HP極振り自傷型両手剣使いのNWO   作:如月神綺

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体力特化と第二回イベント③

「あぁ、もう無理。頭回らなくなってきた」

 

現在黒竜との戦闘を続けて数分だが、超高速で移動でき、かつ一撃一撃が致命傷になる攻撃が襲ってくる。使徒たちはやられそうになったため召喚を解除し、【生命返還】をAGIに変更した。それでもなお黒竜の速さについていけていない。

 

「く!?【地獄楽】の効果時間が」

 

しかしそんな中、【地獄楽】の効果時間が終了しつつあった。クールタイムのことを考えると【生命返還】のみでは黒竜の猛攻を耐えることは不可能。

 

「くぅ!?」

 

黒竜は魔法陣を展開し続けて、セツナと距離を取りつつ回復をしていた。

 

「やっぱ回復持ってんじゃねぇか!くぅ、一回目なら確か大丈夫だよな。【臨界解除】!」

 

セツナは最後の切り札【臨界解除】を発動した。前回のスキル修正で二回まで使用できるようになり、一回目はノーリスクで3分間全ステータスを強化できる。

 

「黒竜くんよーーー!そんなおとなしく回復させる訳ねーだろ!!」

 

「グルルルルル!!!」キィィィィィン

 

「我が律は天蓋を押し潰し、万象を書き換え、汝らを食い破らん!【神殺律】!」

 

再びセツナは【神殺律】を発動。クールタイムが終了し、距離をつめながら詠唱を行った。

 

「グギャァァァァァ!!!!!」グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ

 

黒竜の回復を上回る速度でダメージを与え、【地獄楽】の効果が消える前に【生命返還】をSTRにし、鱗を破壊しようとする。

 

「砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろ砕けろーーーーーーーー!!!!!!!」

 

【地獄楽】と【生命返還】で、装備の上昇値も含めて70。さらに【地獄楽】の副次効果で1.5倍。そこに【臨界解除】の分を含めばセツナの瞬間STRは210となる。

 

「あぁぁくそがーー!!!」

 

そこに【破滅ノ双鎧】に付与されている『自己破壊』の破壊属性付与。本来黒竜の鱗の耐久値は高すぎて壊れることはないが、、

 

ビキ

 

200を超えるSTRと破壊属性、

 

ビキビキビキ

 

そして二回に及ぶ【神殺律】の猛攻により、

 

ビキビキビキビキビキビキビキパリン

 

「グギャァァァァァ!?!?!?!?!?」

 

黒竜の鱗の破壊を可能にした。

 

「やっと壊れたな。お前の自慢のくそかた鎧」

 

鱗は破壊、隙間には【神殺律】の武器によりついた傷痕がある。誰かは言った、ドラゴンは魔力が豊富で味がうまいと。誰かは語った。高級品の肉はだいたいうまい、ドラゴンは高級、つまりドラゴンはうまい。そんな迷信や話を聞いてセツナが取る行動など一つだろう。

 

「いただきます!!!」ガブリ

 

「!!?グギャァァァァァ!?!?」ガブッムシャリガツガツ

 

戦闘中に黒竜の腹を食い始めた。それも凄まじい勢いで。NWOの竜の肉はほとんどが毒ありで、ちゃんと処理しないと食えない。それも黒竜級の肉となれば一口食えば即死するレベルの毒があるのだが、、

 

「ビャァァァァァ、ウマィィィィィィーーーー!!」バリバリモグモグムシャリガツガツ

 

「グギャァァァァァ!!!!!!!!!」

 

セツナは毒竜の迷宮で【毒無効】を取得している。さらに【万食】の味覚補正。竜の肉が高級品なのは事実なため、セツナにとって黒竜の肉は最高級のA5ランクのステーキのような味になっている。

 

 

「バリバリモグモグムシャリガツガツ」

 

「グゥゥゥゥ、、ギィァァァ!!!」キィィィィィン

 

黒竜は魔法を発動させ、自分諸共当てる勢いで放つ。

 

ドカーーーーン

 

セツナはそれでも食べるのをやめない。彼の回復力と黒竜を捕食という名のドレイン攻撃を行っており、HPが即座に回復している。

 

「ブチブチブチブシャーーー」

 

「グギャァァァァァ!?!?!?!?!?」

 

「あ、空いた。」

 

