予選試合。鶴仙流を修める天津飯という人と餃子という2人が絡んできた。2人ともすでに初戦を突破し、本戦まであと少しらしい。
ヤムチャさんとクリリンも順調に歩を進めており、どうやら俺があげたリストバンドの効果もあってよりパンチの重みが増してるようだ。
だけどあの天津飯って人、かなりやれるな。俺と悟空が勝てるぐらい…かな…。じい様はギリ行けそう…そう考えたらかなりの実力者だ。桃白白を思い出す。
…あ、俺の番だ。悟空達の応援を受け、舞台に上がる。
「君は…まさか、あの孫海君かい?ここで会えるなんてね」
「?俺のこと知ってるのか?」
「もちろんさ。グルメス王国で大暴れした少年の噂は有名だよ。となると、僕も本気でいかないとな」
パンプットという相手がそう言うと、周りがざわめく。何?なんでそんな有名になってんの俺。
「まさか海の仕業だったとはな…リッチストン消失事件も、多分あいつが関わってたんだろう」
「あの事件ですか!?そういえば、リッチストンはグルメス王国から流れてましたからね…」
「オラも知ってるぞ!世界中から赤い石ころが消えたって!」
えそんな大規模だったの?!いやでもそうか、元に戻った王様が言ってたっけ、グルメス王国はもともとリッチストンで大きく財を成したって。じゃあ世界中からあの石が無くなったのか…。
ひ、被害ヤバそう……。よし、考えんとこ!
「よろしくお願いしまァす!!」
「お、おぉ?よろしくお願いします…」
「あ、兄ちゃん考えないようにしようとしてらぁ!」
そこ!悟空うるさい!!つーかお前も絶対なんかやってんだろあの3年間で!
気を取り直し、構えをとる。
向こうも少しはできるみたいだし、楽しめそうだ。
「ハイヤーーッ!!」
「っとと。ハッ!!」
パンプットさんの回し蹴りを避け、軽めのパンチを放つ。
向こうはすぐ避けたけど、かなり冷や汗をかいている。
短気決戦を狙ってるのか、一気にジャブを放ってくる。避けるのもあれなので、すべてはたき落として少し押し出す。
「な、なんだ?今の一撃…!まるで見えなかった…」
「…やつが、桃白白様を倒した一人。孫海…」
ん〜。多分反射で避けたけど、目では見えてなかった感じだな。だったら…!
「ぱっ!」
「ッ!?」
「後ろだよ」
「がっ――」
目の前まで一気に接近し、わざと攻撃させて後ろに回り、気絶させる。ん、俺の勝ち。
「あやつ、あそこまで速くなっていったのか…」
「ヘヘッ!兄ちゃんも強くなってんな!オラワクワクしてきたぞ!」
「あれ見てそんなこと言えるなんて、お前らしいな悟空…」
「速いね、天さん」
「あぁ。桃白白様が負けたのも納得がいく…だが俺達が勝つぞ、餃子」
「うん!」
気絶したパンプットさんが起き上がり、負けたことを知ると少し息を吐いて、俺に握手を求めてくる。断る理由もないから握り返す。
「ありがとうございました。少し天狗になってたみたいです。また一からやり直してきます」
「カプセルコーポレーションで俺が使ったリストバンドが売り出されますから、よかったらどうぞ。対戦ありがとうございました」
いいことを聞けたと思ったらしく、パンプットさんは晴れやかな顔で会場を去った。多分あの人、もっと時間をかけたら強くなるな。
そして俺達は無事勝ち続け、天津飯と餃子という人達と同じく予選突破。くじ引きで相手が決まることとなった。
◇◆◇◆◇
天津飯さんと餃子さんが絡んできて、クリリンと餃子さんが髪の毛あるかないかで騒ぎ始め天津飯さんが止めるという珍事があったものの、順調にくじ引きが行われた。
てかあの天津飯さん、なんかちょっと嫌な人みたいに見えるけど、普通にいい人そうだな。餃子って人のこと止めてるし。
そして、俺の初戦が決まった。その相手は…
「……ヘヘッ」
「……ハハッ」
俺の自慢の弟、悟空だった。
思わず2人で見合い、そして笑い合う。まさか一番最初に悟空と当たるなんてな。
「ばあちゃんのところで言ったこと、覚えてっか兄ちゃん」
「あぁ、覚えてるさ。ここで、果たそうじゃないか…」
どちらとも言わずに拳をぶつける。大猿のときとは違う、どちらが上かということを決める戦いだ。
◇◆◇◆◇
初戦、ヤムチャさん対天津飯さんの戦いが始まった。
2人とも中々に険悪な雰囲気だけど、戦いが始まればどちら共に拳を交わい合う。少しヤムチャさん有利か?
