「ん?なんだこの物騒なスキル」
あの後、俺は何種類かのモンスターを喰いながらレベル上げをしてながら森の散策をしていたら
「【万食】?と【地獄楽】ってなんだ?とりあえずどんな効果か見てみるか」
【万食】
HPドレインで敵を倒した場合、追加で最大HPの10%を回復する。
味覚に大幅な補正がかかる。
取得条件
HPが2500以上かつ10分以内にモンスターを合計10種類以上HPドレインのみで倒す
【地獄楽】
最大HPの30%を消費して発動できる。
五分間STR•AGI•VITが30増加し、攻撃を受けるたびSTR•AGI•VITが1%ずつ増加する。(最大100%)
取得条件
HP2500以上かつ1000以上の自傷行為を行う
「え?なにこの神スキル!」
【地獄楽】はステータスを五分間という制限があるが、最大60も上がるし、【万食】も追加でHPを割合回復!どっちも相性は抜群だなー。いやーモンスター喰いまくってよかったなぁ。
「しかも味覚にも補正がかかると、多分どんなまずいもんでも食べれるようになるもんなのか?というかいまさらだが【地獄楽】の取得条件に自傷!?俺そんなことしたおぼえ……スッーやってたわ。」
数十分前
そう俺はモンスターを喰いながら森を搜索していながら気づいたことがある。これモンスターも美味しいんならプレイヤーも美味しいだろこれ!
いや馬鹿なことだってのはわかる。しかし、ここはゲームの世界!何をやってもそれは俺の自由で、大抵のことは許されるのがここ!なら自分の体を喰うくらい別にいいよねー!
「よし、とりま腕ぶった斬って、ザシュ。そんじゃいただきまーす。バクッグチュグチュムシャムシャ。意外とうまい。別の部位だと味変わるかな?やってみるか。」
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そんなことをして、俺は右手と両足、腹の一部をクリ抜き、食すという蛮行をしてただいま動けずスキル確認をしています。はい馬鹿ですね、というかポーションだけじゃ部位欠損治せんのか。多分専用のポーションか時間経過とか条件があるんだろうなぁー。とりあえずモンスターで回復するか。
「モンスターくるまではどうしてよ。ポイントだけ振っとくか」
セツナ
Lv : 13
HP : 1260/2740
MP : 10/10
STR : 0 (+20)
VIT : 0
AGI : 0
DEX : 0
INT : 0
Skill
【不屈の闘志】 【大物殺し】 【地獄楽】 【万食】
【大剣の心得 I 】 【毒耐性•小】 【麻痺耐性•小】
装備の変更はないからいいとして、なんかポイントの計算あわなくね?いや、2の倍数ごとにしかポイントもらえんのか、いやでも5ポイント多いな。なんかのボーナスか10の倍数の時は多くもらえるのかな?
「まぁ、おおくもらえるなら別にいいか。っ!そうこうしているうちに集まってきたな」
ガサガサ
「とりあえず、お前らは今日の飯となるので存分に突進してこい!!」
Side out
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Side 運営
「はぁ!?」
「どうした?」
ここはNWOの運営ルーム。NWOの管理•運営を行い、バクの修正、アップデート、ゲームの難易度修正など様々なことを行うこの場所には可愛い青のぬいぐるみが野太い声で驚いた。そこに隣にいた緑のぬいぐるみが反応した。
「【万食】と【地獄楽】同時に取った奴がいる!」
「「「「えっ!?」」」」
そう今回驚いたことはモンスターを食べないと取得できない【万食】と莫大な自傷行為を行わないといけない【地獄楽】についてだ。
「え?え?まじ?あのスキルって取れるもんじゃなかったはずですが?」
そしてピンクのぬいぐるみが言うが、
「いや、間違いない。ほんとにスキルを取っている。俺らのおふざけスキルが!」
「えっ?まじでどうします?修正を入れとくべきっすかね?」
「まずチートはないな、正規の手段で獲得してる。とりあえず、第一回イベントまでは様子見だな。もし強すぎたら修正いれるぞ。」
「というかどっちのスキルもHPが結構ないと無理じゃないっすか?誰が取得したんです?」
そう緑のぬいぐるみが青とピンクに話しかけた。
「このセツナっていう初心者プレイヤーだ」
「えっ!?初心者!?取るのむりじゃね!?」
「いや、HPに極振りすればいけるんじゃないか?」
青が初心者が言うと、紫と黄色が反応する
「映像を見てみたんだが、、ガタガタ、怖い、何この子?自分の腕グチュグチュ食べてる、怖いよ!?」
「ちょっ、私たちにも見せてください!」
そうして青はセツナの蛮行に恐怖しながら、ほかの四人にその映像を見せたが、全員が驚愕しつつドン引いた
「うっぷ。食べる音がリアルすぎてやばい。普通自分の腕切ったりしてそれ食おうと思わないだろ!」
「えぇー。まじで、怖、モンスターの一部は味覚的に果物の味のやつもいるけど、え?人肉?怖。」
「これで自傷行為の判定に、いやどういう精神力!?多少痛みはあるんだよ!?なんで腕切ったり、腹抉ったりできるの!?もうこの子怖いよ!!」
