実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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第百三十七話 ワールドヒーローズミッション Ⅵ

ーthird personー

さてヒューマライズの隠し施設へ向けて飛行する小型機内で4人のヒーローがその覚悟を固めていた

 

(必ずトリガーボムを止める!)

 

 

(イカれたクソ共をブッ潰す!)

 

 

(絶対に守るんだ…ヒーロー達を、世界を!)

 

 

(今回はヒーローとして責務を果たす)

 

 

 

 

その頃、ヒーローチーム司令部では。

 

 

 

「オセオン派遣チームのヒーロー、ショートからデータが送られてきました。トリガーボムの解除キーを入手したとの事!」

 

 

 

オペレーターが言うと、オールマイトと長官が目を見開く

長官は、オペレーターに尋ねた。

 

 

 

「現在地は!?」

 

 

 

「トリガーボムのメインシステムがある、ヒューマライズの隠し施設へ向かっているようです!」

 

 

 

オペレーターの報告を聞いたオールマイトは、地図が指し示す隠し施設の位置を確認しながら、隠し施設に向かっている4人の無事と健闘を祈った。

 

 

 

 

 

その頃、トリガーボムを探していたエンデヴァーはというと。

 

 

 

「ショートがトリガーボムの解除に向かっただと!?」

 

 

 

司令部からの連絡を受けたエンデヴァーは目を見開く。

すると、バーニンがエンデヴァーに進言する。

 

 

 

「すぐ応援に…!」

 

 

 

「いや、避難誘導と爆弾解除が優先だ!」

 

 

 

エンデヴァーがバーニンの意見に反対すると、クレアボヤンスから通信が入る。

 

 

 

『エンデヴァー!!』

 

 

 

「どうした!?」

 

 

 

『トリガーボムを発見!』

 

 

 

「場所は!?」

 

 

 

『オセオンタワーのノースゲート前に停まっている大型トレーラーの中です!』

 

 

 

クレアボヤンスの報告を受けたエンデヴァーは、他のヒーロー達に指示を出す。

 

 

 

「タワー付近のヒーロー、回収に向かうぞ!」

 

 

 

「「「「了解!!!」」」」

 

 

 

エンデヴァーの指示に、ヒーロー全員が返事をした、その直後だった。

 

 

 

『キャア!!』

 

 

 

「クレア!?」

 

 

 

突然、クレアボヤンスの悲鳴が聞こえた。

その声にエンデヴァーが反応した次の瞬間には、エンデヴァー、バーニン、そして飛行系のサイドキックの3人が緑色の鞭のようなもので絡め取られていた。

 

 

 

「こ、これは!?」

 

 

 

 

 

 

一方、日本チームはと言うと

 

「桜花達が爆弾の解除に……

いや、今私がやるべきはトリガーボムの捜索

それ以外は後で良い」

 

耳郎はそう呟いて索敵を継続した

そして障子は

 

「頼むぞ、緑谷、爆豪、轟、明星」

 

と呟きながら索敵を継続していた

するとその時、ギャングオルカがトリガーボムを発見した。

 

 

 

「トリガーボム、発見!! あの貨物列車の前から3番目!! コンテナの中だ!!」

 

 

 

「よっしゃ!」

 

 

 

ギャングオルカが位置を知らせると、ファットガムと天喰が列車の上に降り立つ。

だが二人の目の前にはヒューマライズの団員が三人立ちはだかり、そのうちの一人が両腕をドリルに変形させた。

 

 

 

「敵!? 何で!?」

 

 

 

天喰が驚いていると、さらに背後にも団員が数人現れる。

 

 

 

「チッ、護衛がおんのかい!」

 

 

するとその瞬間、上から銃声が聞こえ、鉛玉の雨が降り注いだ

明星警備の『attack team』の『z team(Zeta)が空挺降下で展開しながら

銃撃を浴びせたのだ

それと同時にα team(Alpha)』と『β team(beta)を率いた氷室が部隊と共に包囲し敵の大半を射殺/捕縛した

 

 

 

その頃、フランスでは。

 

 

 

「ウラビティ! フロッピー! トリガーボムを安全な場所に!」

 

 

 

「はい!」

 

 

 

「ケロ!」

 

 

 

リューキュウが竜化して、サーベルタイガー化した団員を押さえながら麗日と蛙吹に指示を出すと、二人は返事をしながらトリガーボムが積まれているトレーラーに向かう。

 

 

 

(デクくん達が爆弾を止めてくれるって信じる! でも今は、私達にできる事を!!)

 

 

 

麗日が目的のトレーラーに向かうと、トレーラーの天井を破って三人の団員が立ち塞がる。

だが麗日は、お構いなしに突進した。

 

 

 

「どけえええっ!!」

 

 

 

明星警備の部隊も周囲に展開していたが団員に阻まれて援護できずにいた

 

 

 

 

 

その頃、司令部では

明星警備の部隊が敵に銃撃を始め、エンデヴァーが炎を放っている映像が表示される。

だが今度は、ビームを放つ団員が現れた。

 

 

 

「各チーム、トリガーボムを発見していますが、ヒューマライズの抵抗を受けて回収できません!」

 

 

 

モニターに、各地で苦戦しているヒーローチームが映し出された。

さらには、タイムリミットまで迫っていた。

 

 

 

「リミットまで30分を切りました…!」

 

 

 

オペレーターが報告をするとオールマイトは、ヒーロー達が命懸けで戦っているのに自分はその場にいる事すらできない歯痒さを、脇腹を抑えながら耐えていた。

 

 

 

(ヒーロー達も必死に闘っている…頼むぞ……未来のヒーロー達よ!)

 

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