ヤムチャさんが飛び蹴りをすると、その重みを嫌ったのか天津飯さんが回避してヤムチャさんへ一撃を叩き込む。背中への一撃に咳き込んだヤムチャさんが距離を取り、一拍。
ヤムチャさん、スピードも上がってるけどそれ以上に一撃が重いんだ。もしかしてリストバンドの影響?だとしたらクリリンもかなり一撃がキツそうだな…。
「…貴様、ただのホラ吹きだと思っていたが、なかなかやるな」
「お前こそ、俺の攻撃を避けて一撃を入れてくるなんてな」
(亀仙流の上位にくる存在が孫悟空と孫海だとすると、こいつは2番目に位置するはず。なのにこの練度か…。少し舐めていたな、油断できん)
(こいつ、スピードもそうだがパワーもやばい!さっきの一撃は効いたな…。だけど俺の蹴りを防ぐんじゃなくて、避けたな?こっちも当てることができたらあいつもキツイはずだ…!)
そこから始まるのは、拳と蹴りが飛び交う攻防戦。天津飯さんはひたすら一撃を避けつつ一撃を与えていく。ヤムチャさんは多少のダメージを無視して一撃に集中する。
ヤムチャさん、スピードで叶わないことに気づいて一撃を与えることのみに力を溜めてるな。天津飯さんに放つ攻撃全部本命のように見えて、実際はすべて牽制。
天津飯さんもそれには気づいてるけど、目が良すぎるから全部に反応しちゃって精神がすり減ってる。
どっちが勝ってもおかしくない…。
「あいつ、ヤムチャさんといい勝負してる…!でもヤムチャさんの方が強いはずさ!」
「…いや、わかんねぇぞ。ヤムチャのやつ、思ったよりダメージを受けてるし、あいつも一撃くらえば一気にヤムチャに軍配が上がる。どっちが勝ってもおかしくねぇ」
「全体的に上の天津飯さんと、一撃に重視したヤムチャさん…さて、どっちが勝つかな?」
そしてずっと耐えていたヤムチャさんに苛立って天津飯さんが大振りで蹴りを放つ。でもそれは悪手だ。
ヤムチャさんが紙一重で回避し、顔面に狼牙風風拳という我流の拳法を叩き込む。これでダメージレースは五分だ!
さらにヤムチャさんがかめはめ波を構える。まさか、撃てるのか?
「かめはめ波!!」
「!!」
天津飯さんが謎の動きをすると、避けもしない。ただ、受け止める。そしてそれはヤムチャさんへ跳ね返り――ヤムチャさんを通り抜ける。
「!?」
「後ろだ!!」
回り込んだヤムチャさんが天津飯さんへ飛び蹴りを再度放つ。だけどギリギリ避けた!あれを避けれるのか!?
「ぐっ…!貴様、これを狙ってか!」
「はぁ…はぁ…そうさ!この一瞬を待ってたんだ!お前が変な構えを取った時点で嫌な予感はしてたのさ。だから本気で撃つんじゃなく、こいつを囮にしたんだ!」
ヤムチャさんは3年前、じっ様がかめはめ波を構えつつ残像拳で避けているのを見ている。そこから派生させたのか!
睨み合い、観客の人が息を飲むのが聞こえる。
そして2人同時に飛び掛かり―――同じ位置、同じタイミングでストレートを叩き込んだ!クロスカウンターだ!
