実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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A scene in the bathroom


第六十三話 林間合宿 3

ーイレイザーヘッドsideー

うちのクラスの連中が夕食を食べている間にプッシーキャッツと打ち合わせをする

「そう言えば風呂なんだけど

時間ずらすとか対応しなくても大丈夫なの?

1人性欲の権化がいるんでしょ?」

打ち合わせ中に唐突にマンダレイがそう聞いてくる

俺はそれに

「ええ構いません

その場で覗きなんてしようものなら

即刻桜花がキレて怒鳴り散らかした後にこの世の何よりも恐ろしい長い説教が始まるんで

まぁ桜花の怒号が聞こえたら

それから5時間から8時間は男湯は使えませんが」

と説明する

するとマンダレイは

「まぁならいいんだけど

と言うかその言い方あんた説教喰らったことあるね?」

と聞いてくる

俺はそれに

「まぁ…はい

桜花が引っ越してから面倒臭くて栄養補給ゼリーで食事すませてたら8時間ぶっ通しで説教されました

ついでにその後ミッドナイトさんとジョーク*1がほぼ毎日確認に来るようになりました」

と白状するとほぼ全員に大爆笑された

 

 

 

In the bathroom

 

ー明星桜花sideー

風呂の時間になった為皆が脱衣所で服を脱ぎ

風呂場に入っていく

そして俺が体を洗い

ゆっくりと湯に浸かっていると

 

「おい、峰田!止めろって」*2

 

「峰田!頼むから止めろって!馬鹿!」*3

2人のそんな声が聞こえたので

そちらを見てみると峰田が“個性”を使って

男湯と女湯を隔てる壁を上っていた

そこに飯田が

「止めたまえ峰田君!

君の行動は女性陣を貶める恥ずべき行動だ!」

と制止する

峰田はそれを無視して

「止めんなよなぁ!!

この先に男のロマンがあるんだよぉ!」

と言いながら更に上っていく

一向に止まる気配はなく

俺としてはそれを許すわけにはいかないし

正直腸が煮えくり返るような気分だ

そして怒りを露にしつつ俺が立ち上がると

*4は一目散に風呂を出て脱衣所へ向かう

そして俺は峰田に近づき

てめぇ何馬鹿さらしとんじゃあ阿保んだらぁ!

ちったぁ考えてから行動せんかい馬鹿たれが

てめぇが覗こうとした先に誰が居るか…分かるよな?分からねぇとは言わせねぇぞ

この先にはのお俺の女が居るんだよ!!てめぇそれも考えねぇで下らねぇことすんじゃねぇ馬鹿野郎

はぁ……取り敢えず下りてこいや

俺がそう怒鳴ると峰田は震えて下りてくる

そして俺は下りてきた峰田に説教を始めるのだった

 

 

ー耳郎響香sideー

体を洗い皆が風呂に浸かっていると突然

てめぇ何馬鹿さらしとんじゃあ阿保んだらぁ!

ちったぁ考えてから行動せんかい馬鹿たれが

てめぇが覗こうとした先に誰が居るか…分かるよな?分からねぇとは言わせねぇぞ

この先にはのお俺の女が居るんだよ!!てめぇそれも考えねぇで下らねぇことすんじゃねぇ馬鹿野郎

と言う桜花の怒号が聞こえた

まぁ桜花がキレた理由は分かりきっているが

「あら、本気で怒っていらっしゃいますわね桜花さん」*5

 

「そうだねぇ、ガチギレだね…これは」*6

 

「桜花のガチギレ初めて見たなぁ」*7

 

「まぁ過去に一度しかガチギレはしたことないしね」*8

 

「1回あるの!?」*9

 

「うん、雄英入学前に桜花が引っ越した後の相澤先生の生活習慣が悪すぎて怒った後に8時間説教してたね」*10

 

「はっ8時間……」*11

 

「で今回は誰に何で怒ってるわけ?」*12

 

「まぁ分かりきってるでしょ」*13

 

「ええ、どうせ峰田さんが覗こうとして

桜花さんの逆鱗に触れただけですわ」*14

 

「まぁ十中八九説教8時間コースだね」*15

 

「馬鹿だねぇ」*16

 

「自業自得よ」*17

 


eight hours later

「はぁやっと終わった」*18

 

「お?やっと出たか」*19

 

「え?」*20

 

「桜花に絞られた後だとは思うが一応俺からも指導だ

林間合宿の間に赤点組と共に補習を受けること

そして反省文100枚を提出すること

反省文は明後日の朝には出せよ」*21

 

「そんなぁ…」*22

*1
Ms.ジョーク

*2
瀬呂

*3
上鳴

*4
峰田以外

*5
八百万

*6
耳郎

*7
芦戸

*8
耳郎

*9
葉隠

*10
耳郎

*11
芦戸、葉隠、麗日

*12
芦戸

*13
耳郎

*14
八百万

*15
耳郎

*16
麗日

*17
蛙吹

*18
峰田

*19
イレイザー

*20
峰田

*21
イレイザー

*22
峰田

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