確かに俺はいっぱい食べる女が好きだと言ったがそれそのものになりたいとは言って無えんだが〜暴食龍娘のダクファン世界放浪記 作:誤字報告マジでありがとうございます
その後もクッソ面倒くさい手続きを行い、なんとか冒険者ギルドから出るとジュリアンに会った。
「やっほー、クソガキ。頼んだ奴買って来てくれたかしら?」
チャレンジメニューの賞金で頼んだのは、マジックバッグとジャイアントバットの死体、【爆槍】、油。残り全額で買えるだけの食料。
「ん、OK。【爆槍】以外マジックバッグに詰めといてやったよ」
「ありがとう。じゃあ、早速ごはん♡ごはん♡いただきまーす!」
「お前、1時間前にあれだけ喰ってたのにまだ喰うの……」
「ええ、と言うかあれっぽっちじゃぜんっぜん足りないのよ。むぐむぐっ」
「……というかこのコウモリ共はどうするんだ? まさかそれも食うわけじゃないよな……」
「ま……まさか……そんな事するわけ無いじゃない。人を食いしん坊みたいに言わないでよ」
口に、手を当て心外だと言うポーズをとる。
「………………………………………………………………………………ツッコまんぞ。あああとこれだ。お前の言う通り、あのおっさんに浮気している事をほのめかしたらタダでくれたよ。槍とマジックバッグ」
【アータン武器店】という店がある。
なかなかにクセが強いものの、総じて強く、それ以上に使っていて楽しい武器を作る俺のお気に入りの店だ。
そしてこの店は店主がクズだ。
腕は確かなんだが、女大好き、それ以上にギャンブル大好きなクズ中のクズ。おまけに天光法国では珍しい恐妻家で表では妻に強く当たるが家では見事にケツに敷かれてる。
しかもこいつは家の裏のブスババアと絶賛浮気中。なのでそれををちらつかせ平和的に譲ってもらったという訳だ。
防具までは、流石に用意できなかったが問題ない。
「実行した俺が言うのもなんだけどあのおっさん泣いてたぞ。大丈夫か? あ、いや、俺は人なんざ信じねえし。他人がどうなろうと知ったこっちゃねえから、仕方なく聞いただけだが」
「……まあ、金を後で払えば良いでしょ。あとこれ。あなたのギルド登録証」
くそ面倒なお使いを押し付けたが、俺もこの世界の読み書きがろくに出来ない彼の代わりに色々と書いてやったのだ。
「あ、ありがとよ……。んじゃあばよ。俺は寝る」
「分かったわ、じゃあ明日ね」
ジュリアンはもう寝るようだ
「あ、そうだ。泊まるなら、ここの路地裏の【晴れの狸亭】ってとこが良いわよ」
「あ、ありがとよ」
あいつ、ポリシーが誰も信じないなのに、そうほいほい他人を信じまって良いのかね? はぐっ。
【串焼き+パン類+その他完食! 経験値3習得】
*
その20分後、俺は馬車に乗っていた。
中は下品にならない程度に豪奢な内装であり、それなりに金かかってそうな調度品もある。広さも寝転がれる程度には広く、一目で高級志向の馬車だと分かる。当然結構な料金を取られそうだが問題ない。
なぜなら冒険者は無料で馬車を利用できるからだ。
天光法国の豊かさと、ある理由による冒険者優遇はなかなか悪くない。
そして馬車の中で俺はそれを取り出した。
「いただきまーす」
両方の翼を広げれば、1メートルになりそうなコウモリ、が計五匹。とりあえず一番食いでのありそうなやつをガシッと掴みボリボリとかじる。
噛りながらクエストの目標を確認する。今回の討伐対象は【凍結熊】。レベル17の冷気を操るモンスターであり、四つんばいでも体高3メートルにも達する大熊だ。
この世界において冷気は基本的に攻撃手段としてはクソだ。
当たり前だ、温度は下げるより上げる方が簡単な以上、そのエネルギーで高温作った方が攻撃手段としてはよっぽど良いのだ。
なのに、この大熊はどういう進化を遂げたのか、冷気の扱いに特化している。その毛皮から霜が降りるほどの冷気を発する能力も厄介だが、もっと厄介なのは、その口から繰り出される舌だ。
奴の舌は奴の全長よりも長く、蛇のように動かせ、-240度の超低温だ。まともに腕を巻き取られればその部位は凍傷で腐り落ちる。その上、凍傷はよっぽど高位の【治癒】魔法や再生能力がなければ治すのは不可能だ。
