HP極振り自傷型両手剣使いのNWO   作:如月神綺

21 / 42
第二回イベント終了!次はギルドなんですがどうしましょうかね?


体力特化とイベント報酬

最終日——————

 

やぁ、最終日だよ。なにしようかね?ずっと寝てる?鏖殺する?

 

「おはよう」

 

「おはよう!」

 

「おはよう。最終日だな」

 

「おはよう。なにする?適当にだべるか?」

 

長かったイベントも遂に終わりを迎えることとなる。

全員は目標も達成することが出来て、充実したイベントとなった。

 

「あ、そうだ!いつメダルが必要になるか分からないからサリーの分は渡しておくね?」

 

メイプルがサリーの分のメダルをインベントリから取り出して渡す。

 

「ありがとう」

 

サリーはそれをしっかりと受け取るとしまい込んだ。

カスミは銀メダルを探すことに全力を尽くさず、金メダルがあればいいというスタンスだったので銀メダルは二人のように大量に持っていない。俺もメダルの確認をする。

 

「でも、あれだね?一日ここにいるのも暇だね?」

 

「確かにな」

 

「ん?前のペットたちのレベリングでもするか?」

 

「じゃあメイプルの遊び道具で遊ぶ?色々持ってたでしょ?」

 

メイプルはサリーの提案に乗って、持ってきていたものを片っ端から出していく。その中にはオセロもあった。え?そんなもんもあるんこのゲーム。

 

「カナデ、強かったなぁ」

 

メイプルはカナデと遊んだことを思い出した。また会った時には遊ぶことを約束しているのだ。

 

「カナデ?誰だ?」

 

「メイプルのフレンドか?」

 

カスミとセツナはカナデのことを知らないので、メイプルが説明する。

その話の流れで巨大イカとの戦闘のことも話した結果に驚いていた。立て続けに強敵と戦っている二人のようなプレイヤーは珍しいだろうからな。

 

「メイプルが弱いだけじゃないの?」

 

「むむむ…言ったなー?じゃあ私とやろうよ?」

 

「いいよ?」

 

メイプルが黒、サリーが白でゲームが始まった。

 

 

 

 

 

結果。

盤面のほとんどは黒に覆われていた。

 

「え…メイプル強くない?」

 

「結構得意なんだよ?カナデには負けたけど…」

 

「じゃあ、次は別のやつ!みんなで出来るようなので」

 

サリーも負けたままではいられないので別のゲームで勝負することにした。オセロは勝ち目がないと悟ったのだ。

 

 

 

 

こうして使徒も参加させてトランプやらなんやらをみんなで遊んだ。強さで言うと一番強いのがメイプル。それと同じくらい強いのが使徒たち。その中でも特に第四使徒が強かった。逆に弱いのが第七使徒。サリー、カスミ、俺はおんなじくらいかな?そんなこんなでゲーム大会をしていたら、

ついに

 

 

 

イベント終了の時がきた。

フィールド全体にアナウンスが鳴り響き今から五分後に元のフィールドに転移することになる。これで三人とはお別れだな。

 

「じゃあ、また戻ったら」

 

「ああ、また会おう」

 

「じゃあなお前ら」

 

新たな出会いと、新しい力の入手。

四人にとって大満足の第二回イベントはついに幕を閉じた。 

 

 

 

 

——————————

 

 

 

 

イベントが終わり、もといた場所に帰ってくる。加速していた時間の流れも元通りになった。運営からは放送が入り今から三十分後にスキルとメダルの交換を行うため、メダルの受け渡しがある場合は行うようにと言われた。俺はソロだったし問題無しだな。

 

「なんのスキル交換しようかな?HP関係と面白いスキルも欲しいな。」

 

イベントのスキルだから全部強いだろうかな。そうして待っていると、再度運営のアナウンスが入り、専用の部屋に個別で転送されることが告げられた。相談などは出来ないとのことなので自分の必要だと思うスキルを自分で選ばなければならない。そして、メダルを十枚以上持っている者の姿が光に包まれて消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

セツナの視界はステータスプレートと同じ青に埋め尽くされている。セツナが現在いる出口の無い部屋の中心には一つのパネルが浮かんでいる。セツナがそれに近寄って見てみるとそこにはスキル名が並んでいた。一つ一つのスキルから詳しい説明のページに飛ぶことが出来た。

 

「えっと…数は百か。」

戦闘系スキル、生産系スキル、ステータスアップ系スキル、そのどれにも属さないスキル。それらが順に並べられている。

 

