鋼鉄の牙、乙女の幻想   作:竹河参号

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 本編で説明切れない可能性が高い設定もろもろです。
 ネタバレは基本的に含んでいないので、おまけ程度でご覧ください。


設定(必読ではありません)

■ハーヴェイ・フィア・スピアリング

 主人公。ダグラス・フィア・スピアリング侯爵の三男で、二人の兄と姉が一人いる。

 五歳の時の熱病がきっかけで前世覚醒した。直後は急激な記憶流入で錯乱し、ショックで失語症に陥ったが、『永遠に地獄に落ちるべき自分が、再び生を得ている。ならば、成すべきことがあるはずだ』という、強迫観念に近い使命感を持つことで自我を取り戻す。その後魔導鎧に目を付け、父に提案し様々な大規模改修を施すことにした。ハーヴェイとしては『かつて駆った愛機を再現したい』程度の魂胆だったのだが、結果的にこの提案はスピアリング家全体の武力拡大に貢献し、その立役者として注目されている。

 失語症は治っておらず、聴力に支障はないが会話が不可能。そのためアギラル教授の手になる魔導発声器を常に装着している。生身での戦闘能力は凡庸の一言だが、魔導鎧もといACに搭乗すると鬼神のごとき強さを発揮する。スピアリング家の猟犬として、その敵の絶滅すら厭わない戦いぶりから「スピアリングの殺戮人形」と恐れられている。

 基本的に冷静沈着かつ思慮深い。物腰も慇懃だが、少々無遠慮で無神経なところがあり、親しい相手だろうと身分が高い相手だろうと容赦なくずけずけ言う。また対象に関わらず戦士/兵士を嘲笑うことは地雷であり、戦場であれば真っ先に撃破殺害するほど嫌い。意識はやや混線している状態だが、基本的に「C4-621 レイヴン」ではなく、より感情豊かな「ハーヴェイ・フィア・スピアリング」としての人格が強い。しかし感情が希薄だった前世の記憶にも引っ張られており、やや天然ボケと化している。

 家督継承が期待出来ない貴族子弟を引き込み、傭兵集団として練兵する“ハウンズ計画”の立案者の一人。スピアリング家の魔導鎧部隊よりもフリーな立ち回りが可能な戦力として成立させ、その武威によって名声を獲得するとともに、基幹技術「モジュール型魔導インタフェース」「パーツ換装システム」「姿勢制御システム(ACS)」を宣伝することで、魔導鎧の市場拡大とその利権確保を狙っている。ただし名目上の発案者は次兄セドリックに、基幹技術の特許権利者はアギラル教授に完全移譲する魂胆で動いている。

 同家の専属魔導鎧部隊“黄道十四宮(ゾディアック)”、第九隊“(スコーピオ)”隊長。本家筋の三男として、体裁上隊長の座を与えられているが、本人の意向として指揮は執っておらず、隊長以下はコンビとして協働する三組のベテランで構成されている。

 

□前世:強化人間C4-621 レイヴン

 第四世代手術を受けた被検体で、ハンドラー・ウォルターの配下としてコーラルを求めるべく、ルビコンで戦った独立傭兵。集積地点に到達し、あと一歩というところでアーキバスに捕獲されるも、RaDのシンダー・カーラの協力を得て脱出。ウォルターの本当の目的――コーラル焼却の意志を遂げるべくカーラに協力し、同時にCパルス変異波形エアとの対立を選んだ。“レイヴンの火”を起こした大罪人として恒星間指名手配されるも、なんとか再手術を受けて隠遁に成功。当初の目的は達成したものの、敵も味方も、恩人すら死なせた事実に打ちのめされ、無気力のまま辺境の惑星に引っ越し、そのまま無為な余生を終えた。

 ちなみにこの時の経験から、「夏=太陽に焼かれる=レイヴンの火を想起させる」という理由で、夏が嫌いになっている。

 

□乗機:アンタレス

 深紅にカラーリングされた重量逆関節機。体高は六.五二メートルで、四メートル級の高機動型が主流のホルファート王国ではやや異端。

 フレームは二重関節による高い跳躍能力が特徴で、重量に比しての安定性能と引き換えに、高い機動力を獲得している。腕部はやや重め、射撃性能も並程度だが、射撃反動制御と近接武器適性を強化した、近接射撃を絡めた格闘戦向けのパーツ。コアと頭部は魔力効率と安定性能のフォローを重視している。地上~低空では軽量機と同程度の高機動戦が可能だが、空中ではブースト性能に依存するため、重量相応の機動力しか発揮できないのが難点。

