実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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第百三十三話 ワールドヒーローズミッション Ⅱ

ーthird personー

作戦開始の合図で飛び出した爆豪は爆速ターボで先に地上に降りそのまま爆速で本部へと一直線に向かった。

すると続けて轟が氷結で滑りながら、緑谷が超パワーで駆け抜け猛スピードで本部へ向かった。

すると門番二人が槍を持って威嚇する。

 

 

 

「と、止まれ!!」

 

 

 

「許可なく立ち入りは…!」

 

 

 

「抵抗すれば容赦はせん!!」

 

 

 

エンデヴァーは、大量の炎を放って強行突破した。

するとエンデヴァーに続いて、他のヒーロー達が乗り込む。

エンデヴァーは、一緒にいた女性ヒーローの一人に声をかける。

 

 

 

「クレア! トリガーボムを探してくれ!」

 

 

 

「わかったわ。『ボヤンス』!」

 

 

 

女性ヒーロー『クレアボヤンス』は、“個性”を発動した。

すると本部内の構造が全て透けて見える。

信者達はヒーロー達が“個性”を発動したのに反応し、抵抗の意思を見せる。

 

 

 

「ここで“個性”を使うなど…」

 

 

すると轟が刃向かってきた信者達を全員凍らせる。

轟は、爆速ターボで駆け抜ける爆豪に声をかける。

 

 

 

「爆豪! 団員のほとんどは“無個性”だ! 手荒い真似は…」

 

「わあっとるわぁ!! 『閃光弾(スタングレネード)』!!!」

 

 

 

爆豪が閃光を放つと信者達が怯み、その隙に轟が信者達を凍らせる。

 

 

一方、“個性”でトリガーボムを探していたクレアボヤンスと連絡を取り合っていたエンデヴァーはというと。

 

 

 

『エンデヴァーおかしいわ! どこにも見当たらない!』

 

 

 

「何だと!? くっ、Bチームフレクトは!?」

 

 

 

エンデヴァーが尋ねると、Bチームのヒーローが応答する。

 

 

 

『間もなく突入する!』

 

 

 

「確保次第トリガーボムのありかを聞き出せ!!」

 

 

ー明星桜花sideー

やれやれトリガーボムは見つからずか

まぁ良いわ

 

「Emperor's Star Team α team(Alpha)、俺に続け

Emperor's Star Team β team(beta)、attack team e team(Echo)、それぞれ担当の部屋を制圧しろ

その際無制限の発砲を許可する

但し、ヒューマライズの構成員は出来る得る限り捕縛せよ」

俺がそう言うと各隊員が

 

「Yes,My Lord」

と応え、行動を開始する

さて、制圧開始だ

α team(Alpha)、行くぞ

警戒しつつ前進する

1部屋ずつ制圧するぞ」

俺の言葉に皆が頷き、行動を開始する

まずは1部屋目

 

「鍵はかかっておらず敵は3名

ドアを蹴破ってフラッシュバンを投げ入れて突入だ」

 

一人がフラッシュバンを用意する

 

Bang!!

 

Boom!!

 

ドアを蹴破り、フラッシュバンの炸裂と共に突入する

 

「武器を捨てて投降しろ!!」

 

「手を上げろ!」

 

構成員に銃口を向けて投降を呼び掛ける

しかし、構成員が銃を向けようとした

その瞬間

 

Dakka-dakka-Dak-dak-dak

 

数名の銃撃により、制圧された

その後明星警備が担当した部屋の制圧は順調に終了した

ヒューマライズの構成員は14名が死亡、6名が重軽傷、18名が投降した

 

 

ーthird personー

エンデヴァーから指示を受けたヒーローは、無線越しに返事をする。

 

 

 

「了解!」

 

 

 

それを聞いていた緑谷は、目の前の扉を睨みつける。

 

 

 

(あの部屋にフレクトターンが…!)

 

 

 

ヒーロー達は、フレクトターンがいるはずの講堂の扉を開けた。

だが、そこにはフレクトターンは既にいなかった。

 

 

 

「クソッ! 指導者不在、周囲の捜索を!」

 

 

 

講堂にフレクトターンがいない事がわかると、ヒーロー達は周囲の捜索にあたった。

結果、世界中にあるヒューマライズの施設のどこからもトリガーボムを発見できなかった。

 

 

 

一方アメリカでは

ホークスが信者達を尋問して得られた情報を本部に報告していた

 

「はい、捕らえた団員達を尋問しましたが、トリガーボムの保管場所を知る者は一人もいませんでした。というか、存在すら知りません。他の施設の団員も同様のようです。先のテロ事件は、ヒューマライズの指導者フレクト直属の者達による犯行である可能性が高いと思われます」

 

 

 

その頃、司令部では。

長官は、ホークスからの報告を受けて拳を固く握りしめる。

するとオールマイトが長官に話しかけた。

 

 

 

「長官。我々が知らない別の施設があるのかも」

 

 

 

「こちらの動きを察し、トリガーボムを事前に…」

 

 

 

長官は、少し考え込んだかと思うと、世界中にいるヒーローに指示を出した。

 

 

 

「各チームは現地で待機! ヒーローの増員を要請しつつ、ヒューマライズの隠し施設を探り出せ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、世界規模のミッションが行われている中、オセオン国内の森の奥では。

眼帯の男アラン・ケイが布に包まれた何かを脇に抱えながら必死に走っていた。

 

 

 

(届けなくては…このままでは…世界が滅亡してしまう…!)

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