夜天の巨人・ウルトラマンメテオ   作:新米くん

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本作品はリリカルなのはとウルトラマンのクロスオーバー作品です。
オリジナルウルトラマンとオリジナル主人公主体で、本作品は原作とは違い独自展開が入っています。


プロローグ

宇宙には幾つもの星がある。その中で禍々しく赤紫色に輝く星があった。

 

しかしその惑星では激しく大規模な爆発が所々で発生していた。

 

 

 

「ぐああ!!」

 

 

 

一体の宇宙人が無惨に切り捨てられる。黄色の鬣、口元が露出したマスク顔、黒い体色に武器は右手に装着する刃渡り25メートルのパタ状のサーベル、左手に装着するフック状の鉤爪を持つ外見の宇宙人が屍骸となった。

 

その死体と同じ外見の宇宙人が幾人が、何かに怯んでしまっている。

 

彼らが見るその先には赤い巨人が、彼らと対峙していた。

 

 

 

「.....」

 

 

 

巨人は手に頭にくっついていた宇宙ブーメランを持ち、目先の複数の宇宙人たちを獲物を見つめるようにして睨んでいる。

 

対する宇宙人たちも先程仲間を斬殺されて、怯んでいるがしかし振るいだして一斉に赤い巨人に襲い掛かる。

 

 

 

「か、かかれぇー!!」

 

「「「「うおおおおおおお!!!」」」」

 

 

 

 

 

「....。ジュウアアアアア!!!」

 

しかし巨人は迫る宇宙人たちを次々に手にしている宇宙ブーメランで、迫る宇宙人たちを纏めて真っ二つにしていく。

 

赤い巨人は宇宙人たちを切り捨てた。彼の周囲には幾多の宇宙人たちの骸で一杯である。赤い巨人は周囲に敵がいなくなったのを確認してから、目的の場所へ飛翔する。

 

 

 

宇宙人たちの司令塔らしき施設でも爆発の被害が起きている。施設内部では司令らしき者が、部下より報告を受ける。

 

 

 

「なに?!“奴”はこの星の核に向かっているのか!?」

 

「は、は!阻止すべく部隊を送りましたが、次々に....」

 

「あ、“あの方”にご報告は!?指示は!?」

 

「既に送りましたが、何でも同胞のタルタロスとか言う奴に呼ばれて、ザ・キングダムにいるとのこと」

 

 

 

何やら自分たちの上の者に指示を仰ごうと、その状況を聞くが答えずらそうにしつつも答える。

 

 

 

「君たちマグマ星人で現戦力でどうにかしたまえと、最後に...」

 

「なんだと!?」

 

 

 

どうやら見限られ様子、司令は怒りの余りに壁を叩き殴る。

 

 

 

「現在の戦力で勝てるわけないだろ!?しかも“奴”はあの方の“実験”で更に凶悪な戦闘力を身につけたというのに!!」

 

「“例の細胞”を移植されて、尋常じゃない戦闘力を持ってしまいましたからね....」

 

「くだらん好奇心でやるからこうなる!!」

 

指揮官のマグマ星人が部下より新たな報告を受ける。

 

 

 

「“奴”が核に近づきつつあります!!」

 

「阻止しろ!!」

 

残存する戦力でターゲットとなる赤い巨人を追走するマグマ星人たち。追いつくが......。

 

 

 

「ジュオ!!ジュアアアアア!!」

 

 

 

「がああ!!」

 

「ぎゃあ!!」

 

 

 

やはり圧倒的な戦闘力の差により、数で攻めてもまるで効果なし。赤い巨人の宇宙ブーメラン捌きと尋常じゃない格闘能力でマグマ星人たちを全て秒殺していく。

 

見る見るうちに戦況は完全に赤い巨人によって勝利に終わる。

 

 

 

「だ、だめです....追撃隊、ぜ...全滅....」

 

 

 

 

 

「お、おのれ...!!!」

 

 

 

 

 

恨み込めて口にするマグマ星人。だが赤い巨人は目的の星の核にたどり着くと、両腕を胸の前にクロスしてからエネルギーを溜めつつ、右腕を右斜め上、左腕を左斜め下へと位置してから両腕をL字に組む。

 

 

 

「ジェア!!ジュウオオオオオオオっっ!!」

 

 

 

そこから放たれた深紅の色をした巨大なエネルギーの奔流が星の核に直撃、惑星全体で異常すぎる大規模爆発が起きて、多くのマグマ星人がそれに逃れきれず皆消滅していく。

 

 

 

 

 

「し、司令!!!」

 

 

 

「おのれぇ!!!戦うことしか知らぬ、下等な“ウルトラマン”如きがぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

惑星は激しい閃光に包まれ、巨大な爆発が起きてしまう。惑星の残骸が宇宙空間に舞う中で、あの赤い巨人が五体無事な姿で放り出され、意識を失ったまま漆黒の宇宙の果てへと流され、遂にはブラックホールに飲み込まれてしまった....。

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