実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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第六十八話 圧縮訓練

ー明星桜花sideー

翌日朝、ホームルームが始まり

イレイザーは

「明星*1以外には昨日話したと思うが

ヒーロー科一年A組は仮免取得を当面の目標にする」

と言い、続けて

「ヒーロー免許ってのは人命に直接関わる責任重大な資格だ

当然取得のための試験はとても厳しい

仮免といえどその合格率は例年5割を切る」

と言った

最後の言葉に峰田が

「仮免でそんなきついのかよ」

と反応したのを横目に

イレイザーはこう言った

「そこで今日から君らには1人最低でも2つ………

必殺技を作ってもらう」

それ同時にミッドナイト、エクトプラズム、セメントスが入ってくる

そして

エクトプラズムが、

「必殺、これすなわち

必勝の型、技のことなり」

と言い、続いて

セメントスが

「その身に染みつかせた技、型は他の追随を許さない

戦闘とはいかに自分の得意を押し付けるか」

と言う、最後に

ミッドナイトが

「技は己を象徴する

今日日必殺技を持たないプロヒーローなど絶滅危惧種よ」

と続けた

その後に

イレイザーが

「詳しい話は実演を交え合理的に行いたい

コスチュームに着替え体育館γに集合だ」

と締めた

 

体育館γに皆が集まり、

イレイザーが

「体育館γ…通称トレーニングの台所ランド…略してTDL」

と言い、続いて

セメントスが、

「ここは俺考案の施設

生徒一人一人に合わせた地形やものを用意できる

台所ってのはそう言う意味だよ」

と言った

その後は幾つか説明があり、訓練が開始された

 

取り敢えずセメントの壁を造ってもらい

それに向けて

「炎龍掌ー遅炎打!!」

と言いながら掌底を放つ

掌底が当たるとセメントの壁が少し崩れ

次の遅れて放たれる炎によって完全に砕け散る

続いて2つ目の壁に

「炎龍拳ー飛炎龍拳!!」

と言って拳を打ち込むと同時に纏っていた炎が打ち出され

10mほど飛んで掻き消えた

次は3つ目の壁に

「炎龍脚ー飛炎刃!」

と言い、蹴りを放つと同時に纏っていた炎が炎の刃として打ち出される

それによりセメントの壁は両断された

最後に4つ目の壁に掌を合わせ

「炎龍掌ー豪炎発勁」

と言って炎を纏わせた打撃を打ち出す

するとセメントの壁ら一瞬にして砕け散った

 


夕方、自由時間 寮にて

ー明星桜花sideー

共有スペースに置いてあるソファに座って珈琲*2を飲んでいると

隣に響香が座り、何を言うでもなく俺の肩に頭を乗せている

ただ互いに充実した時間を過ごすだけ

*1
仕事をし過ぎて寝かしつけられていたため

学校は強制的に休まされた

*2
エルヴィンが淹れたもの

エルヴィンのみ寮に連れてきている




新技は『第零話 必殺技一覧』を参照下さい
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