そしてこいつは狡猾で攻撃性が強い。自分の攻撃が治癒不能な事をしっかりと理解しているため、強敵相手には一撃いいのを入れて、治癒不能な傷を与えては、付かず離れずの距離を保ち弱るのを待つ戦術を使う。
更に単純なフィジカルも凄まじい。単純にデカいだけでなく、ちょっとした金属程の硬度になるまで圧縮されたその筋肉による一撃は岩をも砕く。
俺の今の身体能力は、平均的アスリート程度……ここまでの食事でトップアスリートくらいまで上がってるか。まあともかく、地球の人間の範疇な以上、正面からやり合うのはかなりきつい。
が、それはあくまでも、今に限った話だ。この程度の戦力差なんて【存在捕食】で容易くひっくり返せる。俺のやる事はただ自力を上げて、凍結対策をすれば良いだけだ。
「サラマンダーとかが居れば喰って能力奪って。楽々勝てたんだけど……残念ながらこの森には居ないのよね……」
あいつの持つ、【温度耐性】【温度操作】があれば、だいぶ楽になったであっただろう。
市場に無いか確認するようジュリアンにも言っていたがやっぱり無かった。
ヌシ級のモンスターの最大の武器に、はっきりとした対策能力を得ないまま向かうのは危険だ。
合理的に考えれば、ちゃんと時間をかけて強くなって倒すべきだろう。
それでも、奴は、明日の日の出までに喰いたい。
それはアイツに会うためだ。この国の王。神を名乗るペテン師にして、偉大なる聖人、キリスト・ヴィジターに。
奴は今国外にいるようだが、明日の午後帰ってきて、明後日また国外にしばらく出かけるようだ。
話しかければ魔王を殺すための協力関係を組める。それは間違いない。が、まずそのきっかけを作るために、実績の一つや二つ欲しい。
本来は3日くらいかけて、
決して氷結熊が美味そうだったから食欲を抑えられなかったわけじゃない。ないったらない。
ああ、それにしても腹が減った。
ちゃんと調理されたものは美味いんだけど量がね……
空腹を紛らわすためにガジガジとコウモリに喰らいついた。
【ジャイアントバット完食! 経験値6習得! 【暗視】
【反響定位】習得!】
【ジャイアントバット完食! 経験値6習得!】
【ジャイアントバット完食! 経験値8習得!】
【ジャイアントバット完食! 経験値4習得!】
【ジャイアントバット完食! 経験値8習得!】
目的地についたのはちょうどおやつを食べ終えた頃、
「着いたぞ」
「ありがとう」
無愛想な御者に手を挙げて答え俺はそこに入っていった。
俺が目を覚ました所、エンタラ大森林。日はもう傾き始めている。午後3時と言った所か。
しっかしさっきの馬美味しそうだったな……正直3度も理性失ってかぶりつきそうになったぞ。
何故か後半はまるで化け物にでも追われるかの様に馬がすごい勢いで移動してたが。
「じゅる……じゅるる……なんでかしら、不思議ね」
まあ良い。市場のコウモリ肉で一番必要な能力は得た。
「あとの能力は
そう言って俺はスキルを発動した
【反響定位】を
【反響定位】
それは習得後から、最終盤までお世話になる最高峰の索敵スキルの一つ。
要はソナーの様なものだが、恐るべきはその精度と範囲。
今のスキル練度でも半径1キロ内の存在を生物無生物問わず探知できるだけでなく、ある程度なら戦闘能力を測れるという、スカウターの様な役目も果たす。
種族、蝙蝠人と終焉龍のみに許されたチート索敵スキルだ。
「うん、あいも変わらず死ぬほど便利ね。これ。欲を言えばあと50匹くらいコウモリ食べて強化しておきたかったけど流石にそこまで言うのは求めすぎだわ」
あ。
「ミツケタ!」
インポには稼ぎに使えるボーナスモンスターと言うのがいる。今ソナーに引っかかったのはそのうちの一体だ。
お目当てを探してザッザッと音を立てながら俺はそこに向かった。
【反響定位】によって、半径1メートル以内の格上の位置は全て把握している。
今の身体能力では、いかに【爆槍】があれど、狼の大群は相手出来ない。
エネルギーのストックが残っていれば【グルメ】によるカロリー変換治癒によるゴリ押しが出来たが、今の時点では無理だ。
狼だけじゃない。
この森にいる肉食性生物の群れに襲われたら確実に死ぬ。
しかし探知によって、1キロ先から探知できる以上、全くもって脅威にはならないのだ。
