Blue Archive "Geno's" Second Story 作:只のナギサ推し
というか年越しちゃったよ…
というわけで、SCHALE! Former Trioの方でアビドス編終わったので、これからは暫くこっちを投稿しようと思います。
それと皆さん、あけましておめでとうございます!!(なお元日から4日経ってる)
今年もよろしくお願いします!!
Geno「は?え?な、なにこれ…」
鏡を見た俺は驚いた。まさか、溶けていた目にグリッチが現れていただなんて…
つまり、俺の今の容姿は白いパーカーに弟の赤いマフラー、グリッチの掛かった右目に口から血を吐いており、胸に凄いデカい切傷がある…*1ハッキリ言って不審者でしかないだろ…怪しさ極まりない。
ユメ「えっと、その…大丈夫?いろいろと…」
Geno「まぁ痛くはないし、これといって不自由は無いから大丈夫だな」
ユメ「正直見てられないよ…」
ユメがそう言うのも無理ない。だってこのままだと常時血を見ることになるからな、精神的にキツいだろう。
まぁ今どうこうできる問題でもないので、オレ達は本題に戻った。
Geno「ユメの言ってるアビドス高等学校って見える?」
ユメ「うーんっとね…あ!!あった!!」
ユメの指さす方向を見ると、確かに地下世界にいた頃、本で見た学校と全く同じ見た目をした建物があった。正直言って、この周りにも数々の学校はあるんだろうが、ユメがいつも通っていた学校だ。間違えるわけがない…そうだよな?あってまだあまり一緒に過ごしてないけど、コレだけは分かる。ユメってバカだよな?そうじゃなけりゃ故郷であるアビドスで遭難とかしねぇだろ?*2
俺は不安を胸に抱きながらも、ユメが指さした学校に向かった。
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先輩が帰ってこなくなって、何日だろう?
アビドス中を探し回ってるのに、全く見つからない。
どうしてあんな事言ったのかな?
今でも後悔してる…
私のせいで、先輩は帰ってこない…
もう、死んでしまってるのかもしれない…
それでも、私は諦めずに探し回った。
涙で視界が滲んでも
足が痛くなっても
砂嵐に巻き込まれても
探した。
でも、見つからなかった。
「先輩…どこに…いるんですか…?」
絶望していた。もう駄目かと思った。
私は教室で泣いてばかりだった。
私のせいで…私が先輩を殺したと…そう思っていt
「小鳥遊ホシノっているかー?」
ホシノ「え?」
誰?この声?男の人?
「梔子ユメって奴届けに来たんだけどー!!」
ユメ「ちょっとGeno君!?奴はないよ奴は!!」
その声を聞いた瞬間、私は霹靂一閃でグラウンドに向かった。
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ドォン!!
Geno「え!?何!?何の音!?」
ユメ「なんかすんごい勢いで誰かこっちに向かってくるんだけd(((「ユメ先輩ッ!!!」ホシノちゃん!?」
へ〜あのピンク髪がホシノって言うんだ〜ってちょっと待って?なんか速くね?てかこっち向かっ来てね?俺の存在見えてなくね?ちょっと待てストップストップストップゥゥゥゥゥ!!!!!
ドンッ!!
Geno「アフンッ」*3
盛大に体当たりされたんだけど。しかも俺に目もくれねぇんだけど。まぁ再開出来た喜びを邪魔する気はないけどさ…眼中にもねぇのかよ?俺。
ホシノ「ぜんばいどごいっでだんでずが!!」(ギャン泣き)
ユメ「ご、ごめんねホシノちゃん…」(後輩がギャン泣きしながら抱きついてきて慌ててる)
あれ?俺これ百合の間に挟まってるんじゃねぇか?じゃとっとと失せるか。
Geno「じゃ俺はこれd「ガシッ」ガシッ?」
ユメ「Geno君どこ行くの?」
え?待ってなんで俺腕掴まれてんの?離せよ!!離せよ!!!!
ホシノ「待ってくださいなんで骸骨が生きてるんですか?というかまず骸骨なんですか?グリッチあるし血出てるし血!?」
に、逃げるんだぁ…勝てるわけがない!!
