実の所イッセーは人体への考え方は理に叶っている。
1度柔道部などのウェイトが重要な生徒の合宿に参加してたりもして鍋を振るうための筋力トレーニングなどをしてたりする。
そんな彼に強化合宿をさせたらどうなる?
「生姜焼きと山盛りキャベツと豚汁……そして目玉焼きに玄米。栄養価も高くカロリーも摂れていい飯だ。残さず食えよ」
「えっと……多くない?」
目の前にあるのは成人男性が食べる2人前くらいの量が並んでいる。
さらにテーブルの中心にはおかわりが山盛りになっている。
特に接近戦を重要視する木場と小猫には圧が強い。
「短期間で威力を上げたいならウェイトは重要だしここで身体を作らないと後から作り変えるのは大変だしな」
一升炊きの炊飯器3つにご飯がパンパンになって待っている。
ここでイッセーが太らない理由を明かそう。
肉体が龍に変わっていってる最中の為である。
胃が15年かけて変わったのに対し他の部位は急激に変わっていってる為に膨大なカロリーを身体が欲しているのである。
「とりあえず訓練相手にミズーとヴァーリ、回復要員にアーシアが来ている」
ちなみに仮にライザーがここでの特訓を見た場合には油断が消え失せる。
何故ならこの空間では時間の流れが違っている為軽く数年の訓練が出来るためである。
イッセーが倍加と譲渡でヴァーリを強化しヴァーリが概念である時間の流れの速さを半減を何度か行い完成した簡易版の時と精神の部屋を作り上げたのだ。
それを見たドライグとアルビオンは自分達の能力が自分達以上に使いこなされてる事実に叩きのめされていた。
「まさか神滅具とはいえここまで出来るなんて思ってなかったわ……」
「んー、イッセー達を他の神滅具持ちと一緒にしたらダメだよー。発想できても実行しようとは普通思わないからー」
ミズーは慰めるがなにも響かない。
何故なら目の前に結果があるからだ。
訓練1つとっても発想の差があり過ぎる。
更に訓練相手が二天龍と龍王である為密度が違い過ぎる為ゴリゴリ精神が削られ想定以上の速さで実力が上がっているのがわかる。
何故か交友関係が広いヴァーリが呼び込みをする事によって戦闘狂達が参戦するのもありリアスは少なくとも最上級悪魔の上澄みに入るくらい実力が上がっている。
そして巻き込まれた匙により体力がギリギリの状態での戦いも経験しているため油断も慢心もなく戦いに挑む覚悟も完了している。
ぶっちゃけ同世代に相手はいない。
「ちなみにライザーと一騎打ちになった場合の私の勝率は?」
「そうだな……体力が半分以上なら勝ち確定と言えるな。今は」
「今は?」
「終わる頃には不死ごと消し飛ばせる」
唯一の特性を消し飛ばすのは不味いのでは?と全員が思った。
とりあえず食事が終わり訓練が再開される。
ヴァーリとミズーの弾幕が張られる魔力弾を掻い潜り一撃をぶち込む特訓から再開。
木場は切り裂きながら小猫は角度を調整し魔力弾を殴り返しながら突き進む。
朱乃は落雷のように雷を落としていく。
それでも尚弾幕は消えない。
最初こそ調子よく行けるが半分も行かない所で弾幕が増えた感覚がする。
当たり前だが身体の近くから放つ以上身体に近づけば弾幕の密度は増える。
ヴァーリやミズーがいくら優秀とは言え放ってから着弾するまでの時間はバラける。
故に近づけば近づくほど弾幕は密度を増す。
イッセーはアーシアの神器を倍加中。
あまりにも倍加と相性が良かった為アーシアは5回の倍加を譲渡を受け取るだけで死者蘇生の1歩手前まで足を踏み込む。
死んで10分以内の蘇生可能まで出来るようになった。
これにより死んでも回復される訓練が確立されたためリアス達の特訓は死の恐怖が消え失せた。
「これぞ
向かってくる弾幕の魔力を喰らい尽くし更に前に向かって行く木場。
その気迫に本気を出しそうになるヴァーリ。
弾幕から一瞬で水の魔法で分断を謀るミズー。
攻防が近づけば近づくほど複雑になっていく。
イッセーに殴り飛ばされ最初の位置に戻される。
ただ、1日目よりよっぽど近づけている。
それに手応えを感じる。
体感1年おきに少しづつ近づく強者の姿に歓喜をしながら更に戦いを挑んでいく。
これが仮にイッセーの食事が無かった場合は折れていたかもしれない。
何故なら身体作りが上手くいかずにもっと時間がかかるからだ。
食事の楽しみがあるからこそ折れずに戦い続けられている。
食事のために頑張るとか他の貴族からしたら卑しいと思われるかもしれないが自覚出来るほど強くなれてご飯が美味しいこの空間で頑張ったあと栄養価だけを見て訓練してみてくれと言いたい。
モチベーションは大事なのだから。
「今回はおろし竜田揚げとけんちん汁にシーザーサラダと白米な」
サクサクとした食感の竜田揚げ。
油をさっぱりさせてくれる大根おろし。
野菜と醤油の味が口を癒してくれるけんちん汁。
チーズの味が広がるシーザーサラダ。
どれもこれも次の1口が楽しみになる。
だからこそ私は言う。
ライザーを叩き潰してまたこのご飯を食べに来たいと。
絶対に勝つ。
短編だと5話までしか投稿できないんだけどもう少し続けた方がいい?
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もう少し
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まだまだ行ける
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どっちでも
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満足したから大丈夫