ゲヘナのガンマン   作:トニートニー

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一応書き上がったので投稿します…


ガンマンと裏切り者 その2

 

 

一目見た時に感じたヤバさの原因は聖園ミカの銃撃を回避したら直ぐに判った。

 

 

「…は?」

 

狙いの付け方は素人っぽいのに弾丸の軌道が読み難い?

強者特有の軌道の読みづらさと素人感が拭えない狙いの甘さ…どういった理屈だ?疑問を抱きながらただばら撒く様に撃たれた弾丸を避けると避けた後の地面から着弾した音が聞こえる…何か爆発音が聞こえるんだけど!?

 

「へぇ…良く避けられるね」

 

ニコリともせずに私を睨む聖園ミカ。

ヤベェわ…なんでこんな奴が頭張れてんだと思ってたけどこの神秘の強さなら納得出来る。全部力で押し通せる程の神秘の暴力。これはゲヘナでも一大勢力をゼロから作り上げられるレベルだ。

 

「そりゃまぁお嬢様(素人)の撃つ弾丸に当たる訳ねぇだろ」

 

精一杯強がるが、1発でも貰ったら致命的だな。

避けた弾痕をチラリと見やるとそこが炸裂でもしたのかって位に着弾箇所が抉れてる。…神秘量だけならヒナ先輩を超えてるかも知れん。

 

「…何時までその減らず口が続けられるかな?」

 

更に連射できると来たもんだ。…力任せなのがまだ救いだな。

ギリギリで避け続けるが、先生達の方に行かないように立ち回らないと流れ弾で形勢がひっくり返りかねないぞコレ…!

 

「ぐわっ!?」

 

避けた弾がアリウスに当たる。…胴体でも一撃で失神すんの!?もう人の形した大怪獣を相手にしてるつもりで行くしかねぇな。

 

同士討ち(フレンドリーファイア)とはお嬢様らしくねぇな!」

 

「避けられない方が悪いんだよ」

 

暴君過ぎない?…今のでハッキリしたがコイツ周りの味方(アリウス)諸共撃ってきやがるからアリウス共を盾にできねぇな。無理矢理壁にしても一撃で沈むから盾にするなら担ぐ必要があるんだが…あんなん2発も3発も食らわせたらヘイローが壊れかねないし…肉盾戦法はなしだわ。

 

地道に弾を回避しながら何とか近づくが、一定距離まで行くと発砲から回避するまでの猶予が無くなって先へ進むのが難しい。ダメ元で1発、頭に撃ち込んでみるが…避けようとはしてるな。身体能力が高くて神秘の出力が異常な戦闘経験浅い化物か…ヒナ先輩よりはまだマシだな!

 

「痛っ…!もう、痕になったらどうしてくれるの!」

 

うへぇ…痛いで済ませられるんかい…

アリウス学兵共なら確実に意識を奪える距離だぞ?

 

んでもって防御力も異常、と。…コイツなんで政治なんてしてんだ?正義実現委員会にでも入ってたらヒナ先輩レベルかそれ以上の無敵っぷりを発揮しただろうに。まぁそのお陰でまだ耐えられてる訳だが。

 

「…お前の頭、何で出来てんの?頭蓋骨にミレニアム製の装甲板でも仕込んでる?」

 

純粋な疑問を投げかけると弾幕で答えられた。

一旦距離を置かないと不味いな…!

 

「女の子に向かって言うセリフじゃないね?」

 

普通にキレてた。…まぁそりゃそうか。

 

「いや、ゲヘナを地図から消すとか荒唐無稽な事言ってたし、金属の毒が脳に回ってんじゃねぇかなと」

 

それでも煽り続ける。…冷静に対処されるのが一番マズい。あの威力で弾幕張られると近づきようがねーよ…

 

「その減らず口が癇に障るじゃんね…!」

 

よしよし、頭に血が上って来てんな。後は隙を見て突っ込んで終わりだ…と思っていたのも束の間だった。

 

聖園ミカの頭上が暗い?なんだ…?

チラリと上に目線をやるとそこには宇宙が広がっていた。

 

「…はぁ?」

 

本日2回目の驚きだ。室内なのに何故か星空が見える。

 

「これでおしまいっ!」

 

聖園ミカが祈るように手を重ねると、星空から隕石が降ってきた。

 

「はぁぁぁぁ!!?」

 

いきなりファンタジー(原理不明)な攻撃してきてんじゃねぇよスカポンタン!!回避…は無理だ、近すぎる!!ギリギリまで引きつけて弾丸を一箇所に集中して当てる!それで少しでも逸らせれば回避も可能だろ多分ッ!!

 

「舐めんなッ!」

 

極度の集中状態に入る。

世界から色が抜けて周りの動きが遅く見える。音が遠く、やがて無音になると隕石がゆっくりと迫って来ていた。

まだだ、まだ引きつける。最後の1発がほぼ零距離射撃になるぐらいまで………今!!