ユメ「というかまず帰る家もないのにどこ行くの?」
Geno「あ、そっか」
今更だけど、ここ別世界なんだった。
ホシノ「えっと…その…貴方がユメ先輩の恩人…って事でいいんですか?」
Geno「まぁ…そうだな…てかさっきまでギャン泣きしてたのに切り替え早いなおい」
ホシノ「うるさいです…」
Geno「まぁそうだな。砂漠歩いてたらコイツ遭難してたからな。俺が水とか持ってなかったら今頃死んでたぞ?ソイツ」
ホシノ「砂漠で…遭難…?」
ユメ「ごめんねホシノちゃん。次から気をつけます…」
Geno「運が良かったな。奇跡みたいなもんだ…アレ?何処連れて行くの?」ズルズル
ユメ「教室だよ?」
Geno「え?教室?」
ホシノ「お礼ぐらいさせてください。というかまず、貴方怪しすぎます。いろいろと答えてもらいますよ」
怪しすぎますって言われた…その通りでこざいます。
というかおもてなしするのか質問攻めするのかどっちかにしてくれ。
そうして、俺は2人に教室に連行されたのであった。
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ホシノ「えっと…まず名前は?」
Geno「あ〜Genoだ。よろしく頼むぜ?」
ホシノ「Geno?聞き慣れない名前ですね…」
ホシノ「出身は?」
ユメ「どこの学校出身?」
ホシノ「いやまず学校に入学してるんですか?」
教室に連行され、俺はお茶菓子を出されたあと質問攻めされていた。
出身地とか名前とか、あと通ってる学校とか…俺学校通ってないよ?
ホシノ「まぁこの質問の前に、1つ絶対に聞いておかないと駄目な事があります」
Geno「なんだ?」
ホシノ「貴方は本当にこの世界の住人ですか?」
おっと察しがいいな。
Geno「まずハッキリ言おう。俺はこの世界とは違う世界から来た」
ホシノ「……自分で言っておいてなんですが、ふざけてるんですか?」
Geno「まぁそう思うのが普通さ。実際、俺だってふざけたこと言ってるなって思うよ。でも、俺のいた世界は、そんな"ふざけたこと"が起こる可能性がある世界だったんだよ」
そうして、俺は自分のいた世界のこと、そして自分自身のことを語った。
自分のいた世界がゲームの世界であったこと。その世界ではリセットによる虐殺が繰り返されていたこと。リセットされてもなお、なぜか俺は今までの時間軸の記憶を持っていたこと。虐殺を止める為に虐殺を繰り返していた張本人を何度も殺し続けた事。ソイツに負けてしまって、生き延びる為にSAVE画面に入ったらいつの間にかこの世界に来ていたこと。戦いの時に出来た傷等がそのまま残り、溶けていた右目にグリッチが出来ていたこと。それら全てを2人に話した。
ユメ「それ、本当の事なの?」
ホシノ「にわかには信じがたいですが…話をしていた時の貴方の目が、あまりにも真剣すぎたので、本当なのでしょう」
Geno「まぁ別に信じなくてもいいよ。どうせもう会わないんだろうし」
以外にも、2人は真面目に話を聞いてくれた。これには自分もビックリしてる。
まぁでも、話した所で俺はこの世界で適当にやっていこうと思ってるから、信じてもらえなくていいんだけど。
だがそれにしては、ユメが不思議そうな目でこっちを見ている。
ユメ「え?どういうこと?Geno君うちに入るんじゃないの?」
Geno「………」
脳が処理しきれない。何言ってるんだ?ユメは…
ホシノ「え?ユメ先輩Genoを入学させるんですか!?」
Geno「はぁ!?」
いやいや待て待てどういう事だ!?いつ俺が入学するって決めた!?
ユメ「え!?違うの!?私はてっきり、行く当てもないGeno君をうちに迎え入れるんだと思ってた!!」
ホシノ「あ…そうなんですか…」
Geno「あ〜まぁ…確かに行く当てはないけど…」
そういうことだったのか…にしては勝手に1人で決めるなぁ!?
ホシノ「私は別に…最初は怪しさマックスでしたけど…ユメ先輩を救ってくれた恩人ですし」
ユメ「ということで、Geno君はどうする?」
Geno「そ…そうだな…」
どうやら2人は俺を仲間にしてくれるらしい。随分とお人好しだな…
でもまぁ確かに、行く当てが無いのも事実だし…
Geno「分かった。入学するよ」
ユメ「やったよホシノちゃん!!」
ホシノ「えっと…これからよろしくお願いしますね?」
Geno「あぁ。こちらこそよろしく」
こうして、俺はアビドス高校に入学することになった。
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