青き春の物語(ブルーアーカイブ) ガンヴォルト   作:コーヒーこめ

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ようやくライブノベルぽい会話が書けた!
お待たせしました!続きです!


忘恩血戦

定例会議の次の日、突如何者かが校内に侵入したという警報が入る。

それと同時に室内にアヤネの声が響き渡る。

 

「校舎の方で武装集団の進軍を感知!」

 

「まさか、またヘルメット団?」

 

シロコがアヤネに尋ねる、しかしアヤネは否定する。

 

「違います!これは、民間の傭兵です!」

 

「民間の傭兵って結構高いはずなんだけどなぁ〜」

 

ホシノが頬杖をつきながらいう。

僕はダートリーダーを構え戦闘態勢に入る。

 

「これ以上接近されるのは危険だ!みんな行こう!」

 

───

敵に気づかれないように校舎裏から校門前まで回り込む。

そこでは敵が何やら会話をしていた。

 

『準備はいいわね?』

 

『何でもいいから残業はナシで、時給ねぎられてるし。』

 

『うっ…細かい話は後!アビドス高校を襲撃するわよ!』

 

「あれは…柴関ラーメンの…!!」

知り合いだったのか、ノノミが驚いた様子で声を上げる。

その姿にセリカは激昂し、敵に威嚇をした。

 

「誰かと思えばあんたたちだったのね!ラーメン特盛にしてあげたのに!この恩知らず!」

 

「うぐぅ!」

 

赤髪の少女が声にならない声を出す、彼女の代わりに小柄な少女が発言した。

 

「あはは!その件はありがと、でもそれはそれ、こっちも仕事でさ。」

 

「公私ははっきり区別しないと、受けた仕事はきっちりこなす。」

 

パーカーの少女がチャンバーチェックをしてこちらを睨む。赤髪の少女は便乗する。

 

「そういうことよ、さあ覚悟しなさい。」

 

(リーダーは彼女か。)

僕は声を上げて指示を出す。

 

「みんな、僕は彼女の対処をする。みんなは他の3人と傭兵の方を頼む!」

 

「「「「はい!」」」」

 

「さあ、我が職員達。仕事の時間よ!」

 

───STRIKE!!

 

「誰の差し金だ、目的は何だ!」

 

「ふふふ、それは企業秘密ってところかしら。」

「金さえ貰えれば何でもする。それが便利屋68のモットーよ。」

 

「お金なら普通にアルバイトをすればいいものを…」「僕たちは君たちの遊びに付き合っている暇はない!!」

 

「遊びじゃないわ!これはれっきとしたビジネスよ!」

「私が社長、そして彼女たちは室長と課長よ。」

 

「あはは、アルちゃんベタだね〜。」

(そういうこと言うと余計薄っぺらさが際立つ…)

 

「社会経験なら卒業をしてからでもできるはずだ。」

 

「それじゃ遅いわ、この世界に名を知らしめるためには早い段階での行動が必須なのよ。」

「それに…私は憧れたのよ、何者にも恐れず何者にも縛られない。ハードボイルドなアウトローに!」

「貴方達を襲撃するのは、その過程でしかないということよ!」

 

「君のは覚悟認めよう…だからといってこの場所を譲る気にはならない!!」

「君がアウトローを目指すのと同じように、僕にはここを守る覚悟が、信念があるんだ!」

「迸れ!蒼き雷霆よ(アームドブルー)!道を外れし者を退ける、裁きの雷火となれ!」

 

GVは瞬時にアルにダートを打ち込み、雷撃を放つ

 

「ふっ!はぁ!!」

 

「きゃあ!で、電気!?」

 

アルは即座に反撃をする、しかし電磁結界でかわされる。

 

「攻撃も当たらないし、どうなってるのよ!?」

 

動揺するアルにカヨコは提案をする。

 

「社長、私が囮になる。その代わり私が合図したらあそこを狙って。」

 

アルは困惑しつつも了承する。

 

「え?わ、わかったわ…」

 

GVを目掛けてカヨコ走り出す。

 

「はっ!」

 

カヨコの蹴りがGVに入る。

 

「くっ…なんて速さの蹴りだ!」

 

しかし電磁結界が発動し無傷に終わる。

 

「やっぱり当たらないね、それも電気由来の能力なの?」

 

体勢を立て直したカヨコは、GVに尋ねる。

 

「どうだろうな…」

 

GVは曖昧な返答をしつつ、リロードをする。

 

「そう、なら仕方ない…」

 

そういうとカヨコはGVに向けて連続攻撃を放つ。

GVもそれに応戦する。

しかし、突然カヨコは声を上げた。

 

「社長!今!!」

 

カヨコの合図と反応しアルは発砲する。

しかしその弾はGVに当たらず、明後日の方へ向かった。

しかしそれはカヨコの狙い通りだった。

 

「命中よ!」

 

「な!貯水槽が!」

 

カヨコの狙いは貯水槽だった。

GVをその真下に誘導し、水を浴びせる作戦だったのだ。

読み通りGVは水を被ってしまう。

 

「くそっ!雷撃が!」

 

「あんたのその能力、電気を纏って防御しているということは、水を被れば拡散するってことでしょ。」

 

「さすがね、カヨコ課長。とどめよ!」

 

アルは片手で武器を構え髪をなびかせる。

傍若無人のアウトロー

突き進むべき覇道に向けて

 

反旗を翻す深紅の一撃

 