 

弾倉に残った弾丸を寸分の狂いも無く当て続ける。

1発目、変化なし。2発目、少しブレたか?3発目、明確に軌道が変わるがまだ回避不能。4発目、…よし隙間が出来た!

 

僅かに空いた隙間に身体を通す様に地面に倒れ込む。

掠っただけで軽く出血したが何とか避けれたな…

 

集中状態から帰って来ると同時に背後で爆発音が鳴り響く。

アリウス共が纏めて吹き飛ばされている様で阿鼻叫喚の声が聞こえてきた。…アレを何回もやられたら防ぎきれないな。次が来る前に決着を着けないと先生達の方にも被害が行きかねない。

 

聖園ミカの方を見やると隕石の着弾?で私を見失ったのか、殺しきったと思ったのか祈る様に合わせていた手を解いている。

…チャンスだ。一気に身体を起こして一息で走り寄る。

まぁ、気づくよな。驚愕の表情を浮かべる聖園ミカが私に銃口を向けてくるがこの距離まで近づけばもう関係ない。

 

相打ち上等!その綺麗な顔を吹っ飛ばしてやんよお嬢様!!

 

 

「ぶッ飛べ鳥女ッ!!」

 

「しつこいんだよっ!!」

 

 

互いの銃弾が身体を抉る。

聖園ミカの放った弾丸は私の脇腹に命中した。…死ぬ程痛ぇ!これ当たった所無くなってない!?意識が飛びそうになるのを何とか気合いで耐えながら聖園ミカを睨む。

 

私の放った最後の1発は何とか避けようとしたらしい鳥女のこめかみを痛打した。頭から後ろに吹っ飛ぶ様な形で倒れ込む聖園ミカ。そのまま寝てろよお嬢様…!

 

意識が持ってかれそうになりながら震える手でリロードする…着弾箇所が無くなったと錯覚するほどの衝撃だったが辛うじて穴は空いてないな…肋骨は何本か持ってかれたぽいが。クソが…何時もなら直ぐに終わる工程が異常に難しく感じる。

 

 

「………やってくれるじゃんね」

 

 

嘘だろおい、なんで意識があるんだ…?

間違いなく意識を奪った(直撃した)はずだろ。至近距離からの頭部射撃だぞ?そこら辺の不良ならヘイローが壊れる可能性すら有る距離で撃ったのになんでもう復活してきてんだよ…!?

フラつきながらも立ち上がってくる聖園ミカを見て驚愕と言うより恐怖を感じる。

 

「なんッで立てんだよ…!?」

 

痛みに耐えながら途中でリロードを終了する。…3発でどうにか出来るか?…どうにかするしかねぇんだが。

 

「久し振りにちょっと効いたけど…それでおわり?」

 

はぁ…ダメージトレードが割に合わねぇ…

こっちはフラッフラなのにあっちは良いのを1発貰った程度かよ。笑えてくるな。

 

「…舐めんな。こっからが面白いんだろうが」

 

強がってはみたもののコイツどーやったら倒せんだ…?

零距離で撃ち込み続ければ流石に倒れてくれるだろうが…まさかヒナ先輩以上に硬い奴がいるとは思わんかった。流石のヒナ先輩でもアレ食らったら数分倒れる位の人間性はある…ある、よな?

 

「フラつきながら良く言うじゃんね…じゃ、さよなら」

 

現実逃避してる場合じゃねぇわ。襲い来る銃弾を何とか掻い潜って距離を取る…また振り出しに戻った訳だが、最初と状況が違いすぎるのが難点だな。

 

「往生際の悪い…生き汚さがゲヘナの売りなのかな?」

 

「これは私の専売特許だ…他の奴と比べんなよ」

 

軽口を叩くが突破の糸口が掴めねぇ。

少しダメージが抜けてきたがそれは向こうも同じだろう。

八方塞がりだな、と考え始めたその時、背後から聖園ミカへと銃弾が殺到した。

 

 

「林檎、無事か!?」

 

「わ、私たちが相手です!」

 

「早く治療を!その間は私たちが引き受けます!」

 

補習授業部の皆が合流した様だ…アリウス大隊は?

 

「アリウスの他の連中は…?」

 

"さっきの隕石で大半が吹っ飛んだよ…兎に角、安静にしてて!"

 

あれ味方巻き込みまくってたんかい。見境なさすぎだろ…

 

「アンタ、ボロボロじゃない!」

 

直撃を貰ったのは1発だけなんだけどな…それだけでこのザマだ。コハルが手際良く治療してくれているが、コハル抜きの補習授業部で聖園ミカ相手にどれだけ持つ?