「ごっ…!?」
「がぁ…!?」
『な、なんと!?高レベルな攻防戦を交わし、2人同時にストレートをぶつけ合いました!先に立ち上がりカウントを躱せるかが勝負の分け目です!』
2人とも吹っ飛び、そして倒れ込む。でも多分、ここで勝つのは―――天津飯さんの方だ。
『これは!天津飯選手です!天津飯選手が立ち上がりました!!ヤムチャ選手は立てません!!そしてカウントが数えられ―――そこまで!!第一試合、天津飯選手の勝利!!』
カウントが数えられ、天津飯さんの勝利が確定した。
敗因は、最初に天津飯さんからダメージをもらいすぎたことだろう。上回ってるとはいえ、天津飯さんもパワーはある。ヤムチャさんがもっと速かったか、タフだったらまだ分からなかった。
「……ぅっ!?ぐぅっ、く、くそ…負けちまったか…」
「…ふん、命拾いしたな」
天津飯さんはそう言ってこっちに戻ってきた。
「おめぇ、やっぱ強ぇな!オラワクワクしてきたや!」
「お前は…孫悟空。なんだ、敵討ちにでも来たか?」
「いや?凄えなって思っただけだ!お前ぇと戦うのが楽しみだ!」
「…そうか。孫悟空、そして孫海。貴様らに伝言だ」
「?なんだ?」
「『いつか借りを返す。首を洗って待っていろ』、と。桃白白様が楽しみにしておられたぞ」
「「!!?」」
天津飯さんはそう言うと、餃子さんのもとに戻る。
脳裏をよぎるのは、桃白白の言葉。
…あいつ、生きていたのか。
◇◆◇◆◇
狼男…間違えた、男狼さんとじい様の戦いはじい様が勝利し、クリリンと餃子は超能力をかいくぐってクリリンが勝った。
そして、俺達の試合が始まる。
『さぁ!ついに出場者がすべて揃います!お二人はかの武天老師のお弟子さんで、孫悟空選手は前回大会の準優勝者!そして孫海選手は初出場ですが、なんと孫悟空選手のお兄さんであり、孫悟空選手曰く一度も勝てたことがないそうです!ではお二人が入場します、盛大な拍手を!!』
拍手の中、2人同時に会場へ入り、そして所定の位置につき、互いに見つめ合う。
「カカロットー!カイー!がんばれー!」「まさか、オレ達のガキの試合を見れるとはな…」
「「……」」
『それでは、第4試合!始め!!』
「「よろしくお願いします!!」」
2人同時に挨拶を交わし、そして飛び込む。
初めての、兄弟対決だ!
◇◆◇◆◇
「だぁっ!」
「ふんっ!」
初撃は共に、右ストレート。空中でぶつかり合い衝撃波が回りへ飛ぶ。
一度距離を取り、悟空のみへ意識を――!?
「だありゃ!!」
「うっ!?」
「悟空が攻め続けてるぞ!」
「悟空のやつ、海が意識を尖らせる前に少しでも体力を削りに行ったんだ!」
まずいな、少し集中しないと悟空の2秒先かそこらの動きを予測できない。今も飛んできた肘鉄をなんとか捌けたけど、ちょっとキツイな!
「だりゃりゃりゃりゃ!だぁ!でありゃっ!」
「ぐっ!?――ずあっ!」
「わっ!?」
悟空のラッシュを耐え、頭を掴もうとする右手をはたき足を崩しに来たキックを蹴り返し、そして鳩尾を蹴る足を掴んで投げ飛ばす。
一息に距離を詰めて顔に膝蹴りを叩き込み、少し怯んだ隙に地面へ叩きつけようと両手を振り下ろすも、残像拳により避けられる。だけど動きながら集中は出来てる。
後ろに回り込み、手刀を入れようとする悟空の足を尻尾で掴んでずらし、体勢を崩したので後ろ回し蹴りで脇腹に一撃をいれる。でも今の軽かったな。ほんの一瞬だけ息を強く吐いて蹴りの勢いにほんの少し合わせ、ダメージを減らされた。
これで一旦終いだな。さぁて次はどう来る?