「やべ。こういうの無理。ちょっとトイレに、」
まさに地獄絵図。そう運営はセツナがカニバルしているところを絶賛生放送で見ている。普通は味が最悪すぎて食えるものではないのだが、【万食】の味覚の補正が入り、どんなものも大抵は美味しく感じるようになってしまった。あと純粋にセツナは昆虫食なども普通に食うし、選り好みしない。さらに舌が結構バカであり、この程度なら問題ないのだ。
「とっ、とりあえずイベントの後で判断しよう、」
「そ、そうだな、」
「俺、今日夕飯入るかな?」
Side out
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Side セツナ
「よし、食った食った。」
ただいま俺は街にいます。理由は武器をそろそろ買おうかなと。えっ?あの後?そういえばモンスター食うとさ、その分に比例して欠損部位も回復して腕生えてきたんだよねー。
(ここで少し補足。実は【万食】の追加回復には欠損部位の回復がついている。さらにいうと【万食】はモンスター以外の武器などの無機物も食える。HPは回復しないが部位欠損は治る)
「さて、どっかにいい武器屋はあるかなー?」
そう街を歩いていると、ある店が目に止まった。名前的にプレイヤーの店だと思うが、大剣あるかな?たしかオーダーメイドとかできるらしいからちょっと覗いてみるか。
「すいませーん。誰かいます?」
「はーい。いらっしゃい。あら、あなた…」
そう返事を返したのはおそらくここイズ工房の店主。おそらく生産職のプレイヤーだよな?まずは武器を新しくするか。
「すいません。大剣でなんかあったりします。とりあえずこの大剣よりいいのが欲しいんですけど、」
「…あっ、ごめんなさい。ちょっと考え事しちゃって、。それで大剣ね。どんな大剣がいいかしら?」
「うーん?STR多めので、予算は大体10万くらいで!」
「それならこういうのはどう?」
そうやってイズさんが出してきたのは赤い大剣。
【紅の大剣】
【STR+30】【HP+50】【VIT-20】
神武器です。いやまじで相性が良すぎる。STRが高く、なおかつHPも増やしてくれるって高性能だな。
「えっ?これ結構いい武器じゃないですか?いいんですか?」
「ええ、かまわないわ。実際大剣使いはアタッカーかタンクのどっちかなんだけどデメリットがある武器って珍しくてあんまり買い手がつかないのよね。いまなら8万Gでいいわよ。」
これが8万!?いやーいい買い物したなー!あとはポーションでも買うか!
「じゃあこれ買います!あと、ポーションもあったらそれもください。」
「まいどありー♪あっそういえば自己紹介がまだだったわね。私はイズ。生産職をメインでやってるけど、その中で鍛冶をやっているわ。調合なんかもできるけど。」
「俺はセツナです。最近始めた初心者で大剣使いです。」
「セツナちゃんね。セツナちゃんはどうして大剣使いにしたの?」
「(ちゃん?まぁいいか)あー、大剣使いにしたのは別に深い意味はないんですけど、最初に選んだのがこれで何回か使ったんですけどしっくりきたのでいまも使ってるって感じです」
「ふんふん、なるほどね。じゃあこういうゲームは初めてってことかしら」
「まぁ、VR系はまじで初めてなんですよね。ソシャゲとかはよくやるんですけど。あっ、それとなんかおすすめの狩場とかありません?このゲームにフレンド誰もいなくて。」
「そうねぇ、、ダンジョンはどうかしら?装備なんかもあるし、お金も他と違ってすぐ貯まるわよ。ちょっと強いモンスターが多いけど。」
ふむ、ダンジョンか。いいな、試しに行ってみるか。ん?でもソロでいけるか?まぁいけなければ誰かとパーティーでも組むか。
「それじゃあ、ダンジョンに行ってみようと思います!」
「ふふっ、そう。それじゃあ場所を教えてあげるわ。あと、フレンド登録もしちゃいましょう♪」
「ありがとうございます。それじゃ、またなんかあったらお世話になりまーす!」
Side out
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Side イズ
「結構いい子だったわね。というかあの子、クロムが言ってた子よね?」
ガチャ
「おーいイズ!ちょっといいか?」
「あら?クロム。まだ装備のメンテには早いと思うけど。」
「いやー実は大盾の新入りを見つけてな•••••••」
Side out
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Side セツナ
「よし、とりあえず毒竜の迷宮にきたけど、、、なんだ?あの入り口?」
【堕ちた神々の戦場】
入場条件
Lv : 30以下 ダンジョンに一度も入っていない者 HP3000以上
「まさか未発見ダンジョンか!?条件あるみたいだし、入ってみるか!」
どうも作者です。
次回こそはダンジョン攻略です!
あとイズさんには合わせました。メイプルはとりあえず第一回イベントで合わせる予定です。
あとダンジョンはオリジナルです。