セツナが黒竜の腹を食い破った。その後、黒竜の腹の中に入り、また食べるのを再開した。このままいけば黒竜のHPは底をつく。しかし、それだけでは終わらない。

 

「グゥゥゥゥ!!」キィィィィィン

 

「ガツガツ。ん?おわっ、ちょっ!?」

 

ズドーーーーーーーーーン

 

シュン

 

「フシューーーーーー」

 

黒竜は腹の中を全力の魔法を己の腹の中を爆発。さらに水魔法を使い、水蒸気爆発の追い討ち。セツナと黒竜は大ダメージを受け、セツナは水蒸気で外に押し出された。

 

「まじか。これだけやっても倒せないのか。いや、お前も限界っぽいな。」

 

互いにHPは残りわずか、ここで勝負を決めなければ勝てないとセツナは考える。

 

「【地獄楽】と【臨界解除】が終わったか。フゥーー。これで決めないとなー。【臨界解除】」

 

二回目の【臨界解除】を使い、【生命返還】も発動し続ける。黒竜も同じく構えのようなものを取る。

 

「お前の腹ん中見たけど、なんかコアみたいなのあったが、あれが弱点?」

 

「グルルルルル」

 

「お?今の正解ってことでいいのか?まぁどっちでもそこ狙う以外方法ないからいいけど。」

 

そう言い捨て集中する。

 

「「……………」」

 

辺に静寂が訪れ、セツナの汗が一雫垂れ、地面に落ちる。

 

「フッ!!!」ダァン

 

「!!」ドォォン

 

ほぼ同時に地面を蹴り上げ、翼を展開。セツナは【生命返還】をAGIに変え、速度を増す。黒竜もセツナを鉤爪で切り刻もうとする。

 

「あた、、、るか!!」

 

「!?」

 

黒竜は大ダメージを受け、翼は二回の【神殺律】で穴だらけになっている。飛べはするが、正確な飛行は難しく、腹も貫かれた今、狙いを定めるのに困難であった。

 

「てめぇのコアの場所は大体わかってる!!」

 

セツナが天罰ノ矛で狙いを定めて投擲をする。DEXも上昇しており【生命返還】を瞬間的に変え、DEXをさらに強化。

 

ヒューーーーーン、、キィィン

 

「グッ、、ガァ」

 

腹の中にあるコアらしきものに正確に投擲を行い、セツナはすぐに次の行動に移った。

 

「『瞬間移動』×5」

 

それは『虚空ヲ歩ム』にあったスキル。半径5m以内の場所に即座に移動できるスキル。このスキルを使用し、天罰ノ矛の前まで連続転移し、加速した勢いに乗って蹴り上げた。

 

「ガッ、、ァァ」

 

「蹴り穿つ!!」ビキビキ

 

 

 

 

 

 

パリーーーン

 

 

 

 

セツナは黒竜のコアと肉体をそのまま突き破り決着をつけた。

 

「ははっ、名も知らない竜よ。お前は今までで一番強かったぜ!」

 

シュゥゥゥゥゥ

 

セツナは黒竜と落下を開始した。落下ダメージで死ぬことを考慮して、【失楽園】で使徒を一人出す。

 

「クォォォォォン」

 

「ちょっと着地頼むわ」

 

着地に成功したセツナは黒竜の死体を見る。死体はポリゴンとなって消え、残ったのはいくつかの素材とメダルだけだった。

 

 

『原初ノ竜の討伐に成功しました』

 

<Level UP>

『レベルが41に上がりました。』

 

<Skill>

『【竜殺し】を獲得しました』

『【竜喰らい】を獲得しました』

『【黒き竜王•継承】を獲得しました』

『【大祖竜】を獲得しました』

『【半神半竜】を獲得しました』

『【竜王の血】を獲得しました』

『【失楽園 ll 】が【失楽園 lV】に進化しました』

 




どうも作者です。黒竜戦終了ーーー!いやー強敵でしたね。戦闘描写が難しくてまたおかしなところがあるかもしれませんが、そこは多めに見てほしいです。
今回獲得したスキルの読み方をここで説明します。
【竜喰らい】→ドラゴンイーター
【黒き竜王•継承】→ミラボレアス
【大祖竜】→テュフォン
【竜王の血】→ドラゴンブラッド
こんな感じです。はい、モンハンのキャラの名前を使わせていただきました。他にはFGOなどからもですね。
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