青き春の物語(ブルーアーカイブ) ガンヴォルト   作:コーヒーこめ

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話の構想が上手くまとまらず、投稿遅れてしまいました!!

本当にすいません!!


意固地な黒猫

『拠点制圧完了です!皆さん、お疲れ様でした!!』

 

「うへ〜、おじさん疲れちゃったよ~。」

 

アヤネの通信が入り、ホシノが一息つく。

ホシノの提案で僕たちは、ヘルメットの前哨基地を攻め落としていた。

 

───

───アビドス対策委員会・会議室

 

「これで、火急の事案だったヘルメット団の件が片付きましたね。」

 

「うん、ようやく借金返済にありつける。」

 

「借金?」

 

僕はシロコに尋ねる。

 

「ん...それは…」

 

動揺するシロコの代わりに、アヤネが説明する。

 

「実はこの学校には9億の借金があるんです。正確に言うと9億6235万円程ですが...」

 

「どうしてそんな額が...」

アヤネは難しい顔をして話し始める。

 

「アビドス……いえ、私たち「対策委員会」が返済しなくてはならない借金です。

これが返済できないと、学校は銀行の手に渡り、廃校手続きを取らざるを得なくなってしまいます。

返済できる可能性は0%に近く、ほとんどの生徒がここから去って行きました。」

 

「そして、私たちが残った。」

 

シロコが悲しげな表情をして呟き、アヤネは説明を続ける。

 

「学校が廃校の危機に追いやられたのも、生徒の数が少ないのも、街がゴーストタウンになりつつあるのも、全てはこの借金が原因です。」

 

「...詳しく聞いてもいいかな、その借金について。」

 

「はい、お話します。」

 

「数十年前、この学区の郊外にある砂漠で、砂嵐が起きたのです。

 元々アビドスで砂嵐は頻繫に起きていたのですが、その時の砂嵐は想像を絶する規模のものでした。

 学区のいたるところが砂に埋もれ、砂嵐が去ってからも砂がたまり続けてしまい。

 その自然災害を克服するために、我が校は多額の資金を投入せざるを得ませんでした……。」

 

「けど、こんな片田舎の学校に、巨額の融資してくれる銀行はなかなか見つからず……。」

 

「結局、悪徳金融業者に頼るしか無かった。」

 

「まぁ、そんなありふれた話だよ。」

 

シロコたちがアヤネの説明を補足する。

おそらく、最初は少なかったはずの借金が砂嵐の被害によってどんどん膨れ上がってしまった。

そんなところだろう。

 

「ありがとう、聞かせてくれて。」

「確かに借金は多い、全て返せるかは分からない、でもこれから君たちの先生として、僕にも手伝わせてくれないかな?」

 

彼女達が何故ここに執着するかは分からない、でもそれが彼女達の意思ならば...

 

「...ッ!!」

「はい!よろしくお願いします!!」

 

「...本当にそれでいいの?」

 

ノノミはセリカを説得しようとする。

 

「だって、先生は結局部外者だよ?」

 

突然、先程まで一言も発さなかったセリカが口を開く。

 

「でもだからこそGVは私たちと違う視点から助けてくれるかもしれませんよ?」

 

「それでも!!」

ノノミはセリカを説得しようとする。しかしそれを遮るかのようにセリカは怒鳴る

 

「これまで私たちだけで何とかしてきたじゃない!!今まで私たちに手を差し伸べてきた大人なんて居た!?なのに突然現れた人間に助けてもらおうだなんて...」

 

「僕はただ君たちを...」

 

「何よその上から目線!!」

「私は...私は認めない!!」

 

「セリカちゃん!!」

アヤネの声も届かず、セリカは足速に教室を出ていった。

ホシノは僕に事情を説明する。

 

「今まで助けてくれた大人がいなかったからね、セリカちゃんが怒るのもしょうがないよ。」

 

 

『その時はっきりしたよ、能力者と無能力者は相容れないってね。』

 

突然、昔戦った彼のの言葉が頭をよぎった。

 

「今まで助けてくれた人がいなかった、か...」

 

 

───

次の日

僕はアビドスに宿泊し、そのまま連邦生徒会の書類整理をしていた。

 

「おはようございます、GV」

 

「ノノミ?今日は休みだよ?」

 

今日は日曜日、学校は無いはずだけど...