「時間制限は無さそうだな。一つずつ確認してくか。」

セツナの選ぶことが出来るスキルは三つ。あからさまな攻撃系スキルはセツナはスルーした。【聖剣術】や【龍槍】などのHP以外のステータスを参照するスキルはセツナには意味はない。生産系スキルもそもそもやらないから無駄だろう。となるとセツナの選ぶことの出来るスキルは限られてくる。セツナはメダル所持者の中でメイプルに次いで意味のあるスキルが少ないプレイヤー。そのため、彼が確認するスキルは少なく、その分確認時間も少ない。

 

「【フォートレス】は防御、、【魔力増強】か。MP強化も必要になってきたけど、スキルスロットあるしな。」

 

セツナがどれにしようかとスキルを物色する。

 

「ん?【巨大化】?」

セツナが気になったスキルはHPを二倍にするかわりに体が大きくなるスキル。シンプルであり、セツナには相性がいいスキル。さらに、、

 

「待てよ、このスキル。黒竜のスキルにあれあったよな?こいつと合わせたら強そうだな!」

 

いいね!まずはこれで一つと。あとは、、

 

「【バトルヒーリング】!強いなこれもらっ、、って、選択できない!?誰かが先に取ったのか!?」

 

おのれ。誰だ取ったのは!!

 

「まぁ、しゃーないか。じゃあ、、、、、へーこいつも交換できるか?運営ほんとにいいのかよ!!」

 

そうして俺は残り二つを選択し、再び光に包まれて消えていく。

 

 

 

 

 

 

そうして、イベントが終わり数日後、、

 

「さてと、スキルの確認のためにいくつか試すか。」

 

あっ【黒き竜王•継承】は天罰ノ矛にセットした。これで一日五回はノーコストで使えるな。

 

「さてと、【失楽園】!使徒たちよ、ちょっとそこにならべ」

 

【失楽園】で五体の使徒を召喚し、【黒き竜王•継承】と、メダルで獲得した【巨大化】を合わせて使う。

 

「【眷属支配】。【巨大化】。」

 

そうすると、使徒たちは元々2m以上あった身長がなんと10mくらいまで大きくなった。結構大きくなるな。それにやっぱりこれ強くね?【眷属支配】

 

【眷属支配】

使役モンスターのスキルを使用できるようになり、自分のスキルを貸与することができる。 (同時に貸与できるスキルは最大一種類まで)

 

黒竜のスキルを見てみたけどこれ強すぎだろ。使徒たちの【信仰の証】は使用できないけど、【大切断】やらが使えるのはやばいな。

 

「それに俺のスキルも使えるようになるらしいからな。対象外のスキルもあるけど。」

 

【黒き竜王•継承】からのスキルだから制限時間あるけど、それを差し引いても強力だ。

 

「イベントのスキルは全部強いな。それじゃあとの二つのスキルも試すか。」

 

【不死躍動極限心臓】

HPが一割以下の時、受けるダメージを50%カットし、与えるダメージが20%増加する。自傷ダメージでHPが1を下回らなくなる。

 

【魂の灯火】

HPが0になると最大HPの10%を回復し、死亡を回避する。

(クールタイム 24時間)

 

【不死躍動極限心臓】、、長い。けど効果は神だ!これで自傷を気にしなくて良くなるし、【魂の灯火】は蘇生スキル!いやこんなスキル貰っていいんすか運営さん!

 

「今回のイベントがんばってよかったわ。いやがんばったの黒竜戦だけじゃね?メダル集め頑張ったの使徒たちじゃね?」

 

ありがとねみんな。あとでなんかしてあげるよ。

 

「さぁて、あとはパッシブ系と【大祖竜】か。自傷ダメージが怖いけど【不死躍動極限心臓】のおかげで死にはしないしな!それじゃ、【大祖竜】!!!」

 

 

 

 

 

Side out

 

 

 

———————————

 

 

 

Side メイプル

 

「ん?」

 

「どうしたのメイプル?」

 

「ねぇ、サリー!あれ見ておっきいドラゴンがいるよ!!」

 

「えっ!?ほんとだ。もしかしてレイドボスとか?でもそんなもの運営から連絡きてないし、、、」

 

「すっごい大きい!!!」

 

メイプルとサリー、そして何人ものプレイヤーは見た。まさに世界の終わりを司るような黒き竜を。山をも超える勢いで今なお大きくなっていく竜を。それをプレイヤーとわかるものは今のところ、一人もいない。

 




どうも作者です。今回はスキルの説明がメインですかね?セツナくんのイベント報酬は【巨大化】、【不死躍動極限心臓】、【魂の灯火】です。オリジナルは二つですね。【巨大化】はシロップなどのペットが持つスキルですね。別にセツナくんが持っていてもおかしくはありませんね!最後の黒いドラゴンとは一体なんなんだ!?(棒)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。