ー明星桜花sideー
病院に到着し、受付へ向かう
そして俺の担当医を通して個室病棟に入る
個室に入ってから担当医の草薙先生に
「さて、明星さん…
何があれば腹部にそんな風穴が開くんですか」
と呆れ気味に聞かれる
俺はそれに
「敵との戦闘で味方を庇って腹に一発受けまして…」
と答える
すると先生は
「はぁ…まぁ良いです
傷が再生するまでは絶対安静
再生しても一週間は激しい運動はしないで下さいね
どこかに行かれる際も誰かに付き添ってもらって下さい」
と言う
それに俺は
「はい、分かってます
流石に血を流しすぎました」
と答える
すると先生は
「よろしい」
と言って部屋を出た
さて、俺は皆に連絡しておこうかね
『全体連絡、戦傷の為入院
以前と同様の病室故に必要とあらば訪ねるように』
これで良いか
さて俺は少し寝るとしよう
ー耳郎響香sideー
今は二限目のヒーロー情報学が終わり、休み時間
麗日達*1と話していると
私とヤオモモのスマホにメールが届く
『全体連絡、戦傷の為入院
以前と同様の病室故に必要とあらば訪ねるように』
戦傷の為入院…ね
またか、まぁ桜花なら私達を置いては逝かないだろうけど
全く信じてるとは言っても心配しないわけじゃないってのに
帰ったらパソコン持ってかないと
後は幾つか資料もいるかな
どの資料がいるかは後で本人に聞こうかな
いや資料はヤオモモに任せて私は着替えとパソコンを持ってこうかな
と考えつつヤオモモに目配せし
「ヤオモモ、桜花に必要な資料を聞いて持っていってくれない?
私は着替えとパソコンを持っていくから」
と言うと
ヤオモモは
「ええ、分かりましたわ
帰りましたらすぐに」
と答える
それを聞いて麗日が
「響香ちゃんどうしたん?」
と聞いてきたので
私は
「うん、桜花が敵との戦闘で負傷して入院だってさ」
と答える
それに飯田が
「大丈夫なのか!?」
と動揺する
それにヤオモモは
「まぁ桜花さんですから
大丈夫でしょう、心配なのには変わりませんけど」
と言う
それに続いて私が
「まぁ桜花のことだから
明日には病室で仕事してるよ」
と言うと
緑谷が
「あはは…明星君らしいや」
と呆れていた
Eleven hours have passed
ー明星桜花sideー
あれから11時間が経過し、リュウキュウと波動先輩が病室に来た
それと同時にエルヴィンが退室する
退室するエルヴィンに俺は
「エルヴィン、おそらく響香達が来るだろう
出迎えてくれ」
と言う
それにエルヴィンは退室しつつ
「承知致しました」
と答えた
そして俺は
「では本題に入りましょうか、リュウキュウ」
とリュウキュウに言う
するとリュウキュウは
「そうね、本題に入りましょう
まず、ねじれちゃんを守ってくれたこと感謝するわ
ありがとう」
と言う
それに俺は
「いえ、戦力保持の観点から見て
俺が受けた方が後の復帰も早い
それ故俺が受けた
それだけのこと感謝には及びません
それに言ったでしょう?
御評価に見合う働きを約束致しますと」
と答える
するとリュウキュウは
「そう、じゃあ続けましょう
次にあなたが最後に行動不能にした敵なのだけれど
指定敵団体、死穢八斎會の下部組織の組員だったわ
まぁやる前に離脱届出してたみたいだけど」
と言った
俺はそれに
「やはり組織の一員でしたか
まぁこれを理由に上を捕まえることは難しそうですが」
と言う
するとリュウキュウは
「そうね、まぁ取り敢えず今は安静にしているようにね」
とだけ言って退室した