2025年7月25日
「いや〜…………良い映画だったな!」
俺の名前は、
大学生で、趣味はお菓子作りや仮面ライダーの鑑賞など、多岐に渡る。
今日は、仮面ライダーガヴの映画であるお菓子の家の侵略者を見に行っていた。
仮面ライダーガヴ。
お菓子モチーフの仮面ライダーだが、展開が毎回怒涛であり、目が離せない。
「それにしても…………やっぱり、映画になったからか、かなり描写が激しかったよな。それに……………ヘクセンハイムもカリエスもかっこよかったし」
俺はそう呟く。
実際、お菓子の家の侵略者は、かなり描写が激しかったのだ。
PG12じゃないのがおかしいくらい。
それに、ヘクセンハイムゴチゾウとウエハウスゴチゾウ、ブリードガヴのセットが予約開始されたから、それも注文するのが楽しみだ。
そんな風に考えながら歩いていると。
「邪魔だ!退け!」
「きゃああ!」
「えっ?」
そんな叫び声と悲鳴が聞こえてきて、俺は振り返ると、そこにはナイフを持った男が走ってきていた。
通り魔か⁉︎
すると、ナイフを持った男の視線の先には、恐怖で動けなくなった子供がいた。
「まずい!」
俺はそう思い、すぐにその子供を庇う。
その直後、背中の方に激しい痛みが襲う。
「チッ!」
通り魔は、血のついたナイフを捨てて、その場から逃走する。
俺は、倒れてしまう。
「お兄ちゃん!」
「おい!誰か、救急車を呼んでくれ!」
そんな叫び声が聞こえてくる。
だが、徐々に意識が遠のいていく。
(痛い………。子供は…………無事か。良かった…………。それにしても、熱い………何かが突き刺さったのか………?)
『確認しました。痛覚耐性を獲得。成功しました。対熱耐性を獲得。成功しました。刺突耐性を獲得。成功しました』
(………今度は、寒くなってきた……)
『確認しました。対寒耐性を獲得。成功しました。対熱耐性と対寒耐性を獲得した事により、スキル、熱変動耐性を獲得しました』
(まだ…………ガヴも途中だったのに…………クライマックスに入りそうなのに…………)
『確認しました。ユニークスキル、
(映画も…………タオリンが本当に可哀想だったからな…………。幸せになって欲しいよな…………)
『確認しました。個体名、井上斗真の記憶から、タオリンの記憶を検索…………成功しました。続いて、個体名井上斗真の外見を、個体名タオリンの見た目に再構築します。成功しました』
(それに…………ヴァレンにヴラム、ビターガヴやベイクとかも居るけど…………俺一人じゃ作るのなんて無理だし、デンテ叔父さんみたいな技術があれば…………)
『確認しました。ユニークスキル、技術者を獲得。成功しました』
(死に間際に、変な声が聞こえる………。でも、ゴチゾウって、結構嵩張るんだよなぁ。何か、収納出来る何かが欲しいな。それに、ゴチゾウだけじゃなくて、エージェントも生み出したいし……………)
『確認しました。エクストラスキル、無限収納を獲得。成功しました。更に、ユニークスキル、眷属召喚を獲得。成功しました。これにより、ゴチゾウ、エージェントの召喚が可能となりました』
(まだ、うるさいし………。あ………やべ。限界だ…………)
俺がそう考える中、頭の中にゲームの解説みたいな音声が流れてくる。
だが、やがて限界が来て、俺はそのまま意識を失った。
こうして、井上斗真の人生は、僅か22歳にて、幕を閉じる事になってしまった。
(あれ………俺、どうなった?)
意識が途絶えた筈だったが、意識が戻ったのだった。
あれ、これ、どういう状況?
俺、死んだんじゃ………?
(意識ははっきりしてて、痛い所は特に無し。感覚的には、背中の動脈に突き刺さったのに)
という事は、病院に運び込まれて、なんとか蘇生できたのか?
いや、致命傷だったぞ。
それに、床が硬い。
ベッドじゃないし、道路とかに敷かれている石畳でも無い。
感触としては、洞窟に居るみたいな………。
(洞窟?)
