通りすがりの仮面ライダーのヒーローアカデミア   作:諒太郎

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第10話 USJ襲撃事件その1

マスコミの不法侵入の次の日

 

遂にこの日が来てしまったか…USJ事件の日が…!

 

「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見ることになった」

 

(なった…?特例なのかな?)

 

まぁ三人とは言ってもオールマイトは遅れてくるんですけど…

何やってんだ平和の象徴!

遅れる理由が困ってる人がいたら助けてた、だから怒るに怒れねぇ!

 

「ハーイ!なにするんですか!?」

 

「災害水難何でもござれ、人命救助訓練(レスキューくんれん)だ!!」

 

「レスキュー……今回も大変そうだな」

 

「ねー!」

 

「バカおめーこれこそヒーローの本分だぜ!?鳴るぜ!!腕が!!」

 

「水難なら私の独壇場、ケロケロ」

 

レスキュー訓練だと聞いて教室内が少し騒がしくなったが

 

「おいまだ途中」

相澤先生の一言で教室内は静かになった

 

「今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない

 中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな

 訓練は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく

 以上、準備開始」

 

そう相澤先生が言い残すと俺たちは移動の準備を始めた

 


 

全員の着替えが終わり俺たちバスに乗り移動し始めた

飯田が座席誘導をしていたが

旅行バスタイプではなく市営バスタイプだったので

無駄に終わったが委員長の仕事を果たそうとしてるのは偉いと俺は思うぞ

 

バス内では賑やかに会話をし始めたそんな中

 

「私何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」

 

「あ!?はい!?蛙吹さん!」

 

「梅雨ちゃんと呼んで……あなたの個性、オールマイトに似てる」

 

と蛙s…梅雨ちゃんがぬるりと言った

似てる、というか…オールマイトの個性を引き継いだと言うか…

 

「そそそそそうかな!?いやでも僕はそのえー」

 

落ち着けぇ!そんなテンパってたらダメだろ?!

ま、まずい!このままだとあいつの秘密が…!

 

「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトは怪我しねぇぞ、似て非なるアレだぜ」

グッジョブ切島!あとでジュース奢ってやる!

 

そんなことを考えているといつの間にか話が変わり

どの個性が派手で強いかという話に変わっていた

 

「派手で強えつったら、やっぱ爆豪と轟と十面だな」

 

「ケッ」

 

「…」

 

「俺か?」

 

「そりゃあな、いろんな姿に変身できて強えって人気が出ない要素がねえだろ!」

 

「逆に爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそう」

 

「んだとコラ出すわ!!」

 

「ホラ」

 

「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」

 

「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ!!」

 

あぁ本当に平和だな…

でもこの後には襲撃事件が起きるのか…そろそろ覚悟を決めておかないとな…!

ほんの少しだけでも良い…必ずいい方向に変えてみせる!

 

そう覚悟を決めていると

 

「もう着くぞ、いい加減にしとけよ…」

 

『ハイ!』

 

どうやらそろそろUSJに着くみたいだ

 


 

「すっげーーー!!USJかよ!?」

 

「水難事故、土砂災害、火事…etc、あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です

 その名も…

 

 

 

 

 

 

 

(U)ソの(S)害や(J)故ルーム!!」

 

『(USJだった!!)』

 

おい施設名大丈夫か?!下手したら訴えられるぞ!?

 

「スペースヒーロー「13号」だ!」

「災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」

 

「わー!私好きなの!13号!」

 

なるほどな、災害救助をメインに置いたヒーローか

確かにそういうヒーローもいるのか…

にしても流石は緑谷、分かりやすい解説助かるぜ!

 

「えー始める前にお小言を一つ二つ…三つ……四つ……」

 

「「「(増える…)」」」

 

 

「皆さんご存知だとは思いますが、僕の個性は”ブラックホール”

 どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」

 

うんうん…それで指先からしかブラックホールは出せないだったけ…?

ブラックホールって聞くと

どうしてもパンドラボックスに封印された宇宙人が思い浮かぶが…今は忘れて真面目に話を聞くか

 

「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね!」

 

「ええ……しかし、簡単に人を殺せる力です。皆の中にもそういう個性がいるでしょう」

 

…あぁその通りだ

 

 

仮面ライダーの出自をたどれば

 

ショッカーが世界征服をするために生みだされた、改造人間だ

 

けど本郷猛やその他の昭和仮面ライダーが人々の笑顔や希望を守ろうとしたから

 

仮面ライダーはヒーローになれた

 

彼らの強い決意と悪を許さんとする心があったから世界征服を防げた

 

そして俺が思うにどんな力でも人を救うことも人の命を奪うことができる、と思うんだ

 

仮面ライダーディケイドもやろうと思えば世界を破壊することができる力だ

 

でも逆に言えば世界を守ることだってきっと出来るはずだ

 

だから俺はディケイドの力が欲しかった

 

例え世界に嫌われる役でも構わない

 

もう二度、力が無くて大切な人を失わないために…!

 

もう二度…!後悔しないために…!!

 

「以上!ご清聴ありがとうございました」

 

「ステキー!」

 

「ブラボー!ブラーボー!!」

 

「そんじゃあまずは─────」

 

…ッハ!いつの間に終わっていたのか!

ということはそろそろ…!

 

その刹那!

USJの中央に位置する噴水辺りから黒いもやが出現した!

 

「一塊になって動くな!!!」

 

「え、何だアリャ!? また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」

 

ついに来やがったか!

それを確認すると俺は急いでドライバーを出現させ

 

変身!

 

KAMEN RIDE…

 

DECADE!

 

変身を完了させた!

 

「お、おい十面いきなり変身して一体どうしたんだ?」

 

「落ち着いて聞いてくれ、あれは…」

 

「動くな!あれは…」

 

「「(ヴィラン)だ!」」

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