「んーー…………もう少しこれをこうしていけばいいのかな」
変化球を確認するようにいまの球種を見ていけばイマイチなのがあり
特にドロップカーブ 縦スラ サークルチェンジ シンキングツーシームなどの新しい変化球がやはり
どうしてもあまり落ちない。微妙に変化するツーシームはゴロを打たせてもいいが自身にとっては三振が美学と思っている。
だからこそもっと落ちてそして誰もが打てないフォークのようにしないといけない。
考え込むように持ち方を変えオーバースローからスリークォーターに変えて投げてみるとドロップカーブは急激に曲がり
アウトローいっぱいまでに落ちていった。先程よりもよりより鋭く縦に落ちたのでこれはいい収穫が得たのだ。
この調子のまま明日のトライアウトまでにはなんとかできるだろう。
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そして翌朝……目が覚め瞑想をしては30分だけだが心を落ち着かせメンタルも体調も準備万端だ。
横浜DNA シューティングスターズのトライアウトに受付をしていき投手としてテストをする。
一次試験の内容は遠投と50m走のタイムだ。
50mは6.6秒とまずまずの成績で遠投では120mを叩き出した。
これには審査員も興味を示したそうだ。
そして次は一次試験は合格をし二次試験の内容は二次試験に合格をした打者との対決をするテストだ。
一人目は強打者として知られてシーズン28本も放ったこともある28歳の打者である。
最初からきついと誰もが思うがそれでも佐々木はこんな打者これ以上見てきたのである。
「……ここで止まるわけにはいかない」
するとマウンドに入った瞬間雰囲気と威圧感がを放ち佐々木はボールを見つめ深呼吸をしては構えていく。
第一球は内角ストレート148kmでワンストライクを取る。
次に2回目のボールを投げたのは内角膝下シンキングツーシームである。
打者は斜めスイングでなんとか当てるがファウルである。
次三球目は外角低めのスライダーを投げるが反応せずボール。
ここで決めるしかない。そろそろ自身の本領発揮と行こうではないか。
奪三振の美学と言うのを
大魔神として言われていた実力を
「ッ!」
そしてオーバースローに構えその美しいセットポジションから二つの指と親指を加え全力で投げていく。
打者はスライダーか?それともカーブか読むようにストレートだと思いフルスイングをしたが………
目の前で急に消え三振になっていく。
「ストライークッ!バッターアウト!!」
球場はどよめいていく。何が起きたんだと、キャッチャーですら無意識に取ったことに気づいてはハッと我に帰る。
すると一人の審査員が見抜くようにこういった。
「フォークだよ……だけど普通のフォークとは違う、素早くそしてアウトロー一杯の手前まで来た瞬間…突然消えて打者は空振っていた。
何が起きたんだ…?みんなそれはわからないと思うがそれは簡単なことだよ。
異次元な落差の大きいフォークであったからだ。」
あれでフォークと言うのか!?なんて大騒ぎ、フォークと言うよりチェンジアップかSFFのような感じもするなど議論が起きるがそれを気にせず
佐々木は二人目と3人目をしっかりと三振にしていき三者連続三振と言う立派な成績で終わる。
「ふぅ……これでなんとかなったかな……合格などは通知か電話で来るため後は待つだけだ。」
服に着替えていき帰宅しようとすると何やら一人の女性が近づいていきた。
「圧巻!お主の球は他の人と違い別次元にいたようだ!」
見た目は少女であり扇子を持っていて白い帽子には猫がいるようだ、
彼女が自身に何のようでここにきたのはわからないがそれでも聞くことはしてみよう。
「お嬢ちゃんどうしたの?僕に何かようかな?」
「驚愕…!私は嬢ちゃんではない!これでも大人だ!」
「……はああああー!???」
少しの沈黙の後に驚くように声が出てしまう、流石にこの見た目で大人とは……え?いや、そんなことはあるはず…。
でもこれはウマ娘と言うゲームで少女の見た目でも大人があると思い出し妙に納得をしてしまうのである。
「あ、すいません……あんまり大人だと思ってなかったので…失礼しました。」
「うむ、気にしなくても良い!よく言われるから平気だ!それよりも…っ自己紹介していなかったな。
私の名前はトレセン学園の理事長を務めている秋川やよいだ!よろしく頼むぞ!」
「り、理事長!?なぜそんな偉いからがここに……」
「それは私が審査員を務めていたからだ!だがお主の球やマウンドの雰囲気を見た瞬間ビビッと来たのだ……
プロ野球選手で間違いなく活躍はするがトレーナーとしての才能もある!」
扇子で仰いでいけば豪快に笑い自身にはトレーナーの才能があると言われると首を傾げ苦笑いを浮かべていく。
「ありがたい話ですが僕には到底できない話です。野球一筋で投げてきた僕に指導者としての才能はなく
ただこうしてプレイしているのが僕しかないので……」
「いいや!私が言うから言えることだ!いくら実力があっても指導は人を見抜くことや導く力だ!
実際お主は他の投手などに色々とアドバイスなどしていたではないか」
確かに……指導ではなくそれはただのアドバイスなので自身は教えたので
違うと言うが理事長は是非ともなってほしいと言われる。
考え込むように佐々木は………
「………プロ野球選手をしながらサブトレーナーとしてやってみます。担当を持つと僕自身がシーズンで投げるので迷惑かけたくないので」
「歓迎!それでもいい!お主の指導力は天武とも言える!トレセン学園で待っているぞ!では失礼する!」
笑顔を浮かべて去っていく理事長を見ていけばまだまだ半人前とも言える年齢だし指導力ない。
「僕は才能なんてないけどな……」
高校生の頃を思い出せば空笑いを浮かべながらもサブトレーナーとして活動するのも悪くはない。
競馬が好きであったようにウマ娘達を陰ながら支えていくのが楽しい。
「……頑張って資格取らないとな…」
そういいながら帰っていくのである。
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???サイド
「お父さん、何見ているの…?」
「ん?嗚呼、ウマチューブでトライアウトがしていてね。少しどんな選手がいるのか見ていたよ…
一人だけとんでもなく私と似すぎてる選手が居たかな」
その言葉を聞きそのウマ娘を驚きながらお父さんに色々と聞いていき
実際に見たほうがいいと動画を流していく。そして見た姿は…
「こ、これって……!僕を助けてくれてあの人だ……!」
「ほう……娘を救ってくれた子か………通りで雰囲気が違うのか」
あの圧巻な姿を見ていき僕は虜にされていた。いつの間にかあの人がトレーナーになってほしい……
いや、必ずなって欲しいと思っている。
「……あんな風に僕も堂々としていきたいな………僕はいつまでたってもこのままだ……」
ため息を吐いては愚痴をこぼすようにネガティブになっていく。
でもこのままじゃいけない。僕は絶対に偉大なウマ娘になるんだ………!
トレーナーとしてもし会えるのなら………僕はあの人しか担当契約にならないと決めているのである。