14歳になっても何も起きなかった月野うさぎはここが別世界とは知らない。 作:のうち
私、月野うさぎ19歳の大一、わたしは現在、尋問に遭っています。
「起きたか、セレニティ」
「貴女は・・・・・フィーネ。久しぶりと言った方がいいのかしら?」
「私達の関係など共通の知人の会話で名前が出てくる程度の者だっただろう。その言葉は似つかわしくない。」
「でも貴女はゴールデンキングダムの巫女で、エンディミオンの」
「自らの魂と国の破滅を引き換えに女を助けなんて愚かな奴を今更弟などと思わん。」
そう。こいつフィーネはこの私のいる世界での前世、エンディミオンの姉だった女、なんで私がこいつと話をしているかと言えば。
私は前回、二課に投降する形で便宜上の拘束という形で私は二課の一室に押し込められた。
わたしは基本的にはセーラームーンうろ覚えみたいな感じて事情を話しているのだけど
力を手にしたのはここ3ヶ月程である日出会った三日月ハゲの黒猫にアイテムをもらったみたいな感じに話してるがそんな荒唐無稽な話を信じて貰えるわけもなく、カウンセラー的な感じで私と話す機会をつくってきたのである。
「それで、貴女こんなおおぴっらに出てきて大丈夫なの?」
「問題ない。細工はしてある私達の話は聞こえはしないし、わたしの姿は櫻井了子の姿でカメラに認識されている。」
「私にリスクも承知で近づいてきたのはどういうわけなの?」
「幻の銀水晶だ。必要なのはお前ではなくお前の中に眠る月の王国の至宝だよ。」
「お前はなにを企んでるの。」
「月の破壊だよ。皮肉なものだよな、お前の愛した月を破壊するのが月の力の源たる銀水晶だなんて」
「そんなことをわたしの前で行って私がなにもしないとでも。」
フィーネはガスマスクをすると懐から試験管を取り出して蓋を開ける。
「毒ガス?睡眠ガス?、おあいにく私にその手の者は聞かない。」
「はったりはやめろ。その為にわたしはお前の持ち物を取り上げさせたんだよ。
お前のそう言った耐性は銀水晶とそれらを効率的に引き出す為のお前のブローチによるものだと知ってるんだよ。少しはお前個人の体質によるものだと言ってもいいだろう。力に目覚め、お前が本来のお前へと完全に変化していたなら話は別だったんだが、だがセレニティ、お前の不完全な覚醒こそがお前の敗北を招いたのだ。お前は眠っているといい、お前が次に目覚める時、お前の可愛い守護戦士の積み上がった死体を見ることになるだろうがな。」
そんな言葉と共に私の意識は闇へと堕ちていった。
そして私が次に目を覚ますとわたしの身体は巨大な剣を抱き抱えた状態で銀水晶に包まれ、私の目の前にちびうさっぽい誰かがわたしの前に立っているのが視界に入ってきた。
ええ、どういうことなの⁉︎