HP極振り自傷型両手剣使いのNWO   作:如月神綺

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みなさんついに第一回イベント最後です!メイプルとの戦いはどうなるんですかねー。
それと通算UAが1000を突破しました!みなさん、この小説を読んでくれてありがとうございます!これからもできるだけ早く執筆できるように努力します。


体力特化と第一回イベント④

Side メイプル

 

数分前………

 

「【致死毒の息】」

 

メイプルが新月を半分程度抜くと鞘から濃い紫の霧が溢れ出す。

 

「【パラライズシャウト】!」

 

パタパタと倒れていくプレイヤー達が致死毒から逃げられる筈もなく。最前列から順に粒子に変わっていき、プレイヤー達はメイプルのポイントになっていった。

 

「やったーー!」

 

メイプルの麻痺と猛毒の極悪コンボは現状耐えられるのはメイプルと同じ【毒竜】などの状態異常に強い耐性を持つ者。または、

 

ドゴォォォォォォォン

 

「うわぁーーー!」

 

「おっ?意外とダメージはそんなか。」シュゥゥゥゥゥ

 

圧倒的体力と猛毒ダメージを超える回復力を持っている者だけである。

 

「さぁ!あんたがメイプル、、、か」

 

「えっ!?あっ、はいそうです!!」

 

こうして要塞と暴君は最初の相対を果たした。

 

 

Side out

 

 

——————————

 

 

Side セツナ

 

いや、あの子じゃねぇか!?【悪食】を持ってる大盾使いの子!えっ!?勝てなくない!?少なくとも毒は効いてなくて、あのてんとう虫を食っても無事って時点で、防御力は高いだろうし、、。これダメージ与えんのむりじゃね?

 

「えっと?とりあえず、、君が今ランキング二位のメイプルさん?」

 

「えっ!?二位!?三位じゃなくて?」

 

「ん?さっきのアナウンス聞こえてなかったのか?一位のペインを倒したから、それで君、いま二位だよ?」

 

「えぇーーーーーーー!?!?!?」

 

すーごい。なんともお手本のような驚き方だ。うーん?もしかして、初心者とかなのか?なんか初々しいというかなんというか。

 

「というか、一位の人倒したんですか!?すごいですね!!」

 

「え?うん、ありがとう。」

 

なんか、天然?そんな感じがするな。そろそろ時間迫ってきてるし戦うか。

 

「えっと?戦っていい?ですか?」

 

「あっ!そうだった、まだ終わってなかったんだ。どうぞ!こっちは準備万端です!」

 

「あっ、はい。」

 

そうやってまずは天罰ノ矛で殴ってみようとする。

 

ダッ 「よっと!!」

 

「えい!」ガキィィィィン

 

天罰ノ矛はメイプルの黒い盾に防がれた。そして、盾が口を開いた。

えっ!?なにその機能!?

 

「うわっちょっ!!」

 

そうして、セツナの天罰ノ矛は半分ほど飲み込まれ、消し飛ばされた。

 

「まじ?」

 

「あっ、あれ?」

 

一度距離を取り、天罰ノ矛の状況を見る。すると、耐久値は0となり、『破壊成長』が発動し、元に戻る。さらに、セツナのHPも約二割持っていかれた。【悪食】強スギーーー!!

 

「えー、あの盾絶対【悪食】じゃん。スキルスロットに入れたのか?」

 

「うーん?どうしてやられなかったんだろ?」

 

メイプルも不思議そうにしていた。それもその筈、メイプルの盾【闇夜ノ写】に付与された【悪食】は、盾で受けた攻撃を全て飲み込む。セツナの武器は確かに飲み込まれ、セツナ自身もダメージを受けたが、武器は瞬く間に元の形状に戻り、セツナ自身はHPは全損せず、即座に回復した。セツナは【悪食】のスキルを素耐えしたのだ。

 

「とんでもないスキルだなやっぱ。でも、こっちの援軍も到着したようだし、がんがん攻めるぞ!」

 

「うぅーー、、。これは強敵の予感!!」

 

