機動戦士ガンダム水星の魔女R シャディク・ゼネリの福音   作:いえるおるがP

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第三話 交わる顔馴染み

「ダメだった」

 

 ジェターク社の社長室で、シャディクは話す。

「議会連合が戦闘地域の後処理に介入してきた。USBは奴らに回収されてしまっただろう」

「そうか」

 

 地球支部での戦闘から一週間。あの後、ジェターク社側でも敵機体の確認や戦場を調べることはできたが、あくまで議会連合への協力という形であった。故に、彼らにとって都合の悪い情報は回収されてしまう。機体や残骸などをくまなく調べたが、例のUSBは見つからなかったのだ。ただ、怪我人は出ても死人が出なかったのは幸いだったか。

 

「連合に渡ってしまったか、あるいは機体と共に爆散してしまったかだな」

「ああ、わかった。これで俺達の計画は白紙に……というのが、向こうの見解か」

 

「そう。しかし、実物は今、ここにある」

 そう言うと、シャディクは自身の胸を開き、中からUSBメモリを取り出した。

「お前が持っている口実はできた。そのデータを公表しても、俺とのつながりは露呈しないというわけさ」

 

 戦場で敵から重要情報を得る。実際に起こり得る出来事ではあろうが、予め状況を用意できる立場ならば、実物を戦場に持ち出すことは避けたい。今回、ジェターク社がそのデータを握っている理由を作ることが主目的であり、データそのものは最初からシャディクも握っていたのだ。

 

「我ながら、とんだ演出だと思うよ」 

 シャディクがそう言うと、社長室のドアがノックされる。

「失礼します。おや、お話し中でしたか?」

「構いません。入ってください」

 ドアを開き入ってきたのは、ナリバ・タツマだった。

「MS作業員のナリバです。先日の報告書です。お目を通しください」

「報告ありがとうございます」

 グエルは、部下である彼の前でも物腰柔らかに振る舞っていた。

「ルイエはどうでした? 地球での様子とか」

 グエルの質問に、ナリバは笑顔で答える。

「ええ、彼はとても優秀ですよ。仕事はテキパキ行うし、あの戦闘もほぼ一人でこなしてしまうんですから。けど、それ以上に彼は優しいんですよ」

「優しい?」

「誰ともわからない敵MSを撃破せずに、無力化していくんですから」

「ほう? 無力化するだけだったんですか」

「ええ。しかしホント、見事な手捌きでしたし、企業連合の軍隊の方が合ってるんじゃないですか? なあルイエ」

「いやぁ、そんなことは……」

 照れるような素振りを見せるシャディク。

「ナリバさん、そろそろ時間では?」

「おっとそうでした。失礼しました~。ルイエ、がんばれよ!」

 気楽な言葉と共に、ナリバは部屋を後にした。

 

「お前にとっては同胞なんだよな、地球の人達は」

「犠牲者が出ないに越したことはないと思っただけだよ」

「そうかい」

 シャディクもグエルも、互いに目を閉じて笑みを浮かべていた。

 

「しかし、議会連合の介入が本当に来るとは思わなかった。フォルドとの連絡はこれ以上できない」

「地球の宿から連絡したんだろ? それを聞かれたのか?」

「恐らくは。通信内容には気を付けたよ。彼に実物持参を指定したのはそのためさ」

 ナジとは十年前にも関わりがあったため、シャディクは事前に根回しを行っていた。彼が生き返った後すぐにナジと会い、ここまでの計画のことを話していた。

 

「さて、グエル。次の行き先だが……」

 

「フロント・アウセンだ」

「フロント・アウセン? 確か、最も地球から遠いとされているフロントだったか?」

「そう。そしてそこが、今現在ガンダムが隠してある場所だ」

 

 フロント。小惑星を基部としている人口居住地域。それらは地球の重力に支えられ公転しており、各フロントがラグランジュ・ポイントに位置する。しかし、従来のラグランジュ・ポイントを外れても、地球の重力で公転する場所があり、そこに作られたフロントこそ、アウセンだった。

 

「地球や他のフロントから位置が遠い。だからこそ、議会連合以外の勢力が立ち入ることがほとんどない。隠れ藁にするにはうってつけだろう」

「情報源は?」

「議会連合のハト派の人物からのリークだ」

 その肩書きに、グエルはある人物を思い出した。

「グストンさん達か……わかった。信じよう」

「理解が早くて助かるよ」

 

「そこで手に入れるのが、関与者のリストか」

「そうだ。保管庫になっているのなら、強化人士の研究施設もあるはずだ」

「強化人士!? ペイル社はもうないはずだ!」

「ベルメリア・ウィンストンは関与していないが、やっていることは同じだ」

「ガンダムのパイロットを作るため……か!」

「ああ。恐らく、身寄りのないアーシアンも、大量に使っている」

 グエルの眉が吊り上がり、眉間には皺が寄っている。

「お前は、そんな実態がありながら、よくここまで耐えてこれたな」

「グエル。お前は勘違いをしている」

「勘違い?」

 