 武器はリニアライフル、バーストライフル、双対ミサイル、そして独自開発した特殊ブレード。ミサイルで撹乱しつつ、ふたつのライフルで敵の気勢を削ぎ、隙を見てリニアライフルのチャージ射撃で強い衝撃を与え、大きく姿勢を崩したところを急接近し、ブーストキックとブレード攻撃で仕留めるのが基本戦術。

頭部:VCP-H201 WARRIOR(VP-44D)

 姿勢安定性能を重視して開発された頭部パーツ。スキャンデータの持続時間は高いが更新頻度が遅く、単独での索敵はやや苦手としている。

コア:MCU-018 OVERTURE(CC-2000 ORBITER)

 モジュール型魔導インタフェースを導入した最初期のパーツのひとつ。とにかく基幹技術を詰め込んだ試作パーツに近いため、防御性能はなおざりだが、軽負荷に加えブースト補正、ジェネレータ補正ともに癖がないため扱いやすく、新兵訓練用にも制式化されている逸品。

 拡張機能には“アサルトアーマー”を搭載。魔力を周辺に放出する高威力の範囲攻撃が可能。

腕部:VCP-A104 WARRIOR(VP-46S)

 やや重めの格闘向け腕部。射撃性能は並程度なので中遠距離の狙撃戦には向かないが、射撃反動制御と近接武器適性を重視しているため、射撃と格闘を絡めた機動戦を得意としており、ハーヴェイの戦術にもマッチしている。

脚部:LCV-0158 DINOSAUR(RC-2000 SPRING CHICKEN)

 跳躍性能と積載能力を両立した重量逆関節。二重関節のため重量に対してやや安定性能に劣るが、特に地上戦においては中軽量機に匹敵する高機動力を発揮し、さらに上方向への跳躍によって三次元戦闘を展開できるため、見た目以上に捕捉は困難。

 とはいえ安定性能の低さは無視できない問題であり、高機動に特化した軽量逆関節、積載能力を犠牲に安定性能をフォローした中量逆関節も開発されているが、本人は相変わらず当該パーツを使い続けている。『……だって格好いいから』

FCS(照準補正術式):アギラル式補正術式01-003(IB-C03F: WLT 001)

 アギラル教授による試作設計の補正術式。中近距離を漏れなくカバーできる上に魔導ミサイルのロック性能にも優れる高性能な術式だが、魔力消耗が大きいため、高出力のジェネレータが必要となる。

ブースター:BLITZ/11V(FLUEGEL/21Z)

 エアバイクメーカー「ディートフリート」製の高機動戦向けブースター。中量級の魔導鎧用ブースターとして特別に要請されて設計されており、各種性能がバランスよく仕上がっている。特に格闘戦で使いやすく、同機の戦術とも相性が良い。

ジェネレータ:MGU-IC01/ネクトン流魔力変換術式 LSH型103号(IA-C01G: AORTA)

 魔石を燃料とした魔力ジェネレータのひとつ。通常時の魔力変換性能は低いが、「枯渇状態まで魔力を消費することで、空いた容量を活用して大規模な魔力変換を行い、急激に回復させる」という、極めて癖の強い術式。枯渇状態ではクイックブースト等を使用できないため機動力が低下するが、重逆の水平/垂直跳躍である程度踏み倒すことができるため、フォローが可能。重量の割に容量が大きめのため、その長所を活かせる組み合わせ。『でも正直使いづらい術式だと思うよ』

 

右腕兵装:WCLR-088 Winfried(LR-037 HARRIS)

 魔導鎧向け銃器メーカー「ヴェルナー&クーゲル」が販売している火力重視のリニアライフル。炸薬ではなく魔導磁力による射撃兵装で、少量の魔力消費による通常射撃と高消費によるチャージ射撃を使い分けることが出来る。やや取り回しは重いが、威力と使い勝手を両立した名作。

左腕兵装:WCBR-018 Backhaus(MA-J-200 RANSETSU-RF)

 魔導鎧向け銃器メーカー「ヴェルナー&クーゲル」が販売しているバーストライフル。安定した威力と衝撃力を誇る名品のため、新兵から熟練まで幅広く愛用されている名品。

右肩兵装:HMT/DML-03:v08 DROOL(BML-G2/P08DUO-03)