「な、なんだよこの試合…これが決勝じゃないのか!?」
「あのチビたち、めちゃくちゃ速いぞ!」
「ご、悟空と海、こんなに強くなってたのか…!これはマズイぞ…!!」
「…ほっほっほ。新しい時代が来たということじゃの」
「へへッ!やっぱ兄ちゃんは強ぇな…!オラ、ここまでワクワクすんのは初めてだ!」
「ハハッ!そうさ、お前の兄ちゃんは強いんだ。そして、お前もな…俺も、ずっとワクワクしっぱなしだ。こんな戦いを、昔は望んだものさ…」
まさか、お前と戦って叶うたぁな…。何があるか人生わかんないもんだ。
「兄ちゃんに出し惜しみはなしだ!フルパワーで行かせてもらうぜ!」
「来い、悟空!」
悟空の姿が掻き消え、その場に音のみが残る。だけど俺には見えているぜ?ずっと反復横跳びをすることで見えなくなってるだけで、ちゃんと意識すれば見える。
そして少しずつ近づいてきて…消えたッ!?いや、影だ!
「――上か!」
「残念、下でした!」
「ごフぅ!?」
下から頭突きを叩き込まれて一気にラッシュを決められる。頭が揺れ、足場が揺らぐような感覚に陥る。やっばいな…!?
「い、今悟空のやついつの間にか海の下にいたぞ!?」
「あやつ、どうやってあそこまで…!?」
(孫悟空のやつ、なんという瞬発力をもっているんだ!?ただ高速でフットワークをするのではなく、孫海が自身に集中することで目線を固定し残像拳を併用することで一瞬にして消えたように見させる。だがそれだけではやつを騙せない。浮いた瞬間、孫海が影に注目したタイミングで急降下して上を向く視線から外れ続け、意識外からの一撃を叩き込んだ!ただの素人では見抜けない、あまりにも裏を読み続けた戦術!!)
鳩尾がじんじん痛む!まだ視界も揺れたまま!絶体絶命だな!?だけどただで終わると思うなよ…!
「かめはめ―――」
「ッ!?」
「波!!!」
悟空が飛びのき、上方向へ飛ぶかめはめ波から逃げる。だけどこれで終わりじゃない!!
「そぅら!!」
「そのままっ!?」
「かめはめ波を出し続けた状態で、振り下ろした!」
「悟空のやつ、もろに喰ろうてしもうたぞ!!」
「ハアッ、ハアッ!!くっ…どうだよ、悟空…!!」
「―――へへ…いつから、そんなことできるようになったんだ?兄ちゃん…」
服がボロボロになった悟空が視界に入る。くそっ、フルパワーじゃない弊害が出たか…!
「まだまだ、オラは行けんぜ!兄ちゃん!!」
「くっはっはっはぁ…あぁ、俺も行けるぜ。悟空…!」
今度は俺から飛び込み、肘鉄をかます―――寸前に踏み込み、ハイキックを繰り出す。しかし上半身をそらされて回避されるが、足を振り下ろして追撃を行う。こっちは後ろに引かれて避けられ、とんぼ返りした悟空の肘鉄を喰らう。お返しのつもりか!?
「ハアァッ!!」
「ずぇりゃあッ!!」
悟空が肘鉄を起点とした連撃を繰り出してくるので、こちらも負けじと蹴り技で悟空に反撃する。だけど悟空が接近しつづけるため、リーチの差によるダメージの違いが大きい。
しくじった、悟空なら後ろに下がると思ったけど、読み違えた!
「兄ちゃんの蹴りもこの距離なら意味ないだろ!」
「かもな!だけど―――こうすればいい!!」
「わっとっと!?」
振り上げた足を勢いよく振り下ろし、地面を揺らす。グルメス王国の王様に放った内側で衝撃を起こす技を、地面に向かって放ったんだ!お前の地面も揺れてまともに動けないだろ!
小規模の地震みたいなもんだから、間近にいた悟空は態勢をうまく保てていない。だからここが、勝負所!!