何度か狼の嗅覚に引っかかったりもしたが、手近な動物を対角線上に挟むように移動したら何とかなった。
ただ氷結熊に会うまでに能力を底上げしておきたい。
そう、目の前に、いる、ボーナスモンスターを狩るなどして。
目の前の不自然に盛られた土山、それがもこもこもこっと動いた。
そして奴は出てきた。
モンスター名。【アビス】
見た目は大体股下までの高さのかたつむりをイメージしてもらえれば良いのだが、こいつはかなり生理的にクる外見をしている。
頭部には大量の黒い眼球が集合体恐怖症が一目見ただけで気絶しそうなほどにびっしりと生え、体には大量の人間の様な口がそこかしこにこびり付き、そこからちろちろと気持ち悪い舌を出している。
もっとも一番キモいのは裏面なのだが……それを詳細に説明することは誰の得にもならないから省略する。
そしてこいつのキモさ以外の一番の厄介な点は、【暗殺無効】と言うスキルを持つ事だ。
具体的に言うと、相手から一方的に認識されている状態で喰らう攻撃を無効化すると言うものだ。
要は遠距離から広範囲魔術なり、超長距離狙撃スキル等でぶち殺す事が出来ない。
ただし、戦闘能力は、素手の一般人にも劣る。【暗殺耐性】以外にこれと言った特殊能力も持たず、そのくせ経験値は下手なヌシに匹敵する、紛うことなきボーナスモンスター。
要はこいつは、クソ雑魚経験値袋だけど見た目のキモさに耐えて、向こうから認識される距離まで近づかないとダメと言う、嫌がらせ目的で追加されたモンスターだ。
超耐性と高速逃走を持つメ◯ルスライム筆頭に、ボーナスモンスターは何らかの方法で、そう簡単に狩られないようにされているのはゲームの常だが、こいつはその見た目で身を守っていると言う珍しい例だ。
損得のみで考えれば、こいつを狩るのはなかなか効率の良いレベル上げなのだが、それをやる奴は少ない。
当たり前だ、俺たちは快楽の為にゲームをやってる、決してグロ画像で不快になるためではない。
なので、こいつを狩りの対象にする奴は少なかった。
俺もその一人だ。
なのでいつもはスルーしていたのだが、この肉体に変わって明確に変わった事がある
「じゅるっ……なかなかうまそうじゃない」
それは、食欲。
尽きることの無い飢餓と全開の食欲は、こいつをも、本能の対象に定めた。
大量の触手のような脚を出し、口から涎を垂らしながら、奇声を上げてこちらにうねうねとよってくるアビスを両手でキャッチ。
そして口元に運び、涎塗れの口を開けこう言った。
「いただきます!」
ガブリッ。モグモグ。クチャクチャ。
グロかった眼球はプチプチと口の中ではじけてイクラみたいで美味い。正直結構好きな味だ。
口の中からアビスの悲鳴が聞こえ、必死で暴れてる感触が伝わるが関係ない。
そのまま二口目に取りかかった。
暴れていて喰いづらいが喰いちぎるたびにその抵抗は弱くなっていく。
頭部のグロ画像がなくなり、まだマシな見た目となったアビスはピクピクと痙攣して動かなくなったのでそれを良いことに一気にズルズルとすすっていくのだがなかなかに美味い。
と言うかまんまエスカルゴだこれ。ガーリックバターが欲しくなってきた。裏面の歯触りも悪くない。
最後は殻から引きずり出して、一気に頬張り、殻もバリバリと喰らった。
【アビス完食! 経験値100習得! LVUP✕3! 【暗殺無効】習得!】
「ふんふん、初日で無効系得られるのはなかなか悪くないわ」
【無効系】能力持ちは、本来ゲームバランス調整の為、耐性に穴を作られる。当たり前だ。そう簡単に全攻撃無効とか言うゴミエネミー出てきてたまるか。しかしそんなの【終焉龍】には関係ない。
本来あった耐性の穴を、他の奴を喰って奪ったスキルで埋めて、あっさり全攻撃を無効化するゴミエネミーになる事も、中盤辺りにはできる。
そうなればほぼ無敵だ。やりたい放題できる。【〇〇耐性貫通】と言ったスキルもあるため、最上位層には普通に攻撃通されたりするものの、逆に言えば最上位層以外には打つ手の無い文字通りのモンスターの誕生だ。
中盤では、全攻撃無効と言う超耐性を生かして格上に持久戦を挑み、体力が尽きた所でむしゃむしゃしてやるのが基本パターンだったな。
