HP極振り自傷型両手剣使いのNWO   作:如月神綺

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今回はメイプルとフレンドにさせます。
第二回イベントを一緒にさせるか迷います。


体力特化と防御特化

第一回イベントが終わった翌日。近い内に大型アップデートが告知されたので、それまでに色々やっておきたいことをやる。おそらく俺のスキルのほとんどは下方修正入るし、代わりのスキルなんかを手に入れようとおもう。

 

「でもなにを手に入れよう?もしくは【失楽園】のスキルレベル上げるか?でもなー、、。」

 

そう考えながら自分のインベントリを確認していると、あるアイテムが変化していた。それは、最前線の鍛治師でも何一つ分からずじまいのアイテムだった。

 

『復讐ノ神核』

それは憎悪により鍛え上げられた力の結晶。使えば最高の武器となり、防具となり、神器にもなる。しかしそれは、使い手さえも復讐の力で喰らい、燃やし、蝕むだろう。

 

おっほ、なんかとんでもねぇーことになってらっしゃる。というか復讐って、。俺なんかした?第一回イベントが終わった後に変わってたから、これもしかしてプレイヤーキルが条件だったの?

 

「うーん?とりまこういうのは専門家に聞くか」

 

そうして俺は再びイズさんに聞きに行くために、イズ工房に訪れた。

 

 

移動中…………

 

 

「イズさーん?おっ?あの子、、、」

 

「あら、セツナちゃんもいらっしゃい。あなたもすっかり有名人ね。」

 

「あー!あの時の!」

 

まさかのメイプルがお店にいた。お取り込み中だったかー。少し待ってよ

 

「あー、俺待ってた方がいいですか?」

 

「大丈夫よ。メイプルちゃんの方は一旦話は終わったから。」

 

「あっ、じゃあいいですか?」

 

そう言って、『復讐ノ神核』を見せて『神核』の時とは何か変わったことはないか確かめてもらう。

 

「うーん、この説明を見る感じ装備は装備でも呪いの装備ができそうね。」

 

「あっ、もしかしてなんか作れますか?」

 

「確かに作れはできるようにはなってるわ。でも素材がないし、多分さっき言った呪いの装備になっちゃうと思うわ」

 

呪いかー。もしかしてあの【死の宣告】みたいなデメリットとかつくのか?それは嫌だなー。

 

「どうにかなります?」

 

「簡単に調べてみたけど、どうやらこの素材は特定のモンスターを倒したりすると変化して、作った装備もそれに影響されるそうよ。」

 

なんっだその特殊な素材。つまりこいつはプレイヤーの怨念的なもんがこんなもんにしたのか?もしくはあのダンジョンの奴らを結構、こう、なんというか、ひどい?やり方で倒したのがいけなかったか?

 

「その特定のモンスターって?」

 

「そこまでは分からないわ。でも、そのモンスターの特徴とかがこの素材の特性に少なからず影響すると思うわ。」

 

じゃあHPが多いモンスター倒しまくればHP関係の装備作れたりするんかな?

 

「じゃあHPが多めのモンスターってだいたいどこら辺にいるか分かります?」

 

「あら!それなら丁度良かったわ!」

 

イズさんはそう言うと、メイプルの方を見た。

 

「ほぇ?」

 

「え?」

 

 

 

 

 

——————————

 

 

 

 

 

えー、状況を説明させていただきます。まずイズさんに教えてもらったHPが多いモンスターは、街から南にある地底湖にいるそうなんだけど、メイプルもそこに素材集めにいくらしい。白い盾作るんだって。それで白い魚の鱗を集めたいけど、防御力極振りの影響でDEX0。釣りの効率が悪いため協力してあげてほしいという。

 

「まぁ、いいっすよ。目的地同じくですし、」

 

「えっ!?ほ、ほんとにいいんですか!?私、なにもお返しとか出来ませんけど、、」

 

「あぁ、別にそれは気にしないで。これは俺がやりたくてやってるだけだし。」

 

そうして、俺たちは自己紹介とフレンド登録をして、その地底湖に向かっている最中ですが、、

 

「わぁーーー!!!速い速ーーーい!!!」

 

「「クォォォォォン」」

 

どちらもAGI0で着くのに時間がかかりすぎる為、【失楽園】で召喚した使徒の背中に乗って空中飛行の旅を満喫している。メイプルはすごく楽しそうである。

 

「すごい度胸あるなこの子。もしかしてメンタルも最強?」

 

 

 

 

———————————-

 

 

 

 

 

空の旅を終え、釣りを楽しんでいる我々は苦戦を強いられております。

 

「か、かかった!」

 

メイプルがぐっと力を込めて釣竿を引く。水の跳ねる音が静かな地底湖に響く。そして、ついに真っ白な魚が釣り上げられ、メイプルの背後でピチピチと跳ねていた。そして俺の方は、、

 

「…………おかしい」

 

なぜか釣れない。いや、訂正しよう。釣れてはいるのだ。俺は【生命返還•DEX】を発動し続けて、DEX50を維持している状態で釣りをしているのだ。そのため、メイプルはやっと3匹目、俺は15匹釣り上げているが、、

 

「全部青とか紫とかなんだけど、、白が釣れん。」

 

「だ、大丈夫ですよ。私よりもたくさん釣れていますし、いつかきますよ!」

 

「ありがとメイプル」

 

悲しくなってきた。運営これ確率どうなってる?【釣り】ってスキルも手に入ったのに、、ちくせう。

 

「よし、ちょっくら素潜りしてくるわ。目当てのモンスターいるかもしれないから行ってくるよ。」

 

「え、あっ、はい!分かりました。」

 

「んじゃ、行ってきます。」

 

待ってろ白魚。その体置いてけよ。鱗以外は全部食ってやるからよー!俺はとにかく狩りまくった。あと俺の目当てのモンスターもいたので鏖殺ですよ鏖殺。それと、呼吸がむっちゃ続くんだけどこれHP参照なのか?全く苦しくないんだけど?

 

 

 

30分後

 

 

「ぷはぁー。よーし結構取れたな。」

 

白い鱗はだいたい40枚くらい。装備一式作るらしいからまだ足りないと思うが

 

 

「えぇーー!?こんなにいっぱい。全部貰ってもいいんですか?」

 

「あぁ、いいぞ。他の素材はこっちが貰ってるし、目的のモンスターとも会えたからな。」

 

「えーっと。じゃあ、ありがとうございます!」

 

その後もしばらく釣りをしていた。途中で使徒たちにも釣りを手伝わさせた。あいつらAGI高いのは知ってたけど、DEXも高かった。一番多く釣っていやがった。

 

「便利だなー【失楽園】。人手増やす為にスキルレベルちゃんと上げよ。」

 

あ、そういえばメイプルになんで敬語なのか聞いてみたけど、年上っぽそうだし、なんか近所のお姉さんみたいな雰囲気をしているかららしい。いや、せめて近所のお兄さんだろ?男だし。

その後、メイプルは人生で一番驚いたと言っていた。セツナのことは会った時から女の人だと思っていたのだが、まさかの男と知って仰天。しかし、悲しきかな。セツナを男と知っているのはいまだにメイプルただ一人。セツナはそのことに気づいていない。




どうも作者です。セツナくんの性別をついに知る者が現れました。いやーここまで長かった。それと地底湖にモンスターがいることはおそらくオリジナルです。そろそろ新しい装備を増やそうと思います。
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