揺れて崩れた態勢のままの悟空をそのまま蹴り上げ、飛び上がって拳を振り下ろし、地面に叩きつける。ここで終わらせる!!
「か…め…は…め…!!」
「海のやつ、フルパワーのかめはめ波を撃つつもりだ!!」
「悟空は…!?」
――――か…め…は…め…!!
土煙の中から、声が聞こえた。ならば―――あとは根性で勝負だ!!!
「「波アアァァァァァァッッ!!!」」
光と光がぶつかり合い、巨大な閃光を巻き散らす。俺は舞空術を使ってるから浮けてるけど、使ってなかったら吹っ飛ばされちまいそうだ…!!
「ぐぅゥぅゥゥゥ!!!」
「アアァァァァァ!!!」
負けられない、絶対に負けられない。だけど、いつかは終わりを迎える。
「く、くそッたれ…!!」
「兄ちゃんに、勝つんだあぁぁぁぁ!!」
少しずつ押され続け、俺の手元まで迫る。
ちくしょう、悟空のやつ強くなってんじゃねぇか!!嬉しいなぁまったく!!
ついに俺のかめはめ波が押し負け、光に飲み込まれる。
―――不意に、見覚えのある二人が見えた。悟空のような髪の毛をした鋭い目をした男性と、少しぼさぼさした髪をした優しそうな眼をした女性が。嬉しそうな顔を、していた気がする。
◆◇◆◇◆
「はうあッ!?」
「あ、海が起きた!!悟空ー!海のやつが起きたぞ!」
「え、兄ちゃんが!?兄ちゃーん!!」
「海君、無事ですか?意識はありますか?」
「…さ」
「「「「「さ?」」」」」
「三途の、川を、見学してきました…」
いや、真面目に。死んだ父さんと母さん見えたし。
◆◇◆◇◆
気づいたときには大会が終わっていた。優勝は天津飯さん。準優勝は悟空。
超能力による妨害や鶴仙人さんがふっとばされるといったトラブルはあったものの、戦いは決着を迎えたらしい。
最後は空中での決戦となり、ぎりぎり悟空が落ちて天津飯さんの勝利となったらしい。
それと、目の前にいつもお世話になった病院の先生がいた。なんでも、今回俺が出るということを聞いて急いで見に来てくれたらしい。…ごめんね先生。勝てなかったや。俺の敗因は、悟空の鳩尾への一撃だ。あの一撃で一気に体力と精神が持ってかれた。クッソ、パワーとかは勝ってたんだけどな…作戦負けし続けたからなぁ。悔しい~!
あと、天津飯さんは餃子さんと一緒に旅に出るらしい。なんでも桃白白を尊敬していたらしく、裏の存在ではあるがどんどん武人へ変わりゆく桃白白を見ていて今の鶴仙流に疑問を抱いていたらしく、じい様や悟空との戦いで心を決め、鶴仙流から離れるとのこと。そして伝言を残して消えた桃白白を探し、教えを受けるとのこと。
…あいつ、なんかいいやつになったな。いや、人を殺して生きていたからその罪は消えないだろうけど、それでも少しずつ悪からそれつつあるみたいだ。
「天津飯さんおめでとう!それに悟空も準優勝だけど、おめでと。今度は絶対に勝つ」
「あぁ、ありがとう。君は体が本調子じゃないんだ。あまり無理をしないようにな」
「へへ、サンキュ!兄ちゃんなら次はもっと強くなりそうだからな!オラもっと強くなって返り打ちにしてやんよ!」
「言ったなこいつぅ~!」
わーきゃーと騒ぎ、体が痛む。マージで限界まで戦ったや。ぜってー次は勝つ。
「あっ!じいちゃんのドラゴンボールと如意棒忘れて来た!」
「じゃあ俺がとりに行ってくるよ。少しは体動かさなきゃな」
「あまり急いではいけませんよ、海君」
「わかってますって、先生!」
明日からはどんな修行するかねぇ?
今日はこの話だけになると思います。もしかしたらもう一話出せるかもしれません。