 魔導ミサイル専門の軍事企業「エンリケス・マギカ・テクノロジー」が販売している三連双対ミサイル。当該パーツは同時発射数を増やし、さらに射出タイミングをずらすことで回避難易度を上げたが、引き換えにロック性能とリロード時間が低下しており、使い所をきちんと考えないと腐りやすい玄人向け。

左肩兵装:PSB/MO-001 SPRENDOR(IB-C03W2: WLT 101)

 アギラル教授の協力を得て独自開発したワンオフ兵装の特殊ブレード。当人らは“魔力発振器(マギカ・オシレーター)”と呼んでいる。攻撃の瞬間にのみ魔力刃で刀身を形成することで、大幅な軽量化に成功。また魔力を過剰消費することで、“赫薙ぎ”と呼ばれる横薙ぎの高威力攻撃を発生させることが出来る。並みの物理ブレードを超える高威力でありながら軽量なのが強みだが、魔力消費の重さと冷却性能の低さによる連続攻撃の難しさが難点の試作兵装であり、本機の戦闘データをもとに、より一般兵向けに使いやすくデチューンした兵装の開発が進められている。

 

サブ装備:

腕部:WCHG-268 KlemensLB(HG-004 DUCKETT)

 魔導鎧向け銃器メーカー「ヴェルナー&クーゲル」が販売しているハンドガンの長銃身モデル。取り回しが強みのひとつであるハンドガンの長所が減じているが、長銃身により射撃精度が向上したため、中距離までの射撃戦に対応できる。以近での衝撃力と連射性能は依然脅威。

肩部:HMT/DML-02:v03 FEATHER(BML-G1/P31DUO-02)

 魔導ミサイル専門の軍事企業「エンリケス・マギカ・テクノロジー」が販売している二連双対ミサイル。射出角度と誘導タイミングを調整することで、「本機突撃と合わせて三方向からの攻撃」を可能とした。ロック性能も高いため、中距離弾幕として有用なミサイル。

肩部:HMT/SPML-08:v01 SHOWER(BML-G2/P16SPL-08)

 魔導ミサイル専門の軍事企業「エンリケス・マギカ・テクノロジー」が販売している分裂ミサイル。敵の直前で八つの子弾が展開され、対象を包囲するように追尾する特殊ミサイル。誘導性能が高い分ロック時間が長く、照準補正術式に注意する必要がある。

肩部:ALD-025 ORBIT(45-091 ORBT)

 アギラル教授による独自設計のドローン。魔力で反重力フィールドを形成し、本機から分離した状態で魔導レーザーによる独自射撃を行う兵器。魔導ミサイルや既製品ドローンと異なり完全な自律射撃のため、パイロットは本機操作に集中でき、交戦距離の制御がしやすい。

FCS(照準補正術式):ボールス流照準補正術式 CRT-08(FC-008 TALBOT)

 近距離を中心に、ある程度中距離戦にも対応した照準補正術式。ミサイルロック性能も最低限保証されており、基本的な戦局における対応能力が高いため、多くの魔導鎧部隊で標準化されている名品。

ジェネレータ:MGU-R20C/シェファード流魔力変換術式 LHB型18号(VP-20C)

 魔石を燃料とした魔力ジェネレータのひとつ。魔力変換性能が万遍なく優秀で使いやすく、特に中軽量機体での採用率が高い。

 

 

■ケイト

 ハーヴェイの専属使用人で、猫耳を備えた亜人の女性。体裁上ハーヴェイは不具にあたるので、その補助として特別に許可された。

 軽薄で能天気な人物だが、真面目で仕事はきっちりこなす有能。一応メイド服はきっちり着ているが、礼儀作法は堅苦しいので嫌い。奴隷商館にいたころは文字も読めなかったが、ハーヴェイに教えてもらったため読み書きができるようになった。時々ハーヴェイ名義で図書館から本を借りてもらい、文字の勉強をしている。

 身寄りもなく、奴隷商館で惨めな扱いを受けていたところをハーヴェイに拾われたため、忠誠心は人一倍強い。ハーヴェイの感情の機微にも鋭く、深い愛情をもって接している。

 

■ダグラス・フィア・スピアリング

 ハーヴェイの父、スピアリング侯爵家当主。現在は次代移行の準備を進めており、長男クリフトンは家督継承、長女ヘレンは他家に嫁入り、次男セドリックが“黄道十四宮(ゾディアック)”の首席隊長で内定している。

 ハーヴェイの奔放な行動に振り回され続ける苦労人。ただその分大きな利益を得ており、無碍にもできないというジレンマを抱えている。実際その場その場で的確な判断を下しているため、何だかんだ貢献している愛息子の一人として扱っている。