互いに警戒を強め、セツナに置いていかれた【無間ノ刃】で生成した十本の剣が到着し、メイプルは短剣を鞘からだし、魔法の準備を開始した。

 

「ゆけ!」

 

「【毒竜】!」

 

三本の首を持ち全身劇毒で出来た毒竜が、大盾の魔力結晶と引き換えに前方三方向を毒の海に変えていく。その毒の海を突き抜け、10本の剣がメイプルを襲う。

 

「毒の魔法か?なら、、【悪食】!!」

 

「このーー!【悪食】!!」

 

どちらも【悪食】を使用し、攻撃を飲み込む。毒の海は全てかき消え、剣は10本中、6本が盾に喰われ、消滅した。

 

「はっはっは!俺も【悪食】を持っているんでねー、魔法は効かんぜ!」

 

「【悪食】!?あなたも持ってるんですか?」

 

メイプルは自分意外にも【悪食】を持っている人がおり、驚いている。そしてセツナは、【無間ノ刃】によって生成された剣が喰われたので、即座にスキルを使い、剣を補充した。

 

「正面突破は無理だな。なら錯乱されるか。お前たち!距離を取りつつ、翻弄してやれ!」

 

そう叫ぶと、剣たちはメイプルを囲うように飛び、全方位から攻撃を仕掛ける。盾を構えられたらすぐに避け、他の剣が背中や頭、足に向かって突撃するが、、

 

ガキィィィィン「うわっ!ちょっ、くすぐったいよー!」

 

「えぇーー?いま鉄みたいな音したんだけど?防御力おかしくない?」

 

えぇーーまじ?これ無理じゃね?あれでダメージなしなら俺あの子の防御突破できるのない、、あっ。

 

パキンパキンパキンパキンパキン

 

スゥーーー。【臨界解除】の時間終わった。1分ってこんな短かったっけ?

セツナの【臨界解除】はペインに10秒、砦に向かうのに3秒。メイプルとの会話で約30秒。そして、先ほどの抗戦で全て使い切ってしまった。

体感時間ってすごい。あんなに会話してたけど、あれで30秒くらいしか経ってないんだぜ?ハハハ。

 

「?剣がいきなり壊れたけど、、今がチャンス!!【パラライズシャウト】!」

 

「ガッ!?」

 

やべーこれ麻痺!?しくったよチクショー。忘れてたよ【臨界解除】のデメリット!全ステータス半減と【熾天使】のスキル使用不可を!!ステ半減はいいとしてもさ、、、スキル使用不可!!これキッツイ。【天翼】使えんからもう逃げれんわこれww。しかも【無間ノ刃】も使えなくなったし。

もう一ついえば【神罰】の効果も強制終了したことにより、メイプルのステータス減少はなくなり、耐えて相手の防御力を削る作戦も潰えた。そしてメイプルの【パラライズシャウト】により動けない。しばらくすれば、メイプルの盾に喰われて終わるだろう。

 

「グッ、、ガッ、アァ、、!!」

 

「よし!今のうちに!!」

 

メイプルはセツナに近づくが、、

 

「我が、、律は、天蓋をお、し、潰し、」

 

セツナの【麻痺耐性•大】の効果により、身動きは取れないが、なんとか詠唱するまでには回復していた。

 

「万象を、書き、換え、、汝らを、食い破らん!!」

 

「えっ、なに、、もしかして魔法!?は、早く倒さないと!!」

 

しかし、セツナとメイプルの距離はAGI0のメイプルにとっては遠く、すでに詠唱を完了していたセツナには充分すぎるほどの時間があった。

 

「【神殺律】!!」

 

そして、セツナの【神殺律】が発動し、メイプルのMPは0となる。【神殺律】はゲームの設定上、範囲内のMPを全て使い、そのMPで、使用者の傷を癒やし、敵する者を串刺しにするスキル。そして、この”範囲内のMPを全て使う”という項目。これはつまり、メイプルのMPと”盾に蓄えられているMP”も対象であるのだ。

 

「うわぁっ!今度は何?あっ、毒霧が!それに盾の結晶も。」

 

