実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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第十話 沈黙の狩人

ーイレイザーヘッドsideー

さて、桜花を保護して五年が経った

今日は久しぶりに桜花を連れて山田とショッピングモールへ出掛ける

「桜花、久しぶりに出掛けるが周囲は警戒しておけよ」

俺はそう言って桜花に警戒を促す

「分かってるさ

全く何故俺が出掛けると事件に巻き込まれるのやら」

桜花はこのように俺の言葉に返した

俺はそれに

「お前が名を上げた所為だ」

と答えた

話している間に山田の車が目の前に止まった

「久しぶりだな、乗れよ」

山田はそう言いながら手招きする

山田の車に乗ってショッピングモールへ向かう

「久しぶりだな、出掛けるのは

来年から中学校だ、頑張れよ」

山田が運転しながら言うと

「あぁ、中学校は問題ないさ

もう中学校の学習の内容は覚えた

後は適当に中学校を過ごすだけだ」

と桜花が返した

それに山田は

「なぁ相澤、こいつどう言う頭してんの?

12歳で中学校の内容終わってんだけど」

と聞いてくる

それに俺は

「知らん」

と簡潔に答えた

そうやって話をしつつ進みショッピングモールへ着いた

車を駐車場に駐車してショッピングモールへ歩く

「行こうか、まずは靴だな」

俺が言うと

「学校の指定はあんのか?」

と山田が聞いてくる

それに俺が

「いや、ないな」

と答えると

「じゃあ今使ってるやつの新しいの買えばいいだろ

今使ってんのは?」

と山田が言う

俺はそれに

「革靴だ」

と答える

それに山田は

「それ運動に支障はねぇのか?」

と聞いてくる

それに桜花が

「いつもこれで走ってるから問題ないと思うよ」

と答えると

山田が

「じゃあそれでいいだろ」

と言った

これで買う靴が決定した

服も指定は無いから今着てるやつで問題ない

「次は鞄だな」

どれにするかな

「鞄の指定はあんのか?」

と山田が聞いてきたので

俺は

「いや、ないな

指定があるのは靴下と体操服ぐらいだ

靴下の指定は白以外は不許可と言うものだけだしな」

と答えた

すると山田は

「じゃあ桜花好きなの選んで来い」

と言って自分は靴下を買いに行っていた

少しして山田は靴下を四足買ってきて

桜花はパイロットケースを持ってきた

まぁ別に問題ないが

桜花が持ってきたパイロットケースを買っている間に山田に靴を買ってきてもらった

体操服は既に買ってある

よし、これで買う必要のあるものは全て買ったな

「じゃあ、帰るぞ」

俺がそう言うと

山田は

「おう、了解」

と言いながら出口へ向かい

桜花は

「夕飯何が良い?」

と聞きながら出口へ向かう

俺は桜花の問いに

「カレー」

と答えながら出口へ向かう

そして、もうすぐ出口に着くと言う所で

出口が吹き飛んでヴィランが二人出てきた

その瞬間、桜花が走り出して右側から

ヴィラン二人の内の一人の側頭部に回し蹴りを喰らわせそのまま流れるようにもう一人の顔面に後ろ蹴りを馳走した

その様子を見てヴィランに対し

かの沈黙の狩人がいる場所で事件を起こすなど馬鹿な奴だと皆思うのだ




明星桜花
プロヒーローイレイザーヘッドの養子にして弟子
イレイザーヘッドに師事してから五年で出掛けている間に30の事件に遭遇し、ヴィランを発見すると同時に無言でただ冷静に意識を刈り取る様を見て
皆彼の事をこう呼ぶのだ
Silent Hunter
沈黙の狩人と
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