HARD-BOILED SHOT(ハードボイルドショット)

 

赤い光を纏った弾丸がGVを目掛けて飛んでくる。

 

「GVっ!!」

 

ノノミが声を上げるが距離が届かず弾丸はその場で爆発した。

 

「うへ、何とか間に合ったかな〜。」

「GV、大丈夫?」

 

ホシノが盾でGVへの弾丸を防いでくれていた。

 

「助かったよ、ホシノ。」

 

「敵さんもなかなか厄介だね〜。」

 

「みんな、一度体制を立て直そう。」

 

GVは生徒達に声をかけて遮蔽物に隠れる。

 

「か、隠れましたよ。」

 

「なら、降参するまで攻めるまでよ!」

 

アルはハルカ達に命令をし攻撃を仕掛けだした。

───

 

開戦から30分便利屋の攻撃はまだ止まない。

 

「先生、この作戦で行くんですか?。」

 

アヤネがGVに尋ねる。

 

「ああ、僕はみんなを信じてる。行くぞ!」

 

GVは遮蔽物から飛び出しまっすぐ敵に接近する。

 

「了解!!」

 

シロコ達もGVに続いて攻めはじめる。

 

「来たわね、行くわよ」

 

アルは向かってくるGVをうち抜こうと構える。だがGV突然方向を変えて傭兵達を攻撃し始める。

 

「雷撃鱗!」

 

「ぐあっ!」「きゃっ!!」

 

「な、何?」

「敵の動きが変わった!?」

 

GV達の思わぬ動きに、アルたちは困惑する。

 

「君たちの相手は私たちですよー?」

 

「絶対に許さないから!」

 

ノノミ達はムツキ達に向かって牽制をし始める。

 

「さっきまで勝てなかったのに挑むの?」

 

「ぜ、全員蹴散らします!」

 

「2人とも挑発に乗らないで、今はあの男を警戒して。」

 

カヨコは二人を咎め、GVを探す。

しかしどこを探してもGVの姿は見当たらなかった。

 

(男がいない!?まさか…!!)

「社長!!気をつけて!!」

 

カヨコはアルに向かって声をかける。

 

「え!何!?」

 

困惑したアルの背後には、GVが遅いかかってきていた。

 

「!!」

 

「吼雷降!」

「きゃあ!!」

 

振り向いたのもつかの間、反撃は間に合わず、GVの発生させた落雷がアルに当たる。

「くっ…」

 

「終わりだ。」

 

「くっ!まだ…まだよ!」

 

アルは再び立ち上がろうとした次の瞬間。

 

キーンコーンカーンコーン

 

「あ、定時だ。」

「じゃあ帰るかー。」

「みんなお疲れー。」

「帰りあそこのハンバーガー屋寄ろー。」

 

定刻の鐘が響き、アルに雇われた傭兵達は次々に歩き出す。

 

「え!?な、ま、待ちなさいよ〜!」

 

アルが呼び止めようとするも傭兵たちは聞く耳を持たずスタスタと帰っていった。

 

「まあ傭兵はお金でしか動かないからくね〜。」

 

ホシノは仕方ないとばかりに発言する。

 

「か、帰っちゃいましたね。」

 

「まぁ仕方ないよね。」

 

「アルちゃんどうする?逃げる?」

 

「お、覚えてなさい!」

 

ムツキに尋ねられたアルはいかにも小物っぽいセリフを吐き捨ててGV達に背中を見せた。

それを聞きムツキは思わず笑い出してしまった。

 

「あはは!アルちゃんそれ三流悪役のセリフじゃーん。」

 

「うるさい!」

「逃げ…退却するわよ!」

 

アルはムツキを怒鳴りヅカヅカと帰っていった。

ハルカそれを追いかけるように走っていく。

 

「アル様待ってください!」

 

「じゃ、そういうことで。」

 

カヨコはGV達に手を振り、3人の後をついて行った。

そんな様子を見てGV達は唖然としていた。

 

───

「なんだったんだ…」

 

「まぁ、とりあえず終わったね〜。」

 

「ん、お腹空いた。」

 

「何かみんなで食べに行きましょ〜。」

 

「じゃあGVの奢りで〜。」

 

「…しょうがないな。」

 

「「「「「ご馳走様でーす!」」」」」

 

そんな感じで僕たちの防衛戦は幕を閉じた。

その後、みんながレストランで食事をする姿はなんだか微笑ましく思えた。

 

───

 

「役たたずどもめ…どうやらデータよりしぶといようだな。」

 

ビルの執務室、そこで書類に目を通していた男は小さな声で呟いた。

その声を聞き、顔にヒビが入ったような異形の頭の男が、男に近づき話しかけた。

 

「ククク…データは必ず変化するもの。ですがご安心を…原因を捉えてみせましょう。」

 

───

 

アビドス商店街のとあるビルの屋上、1人の少年は

6人の少年少女を見下ろしていた。

 

「俺だ…ターゲットを確認した、だがひとつ問題がある。」

「奴だ、ガンヴォルト。やつが共に行動している以上、こっちからは手を出しづらい。」

「…御意。」

通話を終えた少年はベレー帽をかぶり直す。

 

「…さて、仕込みを始めよう。」

 

そう小さな声でつぶやくと、少年は闇の中へと消えていった。

 

 

 




次の更新はだいぶ遅くなるかもです

コメントお待ちしてます。m(_ _)m
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