連合国&枢軸国兵士達の連合島基地物語   作:くろがね四駆

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とりあえずこんな感じ。


無人島漂流編
兵士達の無人島開拓 一話目


 ──太平洋にある無人島。

 

 海の音が静かに浜辺で響いている、此処はごく普通の無人島。

 本来ならば人間等は住んでいないのだが、今回ばかりは事情が違うや様子。

 

日本兵「……」

 

ドイツ兵「……」

 

イタリア兵「……」

 

日独伊「「「此処って……何処だ?」」」

 

日本兵「ていうか、なんでドイツ兵とイタリア兵が俺の目の前にいるんだ?」

 

イタリア兵「こっちのセリフだよ、なんでジャポネーゼの兵士がいるのさ」

 

ドイツ兵「まったくだ、しかしヤーパンの兵士はともかく……、何故裏切り者のイタリア兵がいるのだ!?」

 

イタリア兵「俺に言われても……」

 

日本兵「それよりも先に、此処が何処なのかを調査しなきゃだぞ?」

 

ドイツ兵「む、確かにその通りだ。 ヤーパンは頭が回るようだな」

 

日本兵「見る限りだと無人島のようだが……」

 

ドイツ兵「その前に思っていたんだが、俺って戦死したはずじゃなかったのか?」

 

イタリア兵「俺も戦死したはずなんだよねぇ」

 

日本兵「戦死した理由を思い出したら俺達が此処にいる理由もわかるんじゃないか?」

 

ドイツ兵「あー、俺は確か赤軍の対空砲で自慢のJu 87ごと撃墜されたんだったか」

 

日本兵「俺は支那事変で頭を撃たれて戦死したんだったな」

 

イタリア兵「俺は戦車に乗ってて、空から爆弾が落ちてきて直撃……」

 

日独伊「「「……此処はあの世か?」」」

 

ドイツ兵「まずは状況整理だ、俺はドイツ空軍少佐だが……ヤーパンの階級は?」

 

日本兵「俺は陸軍の小隊長で少尉」

 

イタリア兵「俺は陸軍の戦車小隊の隊長で中尉」

 

ドイツ兵「次に、どうして俺とイタリア兵はヤーパンの言葉が理解できているのかだ」

 

日本兵「俺も疑問に思ってたんだ、イタリア語は理解できるが、ドイツ語はまだ上手く覚えられてない」

 

ドイツ兵「うーむ……」

 

イタリア兵「悩むよりもまず、無人島で生き残る方法を探そうよ」

 

ドイツ兵「……そうだな。 まず食料確保だが、魚も近くで泳いでるみたいだし、幸いにも木の実もありそうだ」

 

日本兵「だったら次の段階、この島の探索だな」

 

?「「その必要はないぞ!」」

 

イタリア兵「え、他にも誰かいるの?」

 

日本兵「ゲェーッ!? 鬼畜米英!?」

 

アメリカ兵「HAHAHA! その通り! ヒーローでお馴染み、合衆国陸軍大尉と大英帝国海軍大佐さ!」

 

イギリス兵「コイツは鬼畜で構わないが、俺は別に鬼畜じゃなくて良いだろ!?」

 

日本兵「植民地支配しまくってる国が何を言うか!」

 

イギリス兵「それ言われると何も言えないなぁもう!」

 

イタリア兵「俺も流れ弾くらったんだけど」

 

ドイツ兵「……」遠くを見て誤魔化している。

 

日本兵「さりげなく俺にブーメランが来そうなのでこの話はやめておこう」

 

イギリス兵「その方がいいぞ、今後のためにも」

 

オーストラリア兵「呼んだかな?」

 

イギリス兵「やばい! オーストラリア兵がブーメランを構えて現れた!」

 

日本兵「悪かったって! ダーウィン空襲の事は謝るから!」

 

オーストラリア兵「カンガルーナックルッ!!」

 

イギリス兵「何故俺がッ!?」

 

日本兵「突然無人島にカンガルーが!?」

 

オーストラリア兵「これは先住民達の分だ……」

 

イタリア兵「てか君は先住民じゃないでしょ、君も殴られる側じゃ」

 

オーストラリア兵「え?」

 

カンガルー「……」シュッ シュッ

 

オーストラリア兵「すみませんでした」

 

カンガルー「……今日はこのくらいで勘弁しといてやらぁ」

 

ドイツ兵「今このカンガルー、喋らなかったか?」

 

アメリカ兵「見なかったことにするか!」

 

 ──数分後。

 

イギリス兵「話を戻すぞ、俺とアメリカ兵が探索したところ、意外と立地が良い」

 

ドイツ兵「というと?」

 

イギリス兵「俺たちも実は戦死して気がついたら此処にいた。 つまり俺たち兵士の役目は無いに等しい」

 

アメリカ兵「だからこの島を俺たちの島にして、住みやすくしようという事さ!」

 

日本兵「なるほどなぁ、確かに死んだ身ならもう兵士もクソもないしな」

 

イタリア兵「楽しそうだし、やってみようかな」

 

ドイツ兵「……そうだな、実際面白そうだしな」

 

アメリカ兵「じゃあ決まりだな!」

 

イギリス兵「だったら良いものが無人島に置いてあった、こっちに行けばあるんだが」

 

 ──無人島 中央。

 

 中央に位置する場所に、一台のトラクターが綺麗に置かれていた。

 

日本兵「これは何とも、便利そうなトラクター……」

 

ドイツ兵「しかし何故こんな所にトラクターがあるんだ?」

 

アメリカ兵「HAHAHA!! 恐らくご都合展開さ!」

 

イギリス兵「ん? 何訳がわからない事を言ってんだ?」

 

アメリカ兵「気にしない気にしない!」

 

 ゴソ ゴソ。

 

イタリア兵「あーなるほど、これ全然新品同然だよ!」

 

イギリス兵「アイツ凄いな、トラクターの点検出来るのか」

 

ドイツ兵「流石はイタリア王国陸軍、戦車小隊の隊長だな」

 

日本兵「イタリア人って器用なんだなぁ」

 

アメリカ兵「そりゃそうだろジャパン兵士」

 

日本兵「俺なんか敵兵と敵戦車を撃破することしか出来ない、哀れな歩兵少尉だよ……」

 

アメリカ兵「いや意外と強かったんだな君」

 

ドイツ兵「ようし、じゃあ島の整地はイタリア兵とアメリカ兵に任せるか」

 

イタリア兵「任せてよ!」

 

アメリカ兵「腕がなるなぁ!」

 

ドイツ兵「俺とイギリス兵は此処で無人島の開拓計画を考える」

 

イギリス兵「軍人らしい立派な奴を考えてやるよ!」

 

ドイツ兵「日本兵は高い場所から海を見張ってくれ、もしかしたら船がいるかもしれん」

 

日本兵「見張りは得意だ、任せろ」

 

ドイツ兵「よーし、これから忙しくなる、やるぞぉ!」

 

全員「「「おおーっ!!」」」

 

 

 

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