なのでこの段階で無効化スキルを得られたのはなかなかに悪くない滑り出しだ。
【アビス完食! 経験値101習得! LVUP✕2!】
【アビス完食! 経験値102習得! LVUP!】
【アビス完食! 経験値103習得!】
そのまま3匹程アビスを美味しく頂いた所で狼に絡まれた。
それに対し俺は新兵器、【爆槍】を取り出した。
この槍の効果は単純だ。
穂先に衝撃が与えられると爆発を起こす。
爆発を起こすたびに、穂先が削れるため半消耗品であるものの、その威力は価格を考慮すれば信じられないほど高い。
「グルルルル!」
「はい、ばーん」
そして飛びかかってきた狼に、アビスの捕食によって強化された身体能力と動体視力任せて、槍を繰り出す。
見事に狼の顎を捕らえた一撃が決まった、そう思った途端、腕が吹き飛ばされるかと思う程の衝撃と共に、狼が弾けた。
余りの衝撃にブチブチと筋繊維がちぎれる様な感覚があるが、そんなのどうでも良い。
問題なのは狼の上半身が爆発で砕け散り、バラバラになった事。それすなわち、喰えなくなった事。
「わ……わぁああ! お肉……私のお肉がぁあああああああああ!」
残ったパーツをかき集めるが、吹き飛んでしまった肉は戻らない。
「酷い……酷すぎるわ……一体誰がこんな事を……はっ、そもそもの元凶はこんな武器渡してきた武具屋のジジイ……許せないわね……」
【フォレストウルフ1/3食! 経験値2習得!】
「……しかし、これ、当分封印したほうが良さそうね……ううっお肉……しっかり食べて上げられなかったわ……ごめんなさい……」
*
そして俺は森を駆け回った。少しでも能力を底上げしたかったからだ。決して食欲に負けた訳では無い。ホントダヨ。
そして俺は口が裂けるんじゃ無いかという程大きく口をかっぴらき、ホブゴブリンにかぶりついた。
【ホブゴブリン完食!経験値8習得!】
【ホブゴブリン完食!経験値10習得!】
早速ゴブリンの巣穴が見つかったのでサクッと皆殺しにしたのだが、こいつらはなんだか午前中に喰った連中よりも美味い気がする。
味変の為にカレー粉をかけて喰う。
【ゴブリン完食!経験値2習得!】
【ゴブリンマジシャン完食!経験値10習得!】
【ゴブリン完食!経験値3習得!】
醤油で刺身にして喰う
【ゴブリン完食!経験値3習得!】
【ゴブリンソルジャー完食!経験値8習得!力↑】
【ゴブリン完食!経験値3習得!】
【ゴブリン完食!経験値3習得!】
【ゴブリンマジシャン完食!経験値12習得!魔力↑】
【ゴブリン完食!経験値3習得!】
調味料が無くなってきたので生で喰う。
【ゴブリン完食!経験値3習得!】
【ゴブリンマジシャン完食!経験値9習得!】
【ゴブリン完食!経験値3習得】
【ゴブリンマジシャン完食!経験値12習得!】
【ゴブリン完食!経験値3習得】
不意打ちをしようとしてきた大鷲を【反響定位】で察知し、アビスを喰うことで強化された身体能力でキャッチして即喰らう。
【デザートイーグル完食!】
60センチ程度の、ゴブリンよりマシなトカゲ型亜人の巣を見つけたので襲撃して喰らう。
「突撃、あなた達が、晩御飯ってね」
【コボルトリーダー完食!経験値16習得!体力↑】
【コボルトソルジャー完食!経験値15習得!力↑【身体能力強化】習得!】
【コボルト完食!経験値8習得!】
【コボルト完食!経験値7習得!】
【コボルト完食!経験値9習得!】
「ご馳走様。パリパリしていてなかなか美味いわね」
食物連鎖真っ最中の鹿と狼も見つけたので不意打ちで一匹ぶち殺し、困惑したもう一匹も殺し、獲物も喰う。
【フォレストディア3/4食! 経験値10習得!素早さ↑【移動加速】習得!】
【フォレストウルフ完食!経験値11習得!】
【フォレストウルフ完食!経験値13習得!LVUP!】
巨大ダニに、口が裂けるんじゃねえかと思えるほどに大口を開けてかぶりつく。
【ジャイアント・マイト完食! 経験値2】
そこからも目についた生き物に片っ端から噛みつき、咀嚼し、嚥下し、消化し、吸収し、強くなっていった。
【ジャイアント・スパイダー完食! 【蜘蛛糸操作】習得!】
【ジャイアント・マイト完食! 経験値2】