重い瞼を持ち上げると、目に入ったのは、紛れもなく洞窟だった。
しかも、何かの草が目に入る。
白い花だが、ユリとは違う形状の花だ。
何だろう。
俺がそんな風に考えていると。
『解、この花は、ヒポクテ草。濃い魔素が充満している場所に生えることで、魔素の影響を受けた草。成分を抽出することで、回復薬を生成することができます。』
「えっ!?」
俺は、二つの意味で驚いた。
一つは、魔素という単語だ。
そんな単語は、日本では聞いた事がない。
もう一つは、この声は、俺が死んだ時に聞こえた声だ。
「ええっと、誰?」
『解。貴方が持つ、ユニークスキル、技術者の効果です。能力が定着したため、反応を速やかに行う事が可能になりました』
「ああ…………。(スキル………この世界に於ける能力みたいな物か)」
俺は、そう考えていた。
気になる事があり、聞いてみる事にした。
「そういえば、無限収納って、どんな能力なんだ?」
『解。ここには、凡ゆる物が、大きさを関係無しに、収納出来るスキルです。更に、ユニークスキル、技術者と合わせる事で、無限収納に収納された物を、自動的に解析、鑑定、調合、生成が行えます』
「なるほどな」
それを聞いた俺は、早速ヒポクテ草を大量に採って、無限収納に放り込む。
すると、純度100%のフルポーションが完成した。
これを作った理由としては、傷を負った時に、すぐに回復する為だ。
その際、近くにあった水溜りを覗くと。
「えっ…………俺、タオリンになってんの?」
俺は水溜りを覗いて、そんな風に呟く。
今の俺の見た目は、お菓子の家の侵略者に登場したゲストキャラ、タオリンの物になっていた。
そういえば、タオリンの見た目に再構築するとか言ってたな。
だとすると。
俺はそう思い、腹を捲ると。
「ガヴがある…………」
俺はそう呟いた。
腹には、赤ガヴこと、変身ベルトガヴがついていた。
つまり、今の俺は、ショウマやタオリンと同じ感じになったって事か。
気になった俺は、技術者に聞く。
「そういえば、ゴチゾウはどんな感じに出せば良いんだ?」
『解。ゴチゾウは、本来はお菓子を食べる事で生成されますが、一体ずつは生成する事が出来ます』
「そうか…………なら」
俺はそう聞く。
ゴチゾウというのは、本来、お菓子を食べないと生成されないのだ。
俺の問いに技術者がそう答えると、俺はそう呟く。
すると、ガヴからゴチゾウが生成される。
生成されたのは、ポッピングミ、ザクザクチップス、ふわマロ、チョコダン、グルキャンの序盤に登場したゴチゾウだった。
「皆、よろしくな」
俺がそう言うと、ゴチゾウ達はそう答える。
すると。
『クアーーーーハハハハハハハハハハハ‼︎』
「⁉︎」
突然、大きな笑い声がしてきて、何事かと思い、声がした方へと向かっていく。
すると、一体の巨大なドラゴンの目の前に、一匹のスライムが。
どういう状況か分からず、呆然としていると。
『…………どうやら、まだ客人が居るみたいだな』
(バレた…………!)
そのドラゴンは、俺を見つけたようだ。
俺は観念して、ドラゴンの前へと向かう。
『…………ほう。一見すると人間のように見えるが…………何か違う気がするな。となると、魔人か?』
そのドラゴンは、俺を睥睨しながらそう言う。
スライムは、何かを伝えようとしていた。
『そうだ、話が逸れてしてしまったな。スライムよ。見えるようにしてやろう。ただし、条件がある。それは、貴様にも該当する』
「条件?」
『なあに、簡単な事だ。見える様になったからと言って我に怯えるな。そして、また話をしに来い。それだけだ。どうだ、悪い話ではあるまい?』
すると、そのドラゴンはそんな風に提案する。
それを聞いたスライムは、頷く様な仕草を見せる。
その龍は、口を開く。
『うむ。では、『魔力感知』と言うスキルがあるのだが、使えるか?』
「魔力感知?」
『周囲の『魔素』を感知するスキルだ。』
「魔素?」
さっきも聞いたが、魔素って何だ?
俺が首を傾げてると、技術者が答えてくれた。
『解、魔素とは、この世界に満ちるエネルギーで、魔物にとっては生命の元になる物です』
(なるほど)
そういう物か。
魔物となった以上、俺も魔素は必要不可欠になったという事か。
目を閉じながら、意識すると、周囲に漂う何かを感じ取れた。
『告。エクストラスキル、魔力感知を獲得しました』
(随分と、あっさりだな)
『警告。魔力感知を発動することにより、膨大な情報が流れ込む危険性があります。情報の管理のため、技術者と同期させることを推奨します』
(まあ、そうだろうな)
『魔力感知を使用しますか?』
「YES」
魔力感知を割とあっさり獲得できたことに関して、そう呟くと、技術者はそう警告する。
まあ、そんな予感がしたし。
技術者の問いに、俺はそう答える。
すると、今まで薄暗かった洞窟の中が、まるで昼間のようにはっきりと見える様になった。
周囲の状況が事細く知る事ができた。
スライムが、はしゃいでいた。
「お?おお!!見える!見えるぞ!」
(あれ?さっきまで、スライムの声は聞こえなかったが………)
『解。意思の込められた言葉は、魔力感知の影響で理解できる言葉に変換されます』
(自動変換機能か。便利だな)
スライムはそんな風に喋りながらはしゃいでいた。
俺がそう思うと、技術者はそう答える。
さて、魔力感知を習得出来たのは良いけど、あのドラゴン、どうすれば良いんだよ。
『どうだ?出来たようだな』
「はい!できました。有難うございま…………っ‼︎」
スライムの言葉が、途中で止まる。
まあ、いきなり大きい竜が居たら、驚くわな。
すると、竜が口を開く。
『では改めて自己紹介をしよう。我は暴風竜ヴェルドラ。この世に4体のみ存在する『竜種』の一体である。クァーーーーハハハハ!!』
(ヴェルドラって名前なんだ)
その竜は、ヴェルドラと名乗り、俺はそう思った。
そうして、俺とスライムは、ヴェルドラという竜と話をする事になった。
今回はここまでです。
今回は、転スラとガヴです。
お菓子の家の侵略者を見て、書きたいという欲が湧き、書きました。
タオリンもいいキャラだったので。
オリ主は、タオリンの見た目で、赤ガヴがついた感じになりました。
そして、リムルやヴェルドラと出会いました。
次回は、ゴブリンの里の話です。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
ヴァレンやヴラムなどの変身者については、考えています。
オリ主のヒロインが、誰になるのか、リクエストがあれば受け付けています。
タオリンのヒロインは誰にするか
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ヒナタ
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ウルティマ
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テスタロッサ
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カレラ
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シズさん
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クロエ
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ハーレム
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その他