコが覆い始める。

動き始めたか

さて、始めよう

ここから先は俺の独壇場だ

「炎魔」

 

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炎魔を発動し、顕現させる

辺りには熱気が充満し、熱風が吹き荒ぶ

湿気の充満していたフィールドは一気に乾燥し

菌類も全く繁殖しなくなる

それを確認して俺は再び一佳の下へ向かった

 

 

ー拳藤一佳sideー

小森が動き出したと同時に私の右前方で炎の柱が立ち上ぼり、熱風が吹き荒れた

それと同時に小森の行動で湿気の充満していたフィールドは一気に乾燥した

やられたな、桜花に全部ひっくり返された

ただ桜花の場所は割れた

今も尚立ち上る炎の柱で位置は簡単に把握できる

勝てるかは分からないけど一矢報いなきゃね

 

 

ー明星桜花sideー

一気に突き進み一佳と睨み合う

「一応言っておく降伏なら今のうちだぞ、一佳」

俺がそう言うと一佳は

「するわけ無いだろ?

一矢報いさせてもらうよ!!」

と返してくる

それに俺は

「だろうと思ったよ

さぁ来い!!加減は無しだ

抗って見せろ!!」

と言う

すると一佳は

「勿論………だ!!」

お言って大拳による掌底を放ってくる

俺はそれに拳を合わせて相殺する

そしてウェオ*1に正面から攻撃の当たらないギリギリの手前に飛び掛からせ

その隙に裏に回る

そのまま一佳の首筋に手刀を当てて無力化した

 

 

ー相澤消太sideー

 

「あ   っと!小森が広範囲攻撃で制するかと思われたが一瞬にして明星に粉砕されてしまったぁぁ!!

その後に拳藤が一矢報いんと近接戦闘に持ち込むが!!

明星!傷の残らない手刀で気絶させて無力化ぁ!!

流石彼氏!!戦闘時でも愛が溢れ出ている  !!」

ブラドにしては公正な実況をしているが

まぁあいつはそう言う奴だ

戦闘時でも己の愛する者への配慮を忘れない

そして一手で盤面をひっくり返してしまう

あいつはそんな男だ

まぁだからこそ信頼しているし信用もしている

とそんなことを考えている間に残る3人も制圧、確保された

まぁひとつ言うことがあるとすれば被害範囲がデカすぎると言ったところか

各所の鉄パイプが熔けてズタズタになっており、

さらに常闇の黒影(ダークシャドウ)や吹出のオノマトペでボロボロだ

これはステージは移動だな

 

 

「えー、ではステージちょっと移動させまして、次行くぞ!第3セット!準備を!!」

ブラドがそんな合図をして第3セットの者は移動を始める

*1
炎魔で顕現した炎の魔獣、ウェオウルフ

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