ー明星桜花sideー
緑谷達と合流しようとしていた俺達3人は目立たないよう私服に着替え、クレイド行きの列車に乗っていた。
「あ? ケースを取り違えただぁ?」
爆豪が尋ねると、轟が話す。
「ああ。敵ヴィランが奪った宝石が入ったケース…そのケースを緑谷と相澤は途中で取り違えたらしい。今、二人が持っているケースの元の持ち主はヒューマライズの団員だ」
「で、恐らくだが今二人が持っているケースの中身はヒューマライズ関連だ」
轟に続いて俺が言うと、爆豪が俺達に尋ねる。
「警察がクソデク達を追いかけ回してるのも、そのせいか?」
「恐らくな。そのケース、かなり重要なモノなんだろ。そうじゃなきゃここまで大規模に警察は動かねえ」
爆豪が尋ねると、轟が答える。
すると爆豪が推測を話した。
「…警察の中にも団員がいるな」
そんな爆豪の推測に俺は
「だろうな…
警察庁長官は確実に団員だろう
今うちの諜報部隊の一部が捜査してる
勿論裏でだが」
と言った
すると轟も続けて言った。
「ああ、どこにヒューマライズの目が光ってるかわからない.慎重に行動するぞ」
「勿論だ」
「命令すんな」
轟の言に俺は頷き、爆豪は反発した。
Time passed, and as I got closer to Kraid...
「ヘリのローター音がするな」
俺がそう言うと爆豪が
「あ?」
要領得ずと言った感じで返してきた
それに俺は
「この付近にうちのヘリは飛んでない筈だ」
と付け加える
すると轟が
「じゃああのヘリは軍か
と言う
それに俺は
「あぁ、そしてこの辺りの国の軍のヘリはあれじゃない
軍なら単独で飛行はしないし、そもそも機種が違う
つまりあれは敵だ」
と答えた
すると爆豪が
「ならブッ潰す!!」
と言って飛び出した
「やれやれ、さぁ行こうか」
「あぁ」
俺達2人もそう言って列車から飛び降りて爆豪を追う
ヘリに乗っている敵が俺達に気付き、攻撃を仕掛けてくる
だがその攻撃を俺が防ぎ、その間に爆豪がヘリを墜とした
墜落したヘリに乗っていた敵は轟が確保した
すると後ろから聞きなれた声が聞こえる
「轟君!明星君!かっちゃん!」
「轟、爆豪、ここは任した
俺は先に緑谷と合流する」
俺がそう言うと
「あぁ」
「命令すんな」
轟は了承し、爆豪はいつも通りだった
「緑谷、あの敵には気付かれてなかったか」
俺がそう言うと緑谷は
「うん、正確には気付かれる前に3人が倒したんだけど」
と答えた
次いで俺は
「で、そいつが電話で行ってた奴だな」
と言った
すると緑谷は
「うん、僕と一緒に犯罪者にされた…ロディっていうんだ」
と答えた
それを聞いて俺がロディとやらに挨拶しようとした瞬間
「んな事より! ケースだ! ヒューマライズ絡みなんだろ!?」
爆豪が勢いよく着地してそう叫ぶと緑谷達が驚く。
「え? ヒューマライズ絡み?」
「ああ。だから俺達はここに来た。有力な情報が手に入る可能性があると踏んで…」
そう言って轟が軽くケースを持ち上げると、緑谷は俯いて少し考え込む。
その時だった。
「あっ!」
ふと何かに気付いた緑谷は、両手でケースを持って底を調べた。
「ん…どうした緑谷?」
「あ…」
「これって…」
緑谷が底を調べると、ケースの底のゴムが一個外れかけている事に気がつく。
そして緑谷は、外れかけたゴムに仕掛けが隠されていた事に気がついた。