ーthird person ー
今日も午前5時に起床した桜花は朝食を食べて
エルヴィンの運転で響香の家へ向かう
そして、響香を乗せて雄英へ向かうのであった
On this day, the hunter will share his horrific past along with his "personality".
ー明星桜花sideー
「よし…着いたな」
はぁ…全く昨日は仕事しすぎたな
時間を忘れてやってしまった
はぁ…まさにワーカホリックだな
とそんなことを考えつつ教室に入る
響香と話していると上鳴、飯田、緑谷、麗日、八百万が合流し雑談を続ける
「そういえばあんたの“個性”って何なの?」
雑談の途中ふと響香が聞いてくる
「そうか、そういえば教えてなかったか
…そうだなその話をするには少し昔話が必要だろう」
俺がそう言うと
「昔話?なんで?」
上鳴がそう問うてくる
俺はそれに
「その話が関係してるからだよ
今から話す昔話…緑谷なら知ってるかもしれないな」
そう返す
そして続けて
「俺が五歳の頃の話だ
あれは休みの日だった
俺は轟音を聞いて目を覚ました
何の音か確かめるために
俺は二階の自分の部屋から出て一階に降りた
そこで目にしたのは
心臓を貫かれ、血を流して倒れる両親の姿だった
その事件は死者二名、行方不明一名、犯人は逃走
そんな結果で終わった
行方不明の一名は誘拐された俺だ
そして、死者の二名は俺の両親
明星桜魔と明星天花の二人だ
ここまで来たら緑谷はこの事件がなにか分かるだろう
そして、誘拐された俺は
複数の“個性”の所持に関する人体実験の実験体として利用されたようだ
その実験で俺は14の“個性”を与えられた
普通なら“個性”が制御できずに暴走する
だが俺はもともとの“個性”のおかげで制御できた
それを知った俺を誘拐した敵*1は耐久実験を始めた
チェーンソー、爆発物、銃火器…様々なもので俺の身体を壊していった
だが俺は与えられた“個性”によって死ぬことができない
まさに地獄、まぁ今となってはそれでよかったが
そして、二年間地獄は続いた
誘拐されてから二年経った日
ヒーローが突入してきた
俺はいろいろ壊されてぼろぼろだったが
ヒーローによって保護された
で、その後はイレイザーヘッドの養子となり今に至る
というわけだ」
と具体的に何をされたかは言わずに説明した
すると響香は抱きついてくる
上鳴、緑谷、麗日は青褪めており
八百万、飯田は
「よくぞ二年も…」と言って涙している
その殆ど*2を無視して俺は続ける
「というわけで俺には“個性”が16ある
その詳細はこれだ」
そう言って俺は“個性”の名称と詳細が書かれた紙を置く
読み終わったもの達は
「最強かよ」とか
「いくら“個性”があるからって無茶しすぎだよ?」とか
「戦闘に索敵、救助にもある程度使える“個性”隙がないな」などと感想を言う
俺はそれに
「まぁおかげで右目は見えんなったが」
となんでもないように言うと
皆は「えっ?!」と喫驚したようだった