 

□スピアリング家専属魔導鎧部隊“黄道十四宮(ゾディアック)

 スピアリング家で運用されている専属魔導鎧部隊。部隊および各分隊の名称は遺失文明の神話から採られている。統括管理・管制を担う第一隊と実働担当の第二隊~第十三隊、整備担当の第十四隊からなる。特に第一隊“蛇遣い(オピュクス)”の隊長は首席隊長と称され、代々スピアリング本家次男が継承するのが習わし。

 実働各隊は五~十名程度、総勢でも二百人に届かない程度の中隊規模だが、その精兵ぶりから実態は連隊~旅団規模の戦力と見做されており、同家が“戦争屋侯爵”と仇名されながらも有力貴族として一目置かれている根拠。魔導鎧向け銃器メーカー「ヴェルナー&クーゲル」を始めとする複数の軍事企業と提携しており、またセレドニオ・アギラル教授の協力により運用機体も大幅改修されたことで、ホルファート王国の趨勢を握るほどの強大な戦力となっている。

 首席隊長以外の小隊長は小隊番号を取って「第○隊長」と呼称される。コールサインは小隊番号と小隊内序列を組み合わせて「Z(ズィー)○-○」。

統括部隊:第一隊“蛇遣い(オピュクス)

実働部隊:第二隊“牡羊(アリエス)”、第三隊“牡牛(タウルス)”、第四隊“双子(ジェミニ)”、第五隊“(カンケル)”、第六隊“獅子(レオ)”、第七隊“乙女(ヴァルゴ)”、第八隊“天秤(リブラ)”、第九隊“(スコーピオ)”、第十隊“射手(サジタリアス)”、第十一隊“山羊(カプリコーン)”、第十二隊“水瓶(アクアリウス)”、第十三隊“(ピスケス)

兵站部隊:第十四隊“(ケートス)

 

■セドリック・フィア・スピアリング

 ダグラスの次男にしてハーヴェイの三歳年上の次兄。現在は“黄道十四宮(ゾディアック)”の第三隊長だが、将来的に首席隊長の座が内定している。

 武人気質で責任感が強いが、同時に血が上りやすくカッとなる性格。ハーヴェイの台頭により首席隊長の座が一時脅かされたこともあり、彼が絡むと特に声を荒げやすい。一時は兄弟間で対立しており、現在こそ解消しているものの、本人は素直になれずやや乱暴に接している。

 

□乗機:アルデバラン

 重装甲と大火力、そして最低限の機動力を備えた重四脚。体高こそ五.三一メートルと一般的な魔導鎧より少し大きい程度だが、四脚という特徴的な脚部を使用している。アギラル式改良型魔導鎧もとい“アーマード・コア”で初めて確立されたカテゴリであり、同設計の長所と異端ぶりを端的に表す機体のひとつ。

 前線指揮をしつつ後衛として火力支援を行う目的で設計されており、取り回しは重いものの安定した火力を誇る。また部隊指揮を意識した本人の意向から、特化したパーツを使用せず、姿勢安定性能以外は中庸的でバランスよく組み立てられている。

頭部:HD-SP023 TARANTULA(HD-033M VERRILL)

 部隊指揮官向けとして、姿勢安定性能とスキャン性能を重視したハイエンドモデルの頭部。“大蜘蛛”をモチーフに取り入れられているらしい。

コア:BD-ST005 CHRYSLER(BD-011 MELANDER)

 重量と防御性能のバランスを重視した、“黄道十四宮(ゾディアック)”で最も採用されているコア。特化性能はないが扱いやすく、新兵から熟練まで幅広く採用されている。

 拡張機能には“パルスプロテクション”を搭載。球状の巨大な魔力防壁を設置し、自身と味方を守ることが可能。

腕部:AR-ST005 CHRYSLER(AR-011 MELANDER)

 射撃反動制御と射撃安定性能のバランスを重視した腕部。単発の榴弾砲を撃てるだけの反動制御を確保しており、他武装への換装も容易。中量ながら防御性能もきちんと備えており、バランス型として高性能な腕部。

脚部:LG-SP023 TARANTULA(LG-033M VERRILL)

 高い安定性能と積載能力、そして最低限の機動性を備えた四脚。それぞれの脚部に追加ブースターを備えており、魔力消費と引き換えに滞空能力が高い。火力支援向きだが、防御性能に任せた格闘戦もできないことはない。

 

ブースター:BT-ST017 SPLITE(BC-0200 GRIDWALKER)

