──無人島開拓 二日目。
朝を迎えて兵士達は元気が溢れてた。
朝食(魚と木の実)を食べて、イタリア兵とアメリカ兵が整地を始める。
前回の役割分担で忘れ去られていたオーストラリア兵は相棒のカンガルーと共に巨大な岩や、硬くてトラクターでは破壊不可能な物などを破壊する作業を行なっていた。
オーストラリア兵「よーし、次はこっちだよカンガルーさん!」
カンガルー「」シュッ シュッ
アメリカ兵「HAHAHA!! オーストラリア兵達のおかげで整地は順調に進んでいるな!」
イタリア兵「というか時々運転変わってよね、君も運転できるでしょ?」
アメリカ兵「気が向いたらな! 俺はシャベルの方が使い慣れているのさ!」
イタリア兵「ちぇー……そういえばオーストラリア兵の階級ってどのくらいなのさ?」
オーストラリア兵「フッフッフッ……聞いて驚け、海軍中佐だ」
イタリア兵「本当に聞いて驚けてしまう階級だから、何とも扱いづらい……」
──その頃、島の中央にいるドイツ兵とイギリス兵は……。
ドイツ兵「無理に島の地図を作ったが、意外と大きいんだなこの島」
イギリス兵「島全体を昨晩のうちに見て回ったからな、多少は正確なはずだ」
ドイツ兵「ああ、しかしトラクターの燃料も置いてあるとは願ったり叶ったりだな」
イギリス兵「案外、神様の悪戯かもな」
ドイツ兵「まあな、……だがある程度の資材があって助かった事も事実だ」
イギリス兵「ひとまず次の計画を考えよう、三人があと三日で整地が終わると報告があった」
ドイツ兵「早いな、今日含めてまだ四日だぞ?」
イギリス兵「使い慣れている兵士達だと予想も違うもんだな」
ドイツ兵「好都合だな、ではまずこの島の司令部を作らなければ」
イギリス兵「建築か……人手がかなりいるなぁ」
日本兵「それなら俺に任せてくれ」
ドイツ兵「ヤーパンの少尉、お前がやってくれるのか?」
日本兵「丁度良く次の兵士達が無人島に現れてな、しかも信頼できる奴らだよ」
ドイツ兵「信頼できるだと? 一体どんな──」
スタッ スタッ スタッ
グルカ兵「私達にも開拓の手伝いをさせてくれ」
日本工兵「俺も手伝うぞ!」
イギリス兵「グルカ兵か! それに日本の工兵も……」
ドイツ兵「ヤーパンの工兵は優秀と聞いている、素晴らしい人材だ!」
日本工兵「しかも工兵は俺だけじゃない、部隊ごとだ!」
ドイツ兵「なんと!?」
日本工兵隊「「「応ッ!!」」」
イギリス兵「これなら建築は安心だ! グルカ兵も日本工兵隊の手伝いをしてくれ!」
グルカ兵「了解、司令官」
──二週間後 整地完了&司令部完成。
司令部「」キラ キラ
日本工兵「ざっとこんなもんよ」
イタリア兵「いやージャポネーゼの工兵隊のおかげで楽だったよマジで」
アメリカ兵「すぐに戦車も渡れる橋を作る奴らは違うな!」
日本兵「工兵隊の奴ら、マレー戦線に配属されてたらしいぞ」
アメリカ兵「え? ガチで規格外な工兵隊だったのかい?」
日本工兵「俺達が一日に何本の橋を作ったと思ってやがる? 多すぎて覚えてねえぜ!」
オーストラリア兵「さ、流石の仕事力……」
日本工兵隊「「「おまけですが、軍需工場も建てておきましたッ!!」」」
イギリス兵「嘘ぉ!?」
イタリア兵「あっ本当だ! 司令部から離れた場所に建ってる!」
日本兵「え、何それ知らん……怖ッ」
スタッ スタッ スタッ
ソ連兵「ハハハ、ならば俺達の出番だな……」
ドイツ兵「ギャーッ!? ソ連兵が何故ここに!?」
アメリカ兵「実は昨日の夜に俺がいた周辺が急に真っ白の光で覆われてな! 光が消えたら既にソ連兵と労働者達が大勢倒れてたんだ!」
日本兵「じゃあ今のところ味方って事で良いのか?」
ソ連兵「その認識でいいぜぇ、ヤポンスキー兵さんよ」
労働者「此処には同志スターリン書記長なんていねぇ! 正に自由だ! だが俺達工場の労働者は仕事がないと落ち着かなくなっちまった!」
ソ連兵「その通り! 俺は赤軍の歩兵少尉だ! 此処が何処かはわからないが、生きるためには他国との協力が不可避なんでな、どうかよろしく頼む」
ドイツ兵「うぐぐ……仕方あるまい、この際互いに協力するとしよう」
ソ連兵「決まったな、ではソビエトの労働者よ! 団結せよ、工場で働くのだ!」
労働者「「「ypaaaaaaaaaaaaa!!」」」