性欲が食欲に変わったイッセー   作:桜散る度に増える社畜

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バーに色がついたー(わーい)
色を確認(!?)
赤……(°д° )!!
思いつきって怖いのぅ


逆鱗

周りを見渡した瞬間イッセーは理解した

 

「あ、これ夢か」

 

もちろん似て非なる物である

まぁ、想像出来るはずが無い

神器と言うファンタジーな武器が実在しその中に赤龍帝なるドラゴンが封じられているなんて

故にぼーっとドラゴンを見上げている

 

「今回の宿主は面白いがハズレだな。17年生きてやっと俺を認識したか」

 

誰に言ってんだろ?

当然自分だとは思わないイッセー

当たり前だ

喧嘩すらした事が無いやつが男心をくすぐるとは言え自分にこんなデカブツが入ってるなんて思わない

ただ、言葉は通じるしここから出してもらう方法を聞こう

 

「とりあえずここから出してくれないか?」

 

「俺の話が終わったら出してやる」

 

そこから語られたのは全く持って興味の無い話

やれ宿命だの戦いだのイッセーの生活からはかけ離れた話であった

これだけならイッセーはどうぞご勝手にと言う感じだったが自分に宿っていてそれを強要されると聞いて思った

 

「阿保か、俺はやらない。俺は美味い物食って平和に暮らすんだよ」

 

「無理だ、ドラゴンは強者を惹きつける。俺を認識した以上戦いからは逃げられん」

 

傍迷惑な……

そう思ってしまうのも無理はないだろう

どうしたもんかと考え始める

 

「お前にとっても悪い事だけではないぞ?ドラゴンの氣でメスは寄ってくる」

 

「彼女は自分の力だけで探す」

 

ドライグは面倒くさいと心の中でごちた

弱いのは仕方ないにしても今のままの心構えだと戦いになる前に殺されるからだ

餌をぶら下げてみても変わらない

ならば、興味のある方から攻める

 

「そう言えば貴様は喰らうのが好みだったな?俺の力を使えば更に美味い物を喰らえるぞ?」

 

「なんだ?美味い物に出会いやすくなるのか?」

 

「否、俺の力は倍加と譲渡。食材に倍加を譲渡すれば美味く尚且つ栄養価の高い物が出来るであろう」

 

言い終わった瞬間……イッセーの雰囲気が変わった

ドライグはニヤリと笑いながら手応えを感じていた

これなら戦いを拒むまいと

ふと、イッセーを見る

覇龍になっていた

 

「何っ!?貴様、どうやって覇龍を!?」

 

「ブチ殺してステーキにして喰ってやる」

 

何がここまで怒らせたのか

それはイッセーの考えを真っ向から否定する提案をしたからだ

食とは歴史だ

より美味く、より華やかに、より栄養価を高く、より豊かに

そんな思いを受け継ぎ紡がれてきた考えを否定した

力を使えば簡単に?

ふざけるな

今日に至るまでどれだけの人が積み重ねた努力があったと思ってる?

 

「オラァッ!!」

 

つまらない?

才能がない?

戦いになる前に死ぬ?

そんな風に思ってしまうほど覇気が無かった

こんな狂気があるやつが弱いわけがない

殴り飛ばされながらそう思った

あぁ、俺はやり方を間違えたんだな……

 

「伝説のドラゴンだろうがなんだろうが食への歴史を軽く見るからそうなるんだ」

 

イッセーは食への執念を持ってドラゴンにわからせを行う

人とはなんぞや?

その光景を見ていたエルシャは語る

 

「いや、私も宿命については憎んでたし気持ちはわかるが禁手飛ばして覇龍はやりすぎでしょ」

 

ベルザードは万感の思いを込めて拍手する

こんな宿命さえなければ幸せに暮らしていたからだ

寧ろ囃し立てる

 

「よし!そのドラゴン支配下に置けば俺も力を貸すぜ!」

 

小さな親切大きなお世話と言う言葉があるがドライグの能力は小さな親切程度にすらならないイッセー

人にはそれぞれ幸せの形とその作る過程がある

その過程をすっ飛ばすドライグの能力とイッセーの考え方に乖離があるのは当たり前

イッセーは人(?)であり続け、地球上で味覚が最も進化した種としての楽しみ方に命をかけて生活していた

それを捻じ曲げようとする外敵(ドライグ)に容赦という言葉は無い

小型のドラゴンと言うより人間大の破壊兵器になってダウンしたドライグに再び襲いかかるイッセー

悪夢は始まったばかりだ

 

精神世界で3日後

そこにはプライドが飴細工のように粉々になったドライグが地に伏せ謝罪の言葉を延々と繰り返していた

短編だと5話までしか投稿できないんだけどもう少し続けた方がいい?

  • もう少し
  • まだまだ行ける
  • どっちでも
  • 満足したから大丈夫
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