実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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第百十七話 一騎当千 Ⅱ

ー明星桜花sideー

第4セットは瀬呂、砂藤、耳郎、爆豪 対 泡瀬、鎌切、取蔭、凡戸

現在の進行を見るに爆豪らの作戦は速攻、電撃戦だろう

響香が索敵をしつつ移動、それを砂藤がカバーしながら行動し、先行する爆豪を機動力のある瀬呂が補佐

敵に動きがあればインカムを通して響香が報告

それに応じて爆豪が動きを変える

適宜動きを変える爆豪に他の3人も良くついていけている

悪くないチームアップだったようだ

とそんなことを考えている間に

爆豪、瀬呂の先遣隊が泡瀬、鎌切、凡戸の3名と接敵

爆豪の目眩ましを合図に瀬呂が凡戸と鎌切を拘束

爆豪が泡瀬と戦闘している間に瀬呂が拘束した2名を投獄

現在確保数は2ー0

セット数は3ー1このまま行けばA組の勝利は確実

しかし爆豪が狙うのは……

 

4ー0での完全なる勝利

ならば後は爆豪の戦闘能力と響香の索敵に懸かっている

 

 

 

ー耳郎響香sideー

さて試合も終盤に近づき残る相手は爆豪が戦っている泡瀬とまだ姿を現していない取蔭だけ

泡瀬は放っといても爆豪が何とかするだろうから

私は取蔭を探そうかな

うまく索敵の妨害をされてるけど集中すれば見分けられる

ここで見つけれないなら何のために訓練してきた

ここが見せ場、正念場だ

奮え!イヤホン=ジャック!!

自分のために!勝利のために!

 

 

five minutes later

 

 

見つけた!!

 

「爆豪!2時の方向、空中に居る!」

私がそう言うと爆豪は走りながら

「瀬呂ォ」

と叫び、そんな爆豪に瀬呂は

「はいよっ」

と言って爆豪を遠心力を用いて投げ

その勢いを利用して飛翔した爆豪は

「後は任せろやァ」

と叫び、取蔭を確保そのまま飛んで監獄まで連行、投獄した

 

 

「試合終了!!4ー0でA組の勝利

爆豪の機動力と戦闘能力と耳郎の索敵能力、瀬呂の対応力、砂藤のタフネスが生かされた素晴らしい戦闘だった

B組の皆も良く頑張った

これからリベンジを果たせるように頑張ろう」

相澤先生のアナウンス*1によって試合終了が告げられた

 

 

ー明星桜花sideー

良く頑張ったな響香

お前の頑張りがその勝利に繋がった

これは誇って良いことだ

だがそれを思うあまりに鍛練を怠ってはそれは続かない

一緒に継続してやろう

帰ったら御褒美だな

好きに選ばせよう

 

爆豪についてはいつも通り

しかし、仲間を省みる言動は以前と変わった点として評価すべきだな

 

瀬呂については流石の対応力

爆豪の「瀬呂」の一言で爆豪を取蔭の方へ投げ飛ばすと言う対応をしたのは素晴らしいと言えよう

 

砂藤については素晴らしい覚悟とタフネス

響香に向かう攻撃を全て受け止め、その場を離れることがなかった

己の役目に徹すると言うのは時に恐ろしくもある

これができると言うのは素晴らしいことだ

*1
ブラドキングから交代した

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