【闇夜ノ写】に蓄えられた数百人分のMPとなったプレイヤーたち、魔法によって現れた毒霧に込められたMP、その全てが、メイプルを襲う。

 

「うっ!あぁぁーー!!」グサッグサッグサッグサッ

 

たとえメイプルのVITがゲーム内最高であろうと、大量のMPによって顕現した【神殺律】の武器たちには、流石にノーダメージという訳にはいかなかった。

 

「ははっ。なんとか間に合ったな。」

 

「うぅーーー。なにこの魔法。防御力には自信あったんだけどなー。」

 

「いやなんで耐えれるん?どんだけVIT高いんだよ。」

 

メイプルはダメージを受けたが、全損させるほどには足りなかった。

しかし、セツナにはまだいるのだ。頼れる”仲間”が二人も

 

「と、とりあえず回復しなきゃ、【瞑想】」

 

「あー、回復持ちか。でもそれは今回だけは悪手だぜ?」

 

「「クォォォォォン!!!」」

 

やっぱ頼りになるなぁー使徒たちは!!最初から最後までお世話になりますわ【失楽園】さん!

 

「!?っ、きゃぁぁぁぁ!?」

 

【失楽園】で召喚された使徒たちは毒霧が晴れるまでは近くに待機しており、晴れた瞬間に来るよう命令していたのだ。

 

「さてと、麻痺も回復したし、第二ラウンドといこうか!!」

 

「うぅ、ど、どうしよー(゚д゚ III)(lll ゚д゚)」

 

めっちゃあわあわしてらっしゃる。もう切り札はない感じかな?それは俺もだけど。というか、今ステータス半減してるし、スキルも一部使えない状況だけど勝てるか?これ?

 

「とりま、やれるだけやって、「終了ー!」え?」

 

「え?」

 

「結果は三位のミィさんと二位のメイプルさんをペインさんが追い抜き、一位はドレッドさん二位はペインさん三位はメイプルさんとなりました。それではこれから表彰式に移ります!」

 

そうアナウンスが流れると、視界が真っ白に染まった。

一位から三位までが壇上に登るように言われたメイプルが登壇していた。メイプルは真っ直ぐ前を向いて立っていたが余りの視線の量に何だか恥ずかしくなっているようだ。すごい顔赤くなってる。

一位の人からマイクを渡されていって感想を言っている。一位のドレッドは、なぜかあまり納得していない様子。どうやらペインの方が強いから、少し不服らしい。二位のペインも同じく納得していないらしい。自分が二位というわけではなく、自分を倒したプレイヤーがトップ3に入っていないってことらしいんだけど。そういえば俺の順位どうなってんだ?そして、メイプルの番だが、

 

「次は、メイプルさん!一言どうぞ!」

 

メイプルはすごい緊張している。大丈夫?

 

「えっあっえっ?えっと、その、一杯耐えれてよかったでしゅ」

 

メイプルは噛んだ。

それも盛大に噛んだ。

しかも何を話せばいいか分からなかったために言っていることが滅茶苦茶である。

うん、なんか、どんまい。

 

そうして、イベントが終わった。因みに俺は五位らしい。どうやら撃破数は、ペインの得点三割を合わせるとトップなんだけど、いかんせん被ダメが多いらしく、その分得点がマイナスされたため、この順位。

あっ、景品はちゃんともらった。なんかのアイテムっぽいけど、飾るくらいしか出来なさそう。トロフィーみたいなもんなんか?

 

 

ちなみにその夜の掲示板。メイプルちゃん可愛すぎスレ、セツナとペインの戦いやばすぎスレ、セツナ怖すぎなどなど、さまざまなスレが立ち、大いに盛り上がった。




どうも作者です。メイプル戦ちょっと長くしすぎて、掲示板回は次回に回すことにしました。すいません。それと、所々おかしな点があるかもしれませんがご了承ください。いやほんとに自分でも詰め込みすぎた気がしてます。
それとセツナくんの順位は五位です。一応トップ3に入れるのも考えましたけど、小説では被ダメも評価の対象らしかったのでこれくらいかなーと思いこの順位です。
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