 

「休みの日はお掃除をしているんです、砂やホコリが溜まりやすいので。」

 

シロコに学校を案内された時、廊下が綺麗だと思ってたけど、それも全て彼女が掃除してくれてたからなのだろう。

 

「...僕も手伝うよ。」

 

「え?いいんですか?」

 

「書類は直ぐにやるべきものじゃないから、それに二人でやった方がすぐ終わるしね。」

 

「フフッ、ならお願いします♪」

 

書類に一区切りをつけ、僕はノノミと学校中の掃除を始めた。

終わる頃には時計は12時を指していた。

 

「そろそろお昼ですね。」

 

「そうだね、ご飯どうしようか。」

 

「それならここの近くに美味しいラーメン屋さんがあるんです、先生もどうですか?」

 

「ラーメンか...あまり食べてなかったから、たまにはいいかも」

 

「決まりですね、どうせならみんなも誘いましょう!!」

ノノミはスマホを取り出し、アビドスのみんなに連絡をした。

───

 

待ち合わせ場所に到着すると、シロコ、アヤネ、ホシノが待っていた。

セリカはアヤネの話によると、どうやらアルバイト中だそうだ。

 

 

しばらくして店にたどり着く。

『柴関ラーメン』 と書かれた看板には、柴犬のキャラクターが大きく描かれていた。

店に入ると結構な人がいる、この自地区でも意外と繁盛しているようだ。

 

「いらっしゃいませー!!何名...」

「げっ!!」

 

そこには昨日気まずい別れ方をした、セリカがいた

どうやらここでアルバイトをしているようだ。

 

「あ...あはは、セリカちゃん...」

「セリカちゃん、ここでバイトしてたんだねー」

「わぁセリカちゃん、制服姿可愛いです!!」

 

各々がセリカに様々なリアクションをとる

 

「いらっしゃい!!アビドスの生徒さんか!セリカちゃん、席に案内してあげて。」

 

柴犬の姿をした大将がセリカにそう言う。

どうやら看板の柴犬はキャラクターではなく本人のイラストだったらしい。

 

「こ、こちらの席にどうぞ...」

 

 

席に案内され、それぞれがメニューを注文した。

席に座った時、セリカが常にこちらを睨んできた事は考えないことにした。

 

 

「...美味しい!」

 

思わず声を出してしまった。

治龍局に居た時も食事はしてたけど、人の姿で人と食事をするのは久しぶりだな。

 

「ハハッ、そうかい!兄ちゃんの舌にあってよかったよ。」

「それにしても兄ちゃん見ない顔だね。もしかして最近来た先生って人かい?」

 

「はい、ここに来て間もないので分からないことだらけですけどね。」

 

「そういうことなら、たんと食いな!俺からのサービスだ!」

 

そういうと大将は山盛り野菜を僕のラーメンに乗せてきた。

 

「え!?こ、これは...」

 

「わぁ!野菜のタワーですね!!」

 

「うへ〜、おじさん見てるだけでおなかいっぱいになりそうだよ~。」

 

「ん、GVは細いからもっと食べるべき。」

 

気持ちはありがたかったけど食べ終えた後、お腹は苦しかった。

 

 

───

『───廃棄されたはずのオートマタは突如動き出し、1時間ほど作業員を襲った後、停止した模様です。目撃者の情報によりますと、オートマタの頭上にはワイヤーのようなものが足らされており、操られていたとのことです。ヴァルキューレは工場の使用停止を呼びかけ、捜査を続けています。』

 

GV達が帰ってから数時間後、テレビから流れるニュースをBGMにセリカは大将と共に締め作業をしていた。

 

「セリカちゃん、今日はもう上がっていいよ。」

 

気落ちしていたのが目に見えていたのだろうか、大将はセリカを気遣うように声をかける。

 

「お先に失礼します...」

 

セリカはただ静かに返答し、店を後にした。

 

『続いては、今若い世代を中心に話題沸騰中の『希望の歌姫』!その魅力に迫ります!!』

 

 

───

セリカは不満を覚えていた。

突然自分たちの前に現れた人間に助けられ、何の疑問を持たず直ぐにうちとけた、そんな仲間の軽さにセリカは腹を立てたからだ。

 

「ああもう!イライラする〜!」

 

頭を搔くセリカの前に突然筒状の物体が転がり込んできた。

 

「え!?何っ!?」

 

物体から煙が吹き出し、セリカに襲い掛かる。

 

「い、意識が...」

(だ、誰か...)

 

セリカはその場に倒れ込んでしまった。

最後に見えた影も何者か判別できず、彼女の意識は闇の中へ消えていった。

 




一旦ここで区切ります。

GVの戦闘服は連邦生徒会の制服を、鎖環GV風にアレンジした感じです。誰か書いてけろ(他力本願)
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