通りすがりの仮面ライダーのヒーローアカデミア   作:諒太郎

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追記 9月28日に主人公の個人情報の内容に身長を追加しました


第1話 イレギュラーの誕生

次に俺が目を覚ますと見知らぬ天井が広がっていた

 

…本当に転生したんだな。何というか実感が湧かないな

 

とりあえずソファから起き上がってみると

ソファの横の机には一枚の手紙が置いてあった

 

誰からの手紙だ?そう思いながら俺は手紙を手に取り内容を確認した

 

「えっと何々 

 

拝啓□□様

 

この度は転生おめでとうございます

 

さて早速で悪いのですがあなたには謝らなければならないことが2つあります

 

まず1つ目はこの世界のあなたのご両親はあなたが転生する以前に事故死しました…?」

 

…は?

おいおいマジかよ…両親が死んだ?顔も名前もなんなら面識すら無いけどすげぇ悲しいな…

というかこれで1つ目って…2つは一体何なんだよ…

もう読むのがすでに怖いな…ものすごく嫌な予感しかしないけど手紙の続きを読むしかないな…

 

「2つ目は

 

 

雄英高校一般入試は後一週間後です?!

 

はぁ!!?」

 

ちょっと待て!

いくら何でも無茶ぶりってレベルじゃねぇぞ!え?どうすんのこれ?

親がいないのも問題だけどこれはこれで問題だろ?!

1週間で個性に慣れろって?

神様もうちょっと何とかならなかったのか!?

 

「あなたの生活費等はこちらで出しておきます

 

それとあなたの個人情報はこの手紙の裏に

 

書いてあるので是非読んでおいてください

 

以上です。

 

転生後も頑張ってくださいね

 

神様より」

 

生活費等を出してくれるのはありがたいけど…

転生後も頑張ってくださいと言うくらいなら

1年前とかせめて一か月前くらいに転生させてくれてもいいと思うんだが???

 

はぁ…手紙に文句を言っても仕方ない

この手紙の裏に俺の個人情報が載ってるのか

早速見てくか

 

「えっと何々?

 

名前 十面 司(じゅうめん つかさ)

 

性別 男性

 

身長 175cm

 

誕生日 1月25日

 

”個性” ディケイド

ドライバーを使用することで変身することができる

また別のカードを使うことで多種多様な能力を使うことができる、か」

 

”個性名”はそのままディケイドなんだな

 

…と、まぁ個人情報についてはひとまず置いといて

 

入試が1週間後は非常にまずい

筆記の方は中学の内容の基礎と応用だと思うから恐らく何とかなると思うけど

問題は実技試験の方だ

何せこの試験ではロボットの仮想敵を倒してポイントを稼がなければいけないからな

俺の場合、戦いなれしていないし”個性”を使いこなせるかと言うとだいぶ怪しい

もちろんこれ以外にも他の受験者を助けると救助活動ポイントというのもあるが

基本は仮想敵を倒してポイントを

稼ぎつつ余裕があれば困っている人を助けるというのが理想的な動きだと思う、が

 

原作キャラたちのほとんどは15年かけて自分の“個性”に慣れてきた

…ただ俺の場合、一週間で”個性”慣れなきゃいけない

結構きついが出来ない事は無いはず……たぶんな

まぁ、うだうだ考えても何も変わんねぇし

今の俺にできる最大限の努力をして絶対に合格してやる!

 

…ところで

 

「どうやってドライバーを出せばいいんだ?」

 

変身の仕方は目に焼き付く程よく見て実際にやってみたからよく知っているが

どうやってドライバーを出すんだ?

 

「……念じれば出たりしないか?」

 

出ろ!出てこい!ディケイドドライバー!

 

そんなことを心の中で叫びながら手に力を集中させてみた

すると…

 

「どわ!?」

 

手の中にはマゼンタと黒が特徴的な

”ネオディケイドドライバー”が出現した

 

…マジか案外簡単に出せたな

意識するだけでドライバーは出せるのか

意外とお手軽に出せるもんなんだな…

ま、考えるのはこの辺にして個性の特訓もかねて

 

「さっそく変身してみるか!」

 

俺はドライバーを腰にあてた

するとカシャンという音とともにベルトが自動で巻かれ

ベルトの左側には銃と剣、ライダーカードの収納を兼ねた武器

”ライドブッカー”が同時に現れた

 

「お!ライドブッカーもしっかり出てきたな!」

 

ドライバーのサイドハンドルを横に引き待機状態にし

ライドブッカーからマゼンタ色の仮面のカードを取り出すとカード見せつけるように掲げる

そして気合をいれるため変身する覚悟を決めるため

 

「変身!」

 

そう叫ぶとカードを反転させドライバーに装填した

 

KAMENRIDE…

 

DECADE!

 

サイドハンドルを押し込むとドライバーから機械音声が流れる

すると俺の周りに灰色の影があらわれ

影が俺を中心に集まりブランク状態のディケイドとなり

ディケイドに四角い黒い板”ライドプレート”が等間隔で頭部に突き刺さると

 

ディケイドの全身が灰色から白、黒そしてマゼンタ色に変化し

目の役割をする”ディメンションヴィジョン”が緑に発光した

マゼンタの通りすがりの仮面ライダー

仮面ライダーディケイドがヒロアカ世界に誕生した瞬間だ!

 

「うおおお!本当に変身できたぞ!」

 

神様を信じてなかったわけではないが

まさか本当に変身できるとは…テンション上がるな~!

いい機会だし色々試してみるか!

 

 


 

 

30分後

 

 

 

「はぁ…はぁ…疲れた…」

 

俺は床に大の字で倒れていた

 

とりあえず色々試して分かったことが3つある

 

・基本フォームと中間フォームは問題なく変身できること

 

・最終フォームには変身できないこと

 

・15分を過ぎると強制的に変身が解除される

 

まぁ1つ目と2つ目はいいとして

最後の15分という制限がきついんだよな

一応変身が解除された後も変身はできるが

1回目の変身の時より体力を持ってかれるみたいだな…

 

15分か…確か実技試験の制限時間が10分?15分?くらいだったはずだから

試験中に変身が解除されることはなさそうだな

 

USJ襲撃とかはまずいかもしれないが今は実技試験に集中するか

…あと中学の内容も復習しておくか

基礎と応用とはいえ筆記を疎かにして不合格とかシャレにならないからな…

 

この一週間は俺の人生の中で一番大変な一週間だろうな…

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