「俺達にとって、そんな状況が当たり前だったのさ」 

「何度もすまないな、ラウダ」

「気にしないでくれ。しかしアウセンか……かなりの遠出だね」

「ああ。片道で三日もかかるのは、俺も初めてだな」

 社長室にて、グエルとラウダが談笑していた。

「ペトラには話したのか? シャディクのこと」

「いや、話してないよ。そこは兄さんの指示に従う」

「そうか……あの日はありがとう。アイツを匿うことを了承してくれて」

「いや、それは兄さんが言うことだからよかったんだけどさ……」

 ラウダの顔が険しくなる。

「なんだ? 何か心配か?」

 言おうかどうか躊躇いを感じていたが、ラウダは話し始める。

 

「兄さんは、彼を信用しているのか?」

「シャディクのことをか?」

「どうなんだい?」

「…………信じるさ」

 笑顔で答えるグエルに対し、ラウダは顔をしかめる。

 

「本当に、信じていい相手なのか?」

 

 予想していなかった質問に、グエルは驚いた。

「信じていい相手、か……」

 答えに詰まり、地球で出会ってからのシャディクの様子を振り返る。彼が本当にシャディクであるのか? シャディクであったとして味方なのか? しかし、自分自身、シャディク・ゼネリという人物について全てを理解できていない。現段階では、答えは、見えない。

 

「…………信じてみる。今はそうするしかない」

「そうか。僕は彼を信用しきれない」

 ラウダの顔はさらに険しくなった。

「結局、アイツは地球のために学園の人達を殺していいと考えていたんだ。生き返った後も、地球へ加担するのは目に見えている。それこそ、この会社を陥れることが、アイツの目的かもしれない」

 

 ラウダの言うことも最もだった。シャディクは、地球のために動いているのは間違いない。しかし、ジェターク社を目の敵にしているようには見えなかった。今なお、自身の所在を公に明かしていないのだから。

 

「少なくとも、ジェタークの敵じゃない。だから、まだ様子を見る」

「……そうかい。わかったよ。兄さんが甘いのは今に始まったわけじゃないからね」

 彼の答えに納得し、ラウダは歩き出す。

「だけど覚えておいて。奴は兄さんに何かを隠している。全てをさらけ出すことはない」

「それでも、俺はアイツを信じるだけだ」

 一方、グエルとの話を終えたシャディクは、MSドックに来て一人、整備をしていた。自分が乗るかもしれない機体達を、少しでも良い状態へと持っていくために。

「おっ? まだ残ってやってるのかい? 張り切るねぇ」

 聞き覚えのある声の、女性社員がやってくる。上へのハネ毛とは別に、伸ばした髪を後ろで一つにまとめている。ここで顔を会わせるのは初めてだった。

「いえ。自分にはこれくらいのことしかできないので」

「新人の割に随分謙虚なんだな」

「謙虚じゃないですよ。事実です」

「なんだい、そんなに卑下することはないだろ。聞いたぞ、地球でのこと」

「いや、そんな……たまたまですよ、あの日戦えたのは」

「だから、もうちょっと胸を張っていいんじゃないか?」

 仕事終わりだからか饒舌な彼女は、引き続きシャディクに話しかけくる。

「君も物好きだねぇ。けど、MSをいじってるだけじゃモテないぞ?」

「お言葉ですが、先輩はどうなんですか?」

「わ、私? 初対面なのにグイグイ来るじゃん……ははっ、そういうの好きだよ」

 女性社員は笑い、目を閉じて手すりに肘をかける。

「この年までMSと一緒にいる女なんて、相手してくれる男はいないよ。油まみれの野郎に囲まれてはいるけどね。私のようにならないよう、君も気を付けるんだよ」

 彼女はシャディクに視線を合わせ、人差し指を向けてくる。

 

「先輩、質問してもいいですか?」

「なんだい?」

「あのディランザは、何でしょうか? 実戦仕様じゃないですよね?」

 シャディクが指をさしたのは、すすを被った薄緑色のディランザだった。角が生えている。学園で使われたものだろう。

「ああ、あれか。私の機体だよ」

「先輩の?」

「十年前、あのディランザがCEOを救出したんだ。CEOの機体が爆発する寸前だったけど、消火弾が間に合って生き残ったんだ。それ以来、あんまり動かしてやれてないけどね」

「先輩がCEOを? それはモテたんじゃないですか?」

「うーん……そうだったのかもしれないね。でも、そん時はそういうのがよくわかってなかったし、モテたかったわけじゃかったしね。だけど、あん時にいい男を見つけておけば……なんて、思うこともあるかな」

