ー明星桜花sideー
3日目、昨日と同じく朝食を食べてからチェックアウトを済ませてCaravelleに乗る
そして今日の最初の目的地、Keukenhof-tuinen*1へ向かう
Keukenhofまでは約45分の移動だ
Vijfenveertig minuten later
Keukenhofに到着し、園内を回る
春のオランダの象徴を見て回りながら
俺は
「Keukenhofと言うのはオランダ語で台所の庭を意味するんだ
ここKeukenhofの起源は15世紀
もともとはジャクリーヌ・ド・バヴィエール伯爵夫人の領地の一部で、彼女の城のキッチンで使うためのハーブや野菜を栽培していたことから、この名前が付いたとされているんだ
現在の公園の基礎となる『風景庭園』のスタイルは、アムステルダムのフォンデル公園も手がけた造園家ゾッハー父子によって設計されたものなんだよね
これは1857年の物だったかな
そして1949年、当時のリッセ市長と10人の球根生産者たちが、『オランダの球根産業を世界にアピールするための屋外展示場』として活用することを提案して
翌年の1950年に初めて一般公開され、初年度から大成功を収めたんだ
そしてこのKeukenhofで見られる花はチューリップだけではない
チューリップの他にもヒヤシンスやムスカリ、ラン、後は水仙、これはナッスィサスとも言うけれどこれらの他の球根植物も見られるんだ」
とKeukenhofについて話す
話し終わる頃には全てを見終わっており
Keukenhofを出る
そしてCaravelleに乗り込み
次の目的地、Paleis Het Loo*2へ向かう
Paleis Het Looまでは約1時間20分の移動だ
één uur en twintig minuten later
Paleis Het Looに到着し宮殿に入る
そして宮殿内部とその庭園を見て回りつつ
俺は
「ここPaleis Het Looは『オランダのヴェルサイユ』とも称されるほど美しい、オランダ王室の離宮なんだ
300年以上の歴史を持っていて
特にその完璧なシンメトリーを誇るバロック様式の庭園は世界的に有名だね
建設の始まりは1684年、オランダ総督ウィレム3世、後のイギリス国王ウィリアム3世が、狩猟を楽しむための領地として購入したのが始まりだね
17世紀から1975年まで、オランダ王室、確か…オラニエ=ナッサウ家だったかな
の夏の離宮として実際に使用されていたんだ
その離宮を1984年に一般公開して
現在は国立博物館として運営されているんだ
そして2018年から数年にわたる大規模な改修を経て、現在は地下に広大な新展示スペースも増設されているね
そして、ここPaleis Het Looの最大の自慢は、宮殿の裏側に広がるオランダ・バロック様式の庭園だね
17世紀当時のデザインを忠実に再現したこの庭園は、どこを切り取っても左右対称だ
これは昨日のVan Loon Museumの庭園と同じく『人間が自然を支配し、秩序をもたらす』という当時の思想を反映しているんだね
低い生垣の垣根を刺繍のような複雑な模様に整えたこのエリアは『パルテール』と呼ばれている
そしてこの噴水は当時の最先端技術を駆使した噴水で
特に『ヴィーナスの噴水』などが有名だね
当時の重力を利用した仕組みが今も維持されているんだよ
実は19世紀、フランス軍、ナポレオンの弟ルイ・ボナパルトがこの地を支配した際に当時の流行だった『風景式庭園』にするために、この美しいバロック庭園を土で埋めてしまったことがあってね
そんなわけで現在の庭園は、1980年代に発掘・復元されたものなんだよね」
とこの宮殿と庭園について話す
そうしている間に全て見終わり
Paleis Het Looを出る
そしてCaravelleに乗り込み
ホテル*3へ帰る
ホテルまでの移動時間は約1時間10分だ