実験に利用された挙句捨てられた少年   作:明星桜花

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Der Jäger reist beruflich nach Deutschland.


閑話 Reise nach Deutschland
第七十二話 Der Jäger reist nach Deutschland


ー明星桜花sideー

仮免試験の後一週間ほど休みとなった

この一週間でドイツの企業、Volkswagenとの打ち合わせを行うため、ドイツへ渡航する

外出届を出して、空港へエルヴィンの運転で向かっていると敵を発見した

そこにはB組の拳藤と小大もいるようだった

「エルヴィン、停めてくれ」

俺はそう言って車を停めさせる

そして車から降り、敵の方へ走る

敵の“個性”は『獄炎』、地獄の炎を操るものだ

公安が追っている国際指名手配犯

名はHermann Leyen Guderian*1

ヴィラン名Hell Tyrant *2

ドイツ出身の殺し屋で活動範囲はヨーロッパ、東南アジア、北アメリカだ

即刻確保する必要がある

いかん!ヘルタイラントが獄炎を撃ち出しよった

標的は拳藤、小大の二人

間に合え!

「Hell Tyrant!!!」

そう叫びながら近付き

「炎龍脚ー獄炎裂下!」

そう言って獄炎を纏う蹴りをヘルタイラントが放った獄炎諸共地面に放つ

そして、続けて

「炎龍掌!!」

と言って掌底を放つと同時に纏っていた炎を打ち出す

俺の掌底が当たると同時にヘルタイラントの長剣が俺の左腕を斬り飛ばした

が俺は掌を合わせたまま

「炎龍掌ー豪炎発勁!」

と言って発勁を放った

これによりヘルタイラントは気絶し、確保する事ができた

俺はすぐに指示を出す

「エルヴィン!警察に連絡しろ!

Hell Tyrantを確保したと言え!」

そう言うとエルヴィンは

「Yes, my lord」*3

と言って警察に連絡をし始める

それを確認してから俺は拳藤達に話しかける

「お前ら、無事か!?」

俺がそう言うと

「いや私らの心配してる場合か!?」

と拳藤が言うので

「いやこの程度問題ない

そもそも俺は死なんのでな

そんなことよりも怪我はないか」*4

と返す

それに拳藤は

「そうかよ、まぁいいよ

怪我はない、ありがとな」

と言う

そんな拳藤に小大が

「ん」

と拳藤の袖をつまんで言うと

「うん?あぁ良いかもね

そうしようか」

と言う

そして続けて

「なぁ明星、お前さえ良ければ外出中の世話を私らにさせてよ」

と言ってくる

まぁ正直ありがたいがしかしこれからドイツだからな

そう考えつつ

「それはありがたいが俺はこれからドイツへ行くのだが問題ないか?」

と聞く

すると拳藤が

「先生に連絡できれば問題ないよ」

と答える

なので俺はイレイザーに電話をかけて

「B組の拳藤と小大がドイツについてくることになったからブラドキングに伝えといて」

と言う

するとイレイザーは

『分かった、拳藤達に帰ったら経緯を説明する様に伝えといてくれ』

と言って電話を切った

俺はすぐに

「だそうだ」

と言う

すると拳藤が

「了解」

と言った

そうこうしているうちに公安が到着し

ヘルタイラントを引き渡した

そして俺達は車に乗り空港へ向かう

俺が時計を確認するとフライト時刻になんとか間に合いそうな時間だった

そして空港に到着

俺達は旅客機*5に搭乗しドイツへと飛び立つのであった

*1
ヘルマン=ライエン=グデーリアン(独)

*2
ヘルタイラント(英)

*3
意訳 はい、我が主

*4
死にはしないが“個性”獄炎には再生抑制の効果がある為再生はできない

効果期間 約一週間

*5
ファーストクラス

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