 

先生の指揮で入れ替わり立ち代わりに銃撃を繰り返し、的を絞らせない様に戦闘を続ける補習授業部。…上手いことヘイトを分散させてるが、人数が足りてない。火力もあのタフネスを抜けてないな…

 

ギリギリまで前線で粘って暴力的なまでの弾丸を食らって吹き飛ばされたアズサ先輩を見て決意を固めた。

 

「ありがとう、もう大丈夫だから行ってくる」

 

「ダメッ!まだ安静にしてなきゃ…」

 

「コハル。…今行かないと前線が崩壊する。無理してでも行かないと聖園ミカは止められない」

 

あの怪獣(暴力の化身)、一人でアリウス大隊以上に暴れ散らかしてんだもん。先生の指揮で何とか粘ってるけど圧倒的に火力が足りてない。…私ならアイツにダメージを与えられる。

 

「でもッ…」

 

コハルにも分かってるはずだ。私に人員を割いてる現状じゃジリ貧どころの話じゃない。今にも押し込まれそうな戦況だって事が。

 

「コハルは先生に合流して。適当に隙を作ってくれると助かる、多分アイツまともに戦った事ないと思うって伝えてくれ。私は…あの鳥女に引導渡してくる」

 

リロード途中だった弾倉に6発全てをぶち込んで準備完了だ。

 

「なら一緒に行けば良いじゃない!」

 

「不意をつくなら別行動の方がやりやすい。それに、私の戦い方はソロ向きなんだよ」

 

私は回避型だからなぁ…本気を出して戦う状況だと流れ弾が後ろに抜けるから後衛に被害が行く可能性が高い。

 

「んじゃ、先生によろしく言っといて。お叱りは後で受けますってさ!」

 

 

 

言い切ると同時に戦場へと駆けて行く。

…普段と比べると6割程度のコンディションだが大分マシになった。コハル達に感謝だな。

 

「コンティニューだオラァッ!」

 

負けたくない相手に負けないコツは勝つまでやる事だ!

私は諦めねぇぞ聖園ミカ!

 

前線で撃ち合ってるヒフミ先輩と聖園ミカに割り込むように銃弾を叩き込む。一瞬怯んだが、此方に目を向けると心底煩わしそうな顔で私を見る鳥女。

 

「本当に、本当にしつこいなぁっ!」

 

「バカが!私達(ゲヘナ)に喧嘩売るってのはそういう事だ!!」

 

納得行かないなら誰が相手だろうと、どんな時でも何度でも噛みつくのがゲヘナ流よ!

私に銃口が向いた隙に下がるヒフミ先輩。…コハルが合流すれば治療してくれるだろう。

 

「これだからゲヘナは嫌いなんだよ…!」

 

吐き捨てる様に言って撃ち続けるが、この距離なら回避は容易い。

 

「お前が馬鹿なこと言って喧嘩売ってこなけりゃ私だって此処までやりたかねぇよ!」

 

誰が好きこのんで一撃死しかねない化物と限界まで撃ち合いすんだよ…もう帰って寝てぇよ私。でも此処で引くのは癪に障んだよなぁ!!

 

銃身を休める為か疲労のせいか、一瞬弾幕が途切れたのを見過ごさずに距離を詰める。直ぐに連射し始めるが……狙いが更に甘くなってんな?

 

「おいおいおい!もうお疲れかぁ!?」

 

「うる、さいなぁ!」

 

本当に疲弊してるっぽいな。これならワンチャン行けるかも知れん。雑になり始めた射撃の隙間を縫うように更に距離を詰める。

後少し、何かが起これば確実に詰められる距離だ。

 

「私程度にこのざまじゃゲヘナ潰しなんざ夢のまた夢だぜ聖園ミカ!」

 

ヒナ先輩なら、もっとスマートに片を付けるだろう。

マコト先輩なら、軍団を率いて被害を出しながらもきっちり潰しただろう。

 

私はそんな風には出来ないが…補習授業部の手助けがある今ならお前に届くぞ。

 

「!?」

 

背後から補習授業部の射撃が聖園ミカを撃つ。

ダメージは微々たるものだろうが聖園ミカは反射的にそちらに目を向けてしまっている。…戦闘経験が豊富な奴なら晒さないその隙をつかせてもらう。

 

一飛びで懐に潜り込み、側頭部に銃口を当てて1発。

頭から吹き飛んで倒れ込む。

まだ立ち上がろうとしつつも私に銃口を向けようとしているが、この状況ならもう詰みだ。更に近づいて頭に1発、2発と撃ち込む。

 

「っ…!?」

 

「随分と頑丈だな…もう寝てろよ」

 

4発目を撃ち込んで漸く銃口が地面に落ちた。……気絶したか。

マジでなんだったんだこのバグ女…もう2度とやり(撃ち合い)たくねぇわ…

 

 

 

 

 

 

「「林檎!」」

 

「「林檎ちゃん!?」」

 

 

補習授業部の声に手を降って返しながら倒れた聖園ミカを見つめる。…コイツ、これからどうすんだろうな。

トリニティでクーデター目論んで、失敗して。

残りの学園生活針の筵だろうに…ゲヘナを潰すのにそこまでリスク負う価値が有ったんかね?