 笑顔で言う彼女の顔は、どこか上の空だった。

 

「あの、僕達どこかで会ったことありませんか?」

「え? 私、君とどこかで会ってた?」

 

「会っているよ、フェルシー・ロロ」

「ん? んん? ルイエ・ルクゾなんて知り合いにいなかったような……というか、今サラッとタメ口きかなかったか!?」

「まだわからないか? 俺さ。グエルを助け出したのは君だったとは驚いたよ」

 そう言いながら彼女に近づくシャディク。その顔をしっかりと見たフェルシーは、目を見開いていた。

「あぁ~っ!? シャ、シャディク先輩!?」

「久しぶりだな、フェルシー」

「なんで生きてるんすか!? ってか、先輩なら早くそう言ってくださいよ!」

「ラウダやカミルも知っていたから、君にもバレていると思っていたが」

「ええっ!? ラウダ先輩も知ってるんすか!? 何で誰も話してくれないんすか!?」

「俺が生きていることは公にされていないからな。知られたら、ジェターク社も大変なことになる」

「それはそうっすけど、なんでグエル先輩も教えてくれないんですかー! ってか、さっきまでの話忘れてください! 私、先輩に失礼なことを!」

「気にしないでくれ。君の変化にも驚かされた」

「えぇっ!? い、いや、忘れてください! 何もかも!! 先輩だと知ってたらあんな話してませんから!!」

「はっはっは!」

 今度はシャディクが笑った。声を上げて。

「あの頃の君を見ているようだ。懐かしいな」

「先輩の方こそ、見た目はあの頃みたいじゃないっすか!」

「ああ。訳ありでね」

 

「おい、ルイエ! 勝手に正体をバラすな!」

 MSドックにグエルも入ってきた。

「すまないな、俺の勘違いだ。知っている上でからかわれているのかと」

「シャディク先輩は悪くないっす! 私が気付く可能性はあったっすよ!」

「途中まで気付いてなかったようだが?」

「ど、どこから見てたんすか!?」

「まあいい。フェルシー、新型機の紹介をお願いしたい」

「あ、そうでしたね! こちらです! せっかくですし、シャディク先輩もご一緒に」

「『トリニダンテ』……それが名前か」

「はい」

 グエル達は先程とは違うMS格納庫に来ていた。新型のフラッグシップ機が完成したとの報告を受けており、今日見る予定だったのだ。フェルシーが機体について説明し、グエルが質問する形で行っていた。

「スペックを見た時からわかってはいたが、白いダリルバルデだな」

「ええ。ダリルバルデの後継機ですから」

 

「肩についてるのは羽か?」

「アンビカーのことっすね。盾としても羽としてもお使いになれます。パーメット塗料を塗ってあるので、微弱ながらビーム耐性もあります。ビームは撃てませんが、短いビーム刃の形成も可能です」

「サーベル代わりにもなるとは、盛りだくさんだな。だから大型化したわけか」

 

「背面のビットは一機……肩と合わせて合計三機だな」

「イーシュヴァラのことですね。数は減らしましたが、性能はその分向上させてますよ。ビームの出力、俊敏性、どれをとってもピカイチです」

「扱いやすくなるのはいいことだろう。武器はどうなんだ?」

 

「ビームライフルとサーベル、頭部のビームバルカン、あとビームジャベリンもありますよ!」

「あの長い槍か。取り回しに難があると思うが、そのためのサーベル装備か」

「はい! ジャベリンもビットとして遠隔操作可能です!」

「……ん? ジャベリンがビット? あの細身で自律飛行するのか!? スラスターはどこに!?」

「柄の下半分はそうです。ビームクナイはオミットしてスラスターを組み込んでるんです」

「いや、ビットは三機だけってコンセプトだと思ったら五機あるじゃねえか」

「細かいことは気にしないでください。メカニックの奴らの気まぐれっす」

「ああ……そうか」

 

「これで一通り説明終了です。何か追加で質問あるっすか?」

 フェルシーがシャディクの方へ視線をやる。シャディクは、ここに来てから気になっていたことがあった。

「今の、トリニダンテの後ろの方にある機体……あれは何だ?」

「ああ、アロンザっすね。近くまで行ってみますか」

 

 フェルシーの案内で、影に隠れていた機体に向かって歩いていく二人。近づいて見た時に、シャディクは気付いた。

「この機体、赤く塗装されているが……グラスレ―の機体か?」

「ええっ!? さすが先輩! なんでわかるんすか!?」

「ミカエリスに似ている気がしてね」

「すごいっすね~、さすがグラスレー寮長です」

 フェルシーは顔を笑顔に戻し、説明を始める。

 

