14歳になっても何も起きなかった月野うさぎはここが別世界とは知らない。   作:のうち

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第2話

 わたし、月野うさぎ19歳の大学一年生はこの前、ヘンテコな三日月はげの黒猫に会いました。

 

 「まあ、あれ以来会ってないんだけど・・・」

 

私はあの猫に会って以来、再びセーラームーンの熱が戻ってきてしまい、先日出てきたセーラームーンの自作グッツを出していじっていた。

 

 

 「ああ〜あ、なんで来ないかな。ルナの奴、私がなんで無理してペット可のアパート借りてるかわかんないかな。」

 

 それから夕方まで家でだらだらして家を出る。

 

 「そうだ。そういえば今日って風鳴翼ちゃんのCDの発売日だったっけ。バイト行く前に買ってこう。」

と近くのCDに向かうのだが、この選択こそが彼女を怒涛の運命へと誘うことになる。

 

 CDショップに向かう途中で警報のサイレンが鳴る。

 

これ、ノイズ警報?、うっそこんな時に⁉︎

 

 ノイズはこの世界の特有の災害で人がそれに触れちゃうと灰になってしまうというとっても恐ろしい特異災害というものに認定されているの。そしてノイズが発生した場合には最寄りの地下シェルターに避難せよというのが常識なんですが・・・

 

「もう、シェルター探してたらエンカウントしちゃったよ!!!」

と現在私はノイズに追いかけ回されている状態です。

 

「うえーん。本当にハザードマップの道順から外れちゃったよ!!」

 

全力でノイズから逃げるため走り始めて30分ほど、足はすでに棒のように感じ、足の裏から痛みと暖かい湿気を感じるのでおそらくは血豆が出来て潰れているのだろう。

 

後ろを振り向くとこちらを追いかけてくるノイズの群れがいた。

 

「はあ、だいぶ逃げてきたつもりなんだけど。あーあ、私の人生ここで終わりなわけ・・・・出来れば一度でいいからセーラームーンになってみたかったな。」

 

 「ムーンプリズムパワー・メイクアップ!って叫んでみたかった。」

 

ノイズが私に触れようとした時、私の視界の真ん中を赤い線が横切る。

 

 線が落ちた先を見るとそこには一本の赤い薔薇が突き刺さっていた。

 

「これって・・『体を借りるぞ。うさこ』え?」

 

 その言葉と共に私の視界が次第にぼやけていき、真っ暗になると同時に意識が落とした。

 

 そして気がつくと私はアパートの自室の天井を見つめていた。どっかのミームのように知らない場所で寝てるわけもなく、私は周囲を見渡す

 

「あれは・・・夢だったのかな。」

 

窓の外には赤い花びらが舞うのがみえると

 「夢じゃないといいな。」

 

いま、他のセーラー戦士たちやエンディミオンが何処にいるのかはわたしには正直わからないけど。何処かで必ず皆は実在している可能性がある。今はそれだけの可能性だが私はとっても嬉しい気分になったのだった

うさぎが最初にあうセーラー戦士

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