 

…なんにせよ私にゃ理解出来ない思考回路だな。

 

ま、後のことはトリニティでなんとかすんだろ。

エデン条約もマコト先輩やらナギサやらが話し合うだろうし。私の役割はここで終了だな…

 

"…お疲れ様"

 

何かモニョってる感じの先生から労いの言葉を頂いた。

 

「お疲れ様です先生。…補習授業部の皆もお疲れ様でした」

 

先生と補習授業部の面々に頭を下げる。

 

「…無事で良かった」

 

アズサ先輩が安堵の声を上げる。…先輩、聖園ミカにぶっ飛ばされてたのにピンピンしてますね?

 

「えぇ、本当に……あぁ、援軍が来てくれたみたいですね」

 

ハナコ先輩の言葉通り、体育館の爆破痕からぞろぞろと武装したシスターが入ってきた。

 

「シスターフッド…!?なんでまた此処に?」

 

ヒフミ先輩が疑問を口にすると、先頭に居たシスターが答えた。

 

「ハナコさんからの頼みでして…間に合わなかったようですが」

 

惨憺たる状況を見回して申し訳なさそうにするシスター。

ちゃんと二の矢も用意してくれてたんだなハナコ先輩…

 

「いえいえ、来ていただいてありがとうございます。詳しい事情は追って説明させていただきますので今のところは…」

 

と、倒れている聖園ミカを指して続ける。

 

「この度のクーデター騒ぎの首謀者は聖園ミカさんです。アリウス分校と手を組んでナギサさんを襲撃、実権を握ろうとしたとの事です。証拠の録音はこちらに」

 

録音用のレコーダーをシスターに渡していた。

いつの間に録ったんだそれ?

 

「…確かに。聖園ミカさんとアリウスの皆さんを保護致します。…そちらのゲヘナの方は?」

 

私か!?あーっと…ティーパーティーには話が行ってるんだけども…

 

「こちらは私達の友人です。エデン条約を見据えてゲヘナから先生の護衛として来ていただいております。ティーパーティーの承認もこちらに」

 

ハナコ先輩…!抜かりなさすぎて怖い位だよ…!

 

「…確認が取れました。疑ってしまい申しわけございません」

 

「いえいえ、お気になさらず…慣れてますので」

 

そう返すと少し目を見開くシスター達。

…どんだけ無法者だと思われてたんだろうか?気になるけど聞くのは今じゃないな。

 

「では、詳細はまた後ほど、で良いんですよね?」

 

ハナコ先輩にそう確認を取るシスター。

 

「えぇ。私達はこれから試験を受けなければいけませんので…」

 

あぁ、すっかり忘れてた。これ、追試を受けるための行動だったわ。なんで前哨戦で大怪獣バトルさせられてんだろうな…

 

「…後1時間もないな。急いで向かおう」

 

アズサ先輩が時計を確認して補習授業部に声をかけると全員が一斉に走り出した。

 

「す、すみません…!このお礼は後日必ずしますので!」

 

「失礼します!」

 

「最後まで締まりませんね♡」

 

"ごめんね!また今度お礼に伺わせてもらうから!"

 

皆速いなぁ。

 

「…えーと、じゃあまぁ…失礼しますね?」

 

私も後を追った。こんな所に1人で残るとか冗談じゃない!

 

 

 

 

 

目的地に向かって走り続ける補習授業部の後を追っていると朝日が眩しく通りを照らしている。

…今回の件、何処までマコト先輩に話せば良いんだろうか?

この後の報告やらを考えると少し憂鬱になるが、とりあえず目先の試験合格を祈っておこう。

 

 

こうして、補習授業部と過ごした1週間は終わりを告げた。

アリウスと聖園ミカの目論見も無事挫くことが出来たし、これでもうエデン条約絡みの案件は終わったと思ってたんだが…

 

実はまだ始まりに過ぎなかったと知るのはもう少し後の話だ。

 

 




ミカが著しく弱体化していますが、一応派閥のトップであることから戦闘経験が豊富とは思えず、色々振り切ろうとしてはいるものの後ほどの殺意を持っているわけでもない…そのため今回のような次第となりました。今後の展開次第では再登場する予定ですが、その時はもっと理不尽で冗談みたいな強さを出したいと思います。

また、ミカの口調が難しく所々「こんな言い回しするか?」と言った所があるとは思いますがお目溢しいただけますと幸いです…
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