 上昇推力に優れたブースター。垂直移動/高度維持を得意としており、上空からの攻撃に有用。反面、高機動戦は苦手としている。

FCS(照準補正術式):タイラル流照準補正術式 BCT-19/04(FCS-G2/P10SLT)

 魔導ミサイル専門の軍事企業「エンリケス・マギカ・テクノロジー」との技術提携で開発された照準補正術式。ミサイルロック性能に特化しており、同社の高誘導ミサイルとの相性が良い。引き換えに近距離での即応性に欠けるため、後衛向きの術式。

ジェネレータ:MGU-D08 TRISTAR/オルファス流魔力変換術式GCC型22号(DF-GN-08 SAN-TAI)

 魔石を燃料とした魔力ジェネレータのひとつ。超重量と大容量、そして最低限の出力と魔力変換性能を備えた大型ジェネレータ。大容量に任せた長時間の滞空が可能な一方、高速機動や魔導兵器の使用は不向きとしており、火力支援向け。積載能力および滞空能力の高い四脚と相性が良い。

 

右腕兵装:CROMWELL(DF-GR-07 GOU-CHEN)

 炸薬武器を中心とする軍事企業「株式会社ウィルネス」が販売している榴弾砲。弾頭自体の重量のため弾速が遅く、また発射時の反動も大きいが、高威力と広い爆発半径、直撃せずとも爆発に巻き込みやすい時限信管を備えた強烈な主砲。

左腕兵装:SG-013 ACKER(SG-027 ZIMMERMAN)

 老舗銃器メーカー「ロザーダス・ワークショップ」が販売している長射程ショットガン。本体重量もリロード性能も重いが、比較的長めの射程と巨大なショットシェルによる威力/衝撃力は業界随一を誇り、迂闊な接近を許さない強力な銃器。

右肩兵装:HMT/SPML-08:v02 SHOWER(BML-G2/P17SPL-16)

 魔導ミサイル専門の軍事企業「エンリケス・マギカ・テクノロジー」が販売している二連装八分裂ミサイル。敵の直前で子弾が展開され、対象を包囲するように追尾する特殊ミサイル。誘導性能が高い分ロック時間が長く、照準補正術式に注意する必要がある。

左肩兵装:HMT/VTML-12:v03 WATERFALL(BML-G1/P07VTC-12)

 魔導ミサイル専門の軍事企業「エンリケス・マギカ・テクノロジー」が販売している十二連垂直ミサイル。一度上空へ高く飛びあがった後、目標に向けて急降下するミサイル。命中までややタイムラグがあるものの、防御や回避の難しい上空から降り注ぐため、様々な局面で活用できる。

 

■セレドニオ・アギラル

 “変人”で知られる高名な魔導研究者。王立魔導研究所に所属しており、能力は確かだが奇行が多く、興味のないことにはとことん無関心で扱いづらい人物。

 ダグラス侯爵の依頼でハーヴェイ用の魔導発声器を開発し、その後もスピアリング家と技術提携を結び魔導鎧の改良に協力するなど、同家への貢献は非常に大きい。

 ハーヴェイのことは我が子のように溺愛している。スピアリング家への肩入れも、彼への愛着によるものが大きい。

 彼が手掛けた魔導鎧だが、正式名称の“アギラル式改良型魔導鎧”を「長いし鬱陶しい」と一蹴した挙句“アーマード・コア”と名付けた。この命名に関してハーヴェイはノータッチだが、『いい名前だと思う』と謎めいた笑みを見せている。

 

■アデライン・フィア・エッジワース

 エッジワース侯爵家の次女。実際は愛妾の子であり、本家ではあまり良い待遇を受けていない。侯爵家次女でありながら、学園では普通クラスに入れられているのもそのため。本家の付き合いを通してハーヴェイと知り合い、友人関係を築いた。

 態度こそ高圧的だが意外と気安く、悪戯好き。そのため顔も広く、普通クラスだけでなく上級クラスにも友人がいる。彼女の悪戯に振り回されながらも、周囲は楽しそうに付き合っているのだとか。

 ハーヴェイの過去については、スピアリング家関係者から聞きかじった情報しか知らない。何か裏があるとは思いつつも、本人の意向を慮って深く問い質さない姿勢。

 

 




アルデバランのアセンブルを考案した結果、ミシガン総長とダダ被りになったのはご愛敬。
というか総長本人がこういう理念で組んでそうな気がする。イグアスにメランダーC3を与えたのは、当人への期待の表れとか。
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