【ジャイアント・マイト完食! 経験値2】
【リザード完食!】
【フィアー・ビートル完食!】
【フォレストアウル完食!】
【ジャイアント・マイト完食!】
【ジャイアントセンチピード完食!】
【フィアー・ビートル完食!】
【ジャイアントセンチピード完食!】
【リザード完食!】
美味っ美味っ流石森の幸だ。
「特に大蜘蛛が美味しいわね」
腹の旨味が強くて濃厚。あえて似た食事をあげるならレバーだろうか。外骨格もパリパリとしていて美味い。
そんな大蜘蛛さんを右手で食い続けながら身体能力に変えつち上から落ちてきた蛇を裏拳で頭部を粉砕してからキャッチし丸呑みにする。
【ポイズンバイパー完食! 【毒牙】習得!】
「こいつもピリ辛でなかなかいけるわね。はむ」
【ジャイアント・スパイダー完食! 経験値8習得!】
そこから本来、罠等が無いと捉えられない鹿を、鹿から奪った【移動加速】で追いかけ、【爆槍】の柄で叩きのめして喰らう。
【フォレストディア完食!】
【フォレストディア完食!】
喰らう、喰らう! 喰らう!!
目についた30センチ程度のカエルの頭部を食いちぎり一飲みにする
【フロッグ完食! 経験値8習得!】
【フロッグ完食! 経験値7習得!】
【フロッグ完食! 経験値8習得! LVUP!】
交尾中だった亀共をまとめてキャッチして頭から甲羅ごとバリバリと喰らう。
「この何とも言えない歯応え、なかなかのものだったわ。ご馳走様」
【ウィズダムタートル完食! 経験値12【亀の守り】習得!】
【ウィズダムタートル完食! 経験値13】
「うふふふふ、くひひひひ! もっと! もっと! もっと喰いたいの!」
不味いな。喰えば喰うほど余計に食欲が止まらなくなってくる。
言い忘れていたがこの森は、天光法国の訓練場としての側面も持っている。キリスト・ヴィジターがなんかの周回で、「俺ちゃんは愚民共をペテンに掛けるのは得意だけど学も頭もねえんだよね」とか抜かしていたが奴は奴なりに為政者として頑張っていたし有能だった。
この森もあると色々と為政者として便利だと言っていたな
そうだ。落ち着こう。ダメだ。この調子で喰っていったら絶対揉める。
喰いすぎるとあいつとの交渉で絶対面倒なことになるから
そう思った瞬間右腕へ触手が絡みつく。
【反響定位】で本体を特定し、【肉体強化】を発動し強化された肉体で引っ張り引きずり出し。イソギンチャクの様な本体を貪り、余った触手も啜って喰い尽くす【テンタクル完食! 経験値13習得!】
この食事中も【反響定位】は常に発動させていた。特に冒険者に見つかってはいけない。ぜってー面倒くさい事になる。
魔物の生肉を平然と頬張っているのを見られようものなら魔物と間違えられ、攻撃されかねん。
そう思いながら繰り出した一撃は、氷結熊とは無関係の一般通過熊の腹を内臓もろとも爆散させた。
「ひひ、あなたもなかなか美味しそうじゃない」
うん、俺強くなってる。
朝では一般人以下だった身体能力が今では熊殺しだ。
しかしこの熊サイズがあんまり大きくないんだよな…。
「正直、喰い応えが無いのよね、むっちゃむっちゃ……ごっくん。はぁ。ヴィジター。あなたの為に、ごはん食べるの我慢するんだから、その分いっぱい食べさせてよね……はぁ……」
熊の内臓を啜りつくして俺はそう言った。
【ベア完食! 経験値30習得! LVUP!】
よしよし、こんくらいレベルあったら行けるか。氷結熊討伐。
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ちゃんと暴食の限りを尽くせているか
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尽くしすぎてる
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尽くせてる
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もっと喰わせても良い
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エフィちゃんかわいい