【完結】最終戦国武闘伝 〜バイオレット・ダークネス〜 作:無敵ざかり
闘技場に歓声が響き渡る。
「紫電の食撃、今
戦争で国力を決する野蛮な時代は過ぎ去り、大食いで勝負を決める旨き時代が到来した!
目にも止まらぬ速さで咀嚼する紫電の奥義が炸裂する!
「紫電選手早い早い! 巨大サラダボウルを次々に平らげていくぞ!」
《モリモリ・ショー》の実況が試合をさらに盛り上げる。
「ムシャムシャ……紫電・ムシャムシャ・
ロマノフも負けていない!
「甘いわ紫電! 魔食ロマノフ・ストライ
「ロマノフ選手! 一気に大量のサラダを口に詰め込んだァ! アースイーターもビックリの大食らいっぷり!」
ギャラクシーだって!
「完食とは何か、教えましょう!」
「続いてパーフェクト・ギャラ喰シー選手が怒涛の追い上げ! ここで果物の追加だ! 今回の果物は……」
モニターに文字が浮かび上がる!
「G!」
「R!」
「A!」
「P!」
「E!」
「GRAAAAAAAPE! ぶどう大食い対決だぁーッ!」
大邪眼の大食いっぷりを見よ!
「このバル
マ
「グランド・デビル代表の食べっぷりを、幾度も目に焼き付けよ!」
ロレン
「大喰の天雷を!」
アクア・
「我が食い尽くせぬメニュー、ただひとつとしてあらず!」
多々食いは激化していく!
「果物タルト大食い対決、まもなくスタートだ!」
「紫電と……この
武者参戦!
「手加減はしませんよ」
「こちらとて同じ心構えだ。ゆくぞ、山盛り・ドラゴンよ」
「友と共に食べる!」
「こちらも共に喰らい尽くしてみせよう、紫電!」
「ああ!」
ボルメテウス・
「スタァァートッ!」
熾烈な多々喰いを越えろ!
「紫電おかわり!」
「味わう必要などない……流しこめばいいのだ」
「美味さを笑うもの……美味さに泣く」
ビスマル
「早く食べたいという思いと、美味しさを味わいたいという思いから生み出された奥義……それが、紫電・
「やるではないか……!」
サムライ VS ナイト!
「我らを恐れよ! それで食ったつもりか?」
「燃えて落ちよ! 食べ尽くす!」
魔
「美味いものよ」
「食べ尽くしてあげても良くってよ」
「「撃滅食!」」
ゴッド参戦!?
「onom uuk ow ihseM」
ビッグバン・アナスタシス参戦!?
「これがこの時代の大食い……ねえ」
「我らの時代から見れば、だいぶ遅れてるもんだぜ」
未来からやってきたフードファイター!?
かつてない
戦いが
始まる!
「……誰が勝つと思う?」
「うーん……紫電……かな?」
「同じく。
「"なければ"ねえ……それは、もしもの話?
それとも……"ある"ってこと、なのかな?」
「……仕掛けるとしようか」
何かが、動き出す……?
「畑丸ごと野菜大食い対決、まもなくスター……!?」
《モリモリ・ショー》は予想外の光景に目を見開く!
「まだ試合が始まってないのに……野菜が……無いだと!?」
紫電達も驚きを隠せない!
「奴です……奴が野菜を食い尽くして……!」
「あいつは……まさか……!?」
「飲み込んでやる!」
アイツがついに現れた!
「馬鹿な……」
「全てを喰らってやろう!」
最強のフードファイター
戦攻竜騎ドルボラン
参 戦
「ていう話を我らワイルド・ベジーズで考えたんですが……タイトルを"戦国フード会"と"戦国ぶどう会"のどっちにするか迷ってましてねぇ。ぶどうのほうがフードより武闘に音が近いんですが、何ぶん毎食ぶどうが登場する訳じゃないんで……ロマノフ様はどっちが良いと思われますか?」
「……どっちでもよい」
ダンディ・ナスオ達にとっては、大事なことらしかった。