地球 地下都市 地球防衛軍司令部会議場
「では、次期主力級戦艦及び巡洋艦、駆逐艦の選定はこの案で決定したいが異議のある者はいるかね?」
防衛軍司令部の会議室に藤堂長官含め軍と政府高官が集まり、会議を開きかる計画が決定された。内容は防衛軍の次世代型主力級戦艦と巡洋艦、駆逐艦についてだった。各地下都市の復興と避難用コロニーの建設が一通り完了した地球は、汚染が深刻な都市から順次避難を開始しし始めていた。時間断層工場により必要な資源さえあれば、艦艇や資材を始めとした様々な物があっという間に生産され、人類絶滅まで1年を切ったとは思えない程に人々には明るさがあった。
以前のようにエネルギー不足による物資が不足することはなく、安定した供給が行われるようになり、万が一に備えたコロニー郡の建設も半分以上が完成し残りも間もなく完成予定だった。既に汚染がひどい地下都市は避難を開始し、残りの地下都市も順次避難を開始しし始めていた。そんな中、人々の間に余裕が生まれ始めた時に、防衛軍では次世代型戦艦とその他の補助艦艇の建造が計画されていた。
波動エンジンと波動砲を搭載したとはいえ、ガミラス戦では手も足も出せず大量に撃沈された記憶がこびりついており、改装し一戦級の能力があるとはいえ、どうしても市民の間では沖田艦改装の主力級戦艦は頼りなく見えてしまっていたのだ。
市民感情的にも軍の威信的にもこのままではまずいと考えた政府と防衛軍は、急遽新型艦建造計画を立案することになった。建造は時間断層工場でオートメーションで建造が可能かつ、通常の10倍の速度で建造されるが、なるべく量産性が高くヤマトに準ずる性能にバランスよくまとめる。会議によりコンセプトは短期間にまとめられ、速やかに会議に提出され政府、軍高官達に全会一致で承認され建造が開始された。戦艦は長門型戦艦、巡洋艦は阿賀野型、駆逐艦は初春型と決定され、命名は日本で計画されたため、日本の命名基準にちなんで決められたものだった。
諸元は以下の通り、
[長門型宇宙戦艦]
・全長306m
・自重70000t級
・新型波動エンジン1基
・波動エンジン点火用補助エンジン×2基
・拡大波動砲
・46cm三連装陽電子衝撃波砲×3
・二連パルスレーザー砲×16
・大型魚雷発射管×2基
・艦載機×40機
[阿賀野型宇宙巡洋艦]
・全長242m
・自重10000t
・新型波動エンジン1基
・波動エンジン点火用補助エンジン×2基
・拡大波動砲
・41cm三連装陽電子衝撃波砲×2基(一部の阿賀野型はカタパルトを撤去し、主砲塔を搭載しているため3基)
・二連パルスレーザー砲×4基二段式三連ミサイル発射機1基
・艦首ミサイル発射管×4
・カタパルト1基(もしくは第三主砲塔)
・艦載機×24
[初春型宇宙駆逐艦]
・全長218m
・自重5500t
・新型波動エンジン1基
・波動エンジン点火用補助エンジン×2基
・28cm連装陽電子衝撃波砲
・三連装ミサイルランチャー×2基
・魚雷発射管×4基
・格納庫搭載
となっている。
時間断層工場のデータサルベージが進み、向こうの世界のショックカノンの情報を入手し、此方側の世界のショックカノンと合わせることで、さらなる強力な砲を開発することに成功していた。エンジンも同様に強化され、エンジンの重さ、大きさはヤマトと変わりないものの出力は2倍にも及び、更にはエアインテーク状の装置はより効率よく真空からエネルギーを供給するために搭載され、充填と回復が大幅に短縮できるようにされていた。又、新開発の拡大波動砲は、収束波動砲のエネルギー密度と威力を保ったまま、ある程度の距離で拡大し面制圧も可能にした波動砲だった。
こうして短期間で新型艦3種を短期間で設計・建造され、各艦隊と基地に配備さてていった。
史実では2203年に就役する艦たちが、2200年に就役することになった。
諸元はウィキペディアを参考にしています。巡洋艦の全長と駆逐艦の自重は情報が見つからなかった為、オリジナルにしています。リメイクショックカノンの陽電子衝撃砲と旧作ショックカノンの衝撃波砲は、威力は同じぐらいだと思いますが合わせることでより効率的で威力を大きくするという設定にしましたが、次回以降に感を出した時に影が薄くなりそうな設定になってしまいました。拡大波動砲のイメージは2205のデーダー艦隊に対する波動砲撃が近いと思います。
基本は作者の妄想ですが、こんな作品でよろしければ次回もお楽しみ下さい。