実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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On the day of the end of term exam, Hunter and his classmates show their abilities and the results of their hard work to their teachers.


第五十三話 期末試験 3

ー明星桜花sideー

勉強会から時は過ぎ去り試験当日

勉強会は結局午後からの参加になったが

あいつらにはしっかり叩き込んだ筆記で赤点はないはずだ

実技は多少揉んでやったが問題ないとは言い切れない

イレイザーの動きからして今回は例年通りではないだろう

つまり対ロボット戦闘以外の何か…となれば恐らく対人戦闘

直近の状況を鑑みても対人戦闘だろう

対人戦闘は瞬時の判断が物を言う

瞬時にどれだけ正しい判断ができるか

あいつらはそれができると言い切れんからなんとも言えんな

そんなことを考えている間に筆記試験が始まった

さて、どんなものかね

 

 

 

 

 

「試験終了   !!」

数時間後マイクの試験終了の合図で筆記試験が終了

俺は問題ないと自信を持って言える

さて次は実技だな

ふむ…やはり対人戦闘だったか

俺の相手は13号先生か

まぁ問題あるまい

やることは変わらんのだ

 

 

 

13号先生から説明を受けつつ試験会場へ移動する

そして、到着後位置に着くと

「明星、麗日チーム‥試験開始」

と言うアナウンスが響く

それと同時に俺と麗日はゲートへ向けて走り出す

「ゲートに行くんは良いんやけど撤退するってこと?」

と走りながら麗日が聞いてきたので

俺は

「然に非ず、13号先生の“個性”を鑑みれば最善手は防御

守りを固める事、則ちゲート前で待ち構える事

俺の狙いはゲート前で待ち構える13号先生を確保することだ

13号先生を発見したら俺が白虎になって突撃する

麗日は白虎の巨躯に隠れて至近まで接近、確保してくれ」

と走りながら作戦の概要を説明する

麗日はそれに

「なるほど、了解」

と理解を示す

 

そして走り続けゲートの付近まで進む

ここで俺は“個性”白虎を発動し白虎の姿に

その巨躯で麗日の姿を隠しつつ突撃する

そんな俺に向けて13号先生は

「真っ直ぐ猪突してくるとは舐められたものですね」

と言いながらブラックホールをこちらに向ける

俺はそれを無視して吶喊し至近まで接近する

そこで俺は跳び上がり白虎の巨躯に隠れていた麗日が姿を現す

同時に“個性”を発動した麗日が一気に近付き

「ガンヘットマーシャルアーツ!」

と言いながら13号先生を組み伏せ確保した

と同時に

「明星、麗日チーム‥条件クリア」

とアナウンスが鳴った

「作戦通り、gute Arbeit*1,麗日」

「ありがとう、お疲れ様,明星君」

と言い合って拳を合わせた

その後観戦室へ入ると

「流石だね、桜花」

と耳郎に言われた

俺はそれに

「当たり前だろう?

無様は見せんさ」

と返す

八百万には

「迅速な作戦立案と実行、その判断力

どれをとっても流石としか言いようがありません

ですが自己犠牲の上に成り立つ作戦はよろしくありませんわ

帰ったら説教ですからね」

と言われてしまった

俺はそれに

「これは困ったな

分かったよ、甘んじて受けるさ」

と受け入れることにした

まぁ反論できんしな

はぁ三人全員に怒られそうだ

*1
日本語訳 お疲れ様

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