「ベネリットグループ解散によって、ペイル社は倒産、グラスレー社は規模を縮小したんです。リストラで行き場がなくなったグラスレーの技術者を、ジェターク社で引き抜いたんですよ! グラスレーとジェタークとの共同開発によって産み出された機体、それがこのアロンザなんです!」

 

 色味も、パーツの形も、違うところが多かったのだが、シャディクはこの機体にミカエリスの面影を重ねていた。細身の腕と脚、丸みを帯びた肩、シンプルなバックパック。機体の形状から、グラスレーの風味を感じ取れる。ただ、特に顔の雰囲気が異なっており、十字に入っていたセンサーは一文字型になり、トサカは無く二本の角が生えている。

 

 しかし、シンプルに表現するなら、両手がある赤いミカエリス。シャディクは既にそう捉えていた。

 

「汎用性の高い高性能機としてデザインされてるんです。武装も、手持ちの武器はだいたい扱えます。膝の装甲内にビームサーベルを収納しているので、そこは取り扱い注意っす。でも、両腕についてる小型シールドからビーム刃出せるんで、基本はそっち使ってください」

「腕は飛ばせるのか?」

「はい、有線で切り離し可能です」

「そうか……」

 かつての乗機との共通点を見つけ、シャディクは少しだけワクワクしていた。

「他にも、グラスレーの新たな技術が使われてるっすけど……まあ、使わないでしょうから割愛しますね」

 

「あっ、そうそう! 今紹介した二機には消火弾の発射機構をマニピュレータに積んでます! 何かあった時にはそれで味方機を助けてください!」

「おっ、気が利くじゃないか。コイツの説明もこんなところか?」

「はい! 後は追加で何かあれば!」

「そうか」

 今度はグエルがシャディクに話し始める。

 

「このアロンザだが、実は完成して間もなくてな。調整も途中までしか済んでないんだ」

「グラスレーの人間とジェタークの人間とで揉め事がありまして、工程を進めるのに時間がかかったんです……」

「期限は設けていなかったから良かったんだが、しかし赤く塗られるとは」

「ジェターク側の最後の意地だったそうで……」

「……ああ、わかった。見に行かなかった俺も悪いな」

 

「話が逸れたが、シャディク。テストパイロットのお前にはコイツの操縦と調整も頼みたい」

 グエルはアロンザを親指で差す。

「俺がか? 新人がやると士気が下がるんじゃないか?」

「地球での活躍を考えれば大丈夫さ。アウセンに行くまでの一カ月、頼めるか?」

 それを聞いたシャディクは、下を向き、小さく笑みを浮かべた。

「俺好みにしてしまっても、問題ないか?」

「ああ、構わない」

「ありがとう、一カ月で仕上げてみせるよ」

 

 そう言ってアロンザへと近づこうとするシャディクの肩を、グエルは引き留めた。

「待て。今日はもう夜遅い。明日以降やってくれ」

「え? ああ、そうか。そうさせてもらうよ。おやすみ」

 シャディクは格納庫を後にした。

 

「グエルCEO! なんでシャディク先輩のこと黙ってたんですか!?」

 彼がいなくなった途端、しゃべりだすフェルシー。

「隠してたのはすまない。だが、正直なところ…………」

「ん? なんですか?」

 グエルは、詰まった言葉を何とか紡いでいく。

 

「お前は、アイツが社内にいて何も思わないのか?」

「思わないのか、って?」

 質問の意図がわからず、聞き返すフェルシー。

「いや、世間から見ればアイツは犯罪者だ。アーシアンに学園を襲わせるよう手配していた。お前からしてみても、恨みがあるんじゃないか?」

 

 シャディクのことを伏せていた理由はいくつかある。外部への情報漏洩の防止もそうだが、十年前の件で暗躍していた彼を嫌う人間も多く、そういう社員からの反感を抑えることも理由であった。しかし、彼女はシャディクの存在を知っても、何一つ憎悪を見せない。それどころか、笑顔で接している。グエルは、ここに疑問を持ったのだ。

 

 そんなグエルの言葉を、少しずつ飲み込むフェルシー。

「確かに、シャディク先輩のやったことは犯罪ですし、そのせいで辛い経験をしたし、許してはいけないと思います。けど……」

 フェルシーも思い切って話し始める。

「それはそれとして、シャディク先輩の気持ちもわかるんです。グエル先輩を通して、地球のことを少しだけ知って、それだけでもひどいなって思って……そんなところに生まれたら、私もああなっちゃったかもしれないって…………だから、今のシャディク先輩が何をしたいのかわかりませんが、とにかく! 嫌いじゃないんです!」

 

「嫌いじゃない、か……」

 稚拙なようで本音が見える彼女の言葉を聞いたグエルは、格納庫から出ようと歩き出す。その後をフェルシーがついていく。

「グエル先輩! シャディク先輩はどうなるんすか?」

「大丈夫だ。悪いようにはしない」

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