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甘味が足りない
あの告白後行方不明事件から数日あの後行く予定だったスイーツバイキングが行けなかった。
あそこで生クリーム、チョコ、カスタードなんかを腹いっぱい食べるつもりだったのに(それをやられた場合その日の営業再開は不可能)
一人で食べに行けるスイーツなんてクレープやタピオカくらいだからめっちゃ楽しみにしていたのに……
涙を流しながら簡単かつ大量に作れる手羽元のさっぱり煮5キロを食べきってしまった(骨を除く)
楽しみにしてたのにとぼとぼ校舎内を歩いていると会長がクッキーを食べてるのが見えた……
あぁ、いかん……また涙が……
「兵藤君、何かありましたか?」
しまった!見られた!?
まずい誤魔化さないと……
天野夕麻については誰も覚えてないし……
なんて答えるか考えてると副会長が会長に耳打ちをし会長が頷いたのを見てそのまま何処かに電話をかけ始めた。
そしたらみんなが綺麗だって言ってるグレモリー先輩と姫島先輩だ。
「ちょっと話したいこともあるし時間取れないかしら?私達4人からの質問に答えてくれるだけでいいわ!」
「いや、そう言われても……」
断りそうな雰囲気になってる俺を見てグレモリー先輩がフリーズした
いや、俺そんな時間あるならスイーツを作りたいし……
色んな種類のスイーツ食べたかったなぁ……
「こちらが無理を言うのです。奢りましょう」
奢りはなぁ……最近食欲増えて最近1日20kg食うから迷惑かけるよなぁ
この前極限まで腹減った時卵かけご飯1キロと納豆1キロとラーメン2キロとハンバーグ2キロと回鍋肉1キロと生姜焼き1キロと野菜炒め2キロが1時間で消えたからなぁ。
あの量だと流石に申し訳ない。
んーーー……
あ、閃いた
この人達連れて行けばスイーツバイキング行っても浮かない!
「じゃあ、一緒にスイーツバイキング行ってください」
「大胆ですねぇ。4人同時にデートに誘おうなんて」
クスクス笑いながら自身にとって予想外の返答をする姫島先輩。
そんな笑わなくとも……とも思わないがここで機嫌を損ねたら俺の甘味が遠のく
無難に尚且つ相手に不快にさせないように立ち回らねば
余談だが近隣の食べ放題で俺を警戒してない店は無いので塔城と行ったらおそらく門前払いになってしまう
故に食べ放題系は彼女と行けない
「いやーその、デートとかではなくね……俺がスイーツ食べたいだけで他に不純な気持ちは無いので」
「姫島さん、イタズラが過ぎますよ。こちらはあくまでお願いする立場なのだから……スイーツバイキング楽しみにしてますね」
この4人が視覚の暴力に打ちのめされる事が確定した。
軽い気持ちで了承したこの話し合いで爆弾発言がいくつか飛び出したりして気の休まらない時間が始まる。
場所は変わりスイーツ店クルルン。
ケーキだけで100種類を超える大型スイーツ店。
持ち帰りの普通サイズから食べ放題用ミニサイズ更に大食い用パフェまで完備。
「すいませーん」
「はーい!」
ちなみにこの店イッセーを確認した瞬間非番連中を呼び出しフル稼働中。
追加の食材もすでに買いに走り回っている。
「この120分プレミアムコース5人分とグラトニーパフェお願いします」
恐る恐るメニューのグラトニーパフェの説明を読む。
金額は6000円。
器を抜いた総重量3キロ。
1人で完食した際は壁に写真が貼られ成功者は2名しかいない(もちろんイッセーと小猫)
糖尿病とか恐れないイッセーに戦慄を覚える4人、慌ただしくなる厨房、固唾を飲んで見守る客。
下手な戦場より戦場と化したこの空間で1人ワクワクするイッセー。
とりあえず戦い(食事)の火蓋は落とされた。
「いやー、どれも美味しそうだなぁ」
能天気に語るイッセー
そこには既に20個を超えるケーキが大皿に載っていた。
それを美味しそうにほおばるイッセーはとても美味しそうであった。
会長達も紅茶を飲みながら話を切り出した。
「天野夕麻について覚えてますか?」
いきなり確信を突く質問。
その名を聞いた瞬間イッセーは少し落ち込む。
「知っています……多分、振られましたしお弁当もあまり食べずに帰っちゃったし……」
おそらく後者の方がダメージがデカい。
顔色が悪いように見えたので無理なダイエットしてるだろうから必死にヘルシーで腹持ちが良く食物繊維も摂取出来るように献立を考えたのにそこまで食べなかったのだからショックだった。
「彼女は人ではありません」
「知ってます」
「えっ……?」
「俺の中の居候が教えてくれました」
情報の開示により会話のコントロールを得ようとしたら特大のカウンターを無自覚に行なうイッセーに面食らう。
神器にもさまざまな物があるが意思を持つ神器は総じて強力な物が多い。
「そしたら貴方の神器は?」
「なんだっけ?あぁ、
「神滅具ですか……これは私達だけで対処出来ますかね……」
「確かに魔王様案件ですよね……」
「なら、いっその事……兵藤君、悪魔になりませんか?」
堕天使の次は悪魔と聞いてイッセーは本格的にファンタジーに巻き込まれたんだなぁ……
と考えてしまった。
それでもとこの人生の分岐点で半端な答えを言わないように真剣に4人を見据える。
「父さんから名前の由来を聞いた時一番誠実で居て欲しいからって言われたので俺は誰にとっても誠実でありたいので言葉を濁さず伝えます」
「はい」
「戦いと言うものに参加したくないので謹んでお断りします」
自分や大切な人に危害があれば反撃するが進んで戦いを許容する訳ではない。
それが兵藤一誠の思いである。
更に言えば戦うしかないくらいに追い詰められる前に周りに話したり腹一杯にご飯を食ってから考えて欲しいのが本音だ。
空腹はイライラしてしまい考えが短絡的になってしまうからだ。
しっかりと頭を下げ自分の考えを伝えたが大丈夫だろうか?
気を悪くさせてしまったか?
でも、この思いには嘘をつけない。
「わかりました」
「ちょっと、ソーナ。既に堕天使が接触してもう危険なのよ?」
「しかし、リアス……彼の思いを踏み躙り私達のどちらかが無理矢理悪魔にすれば亀裂を生みます」
「でも……」
「なので、悪魔を知ってもらうためにオカルト研究部に仮入部してはいかがでしょう?」
確かに今、俺が話したのは想像の範囲を出ない。
間違ってない部分もあるかもしれないが知らない部分は多い。
なら、ちゃんと見た上で判断しないと失礼だよな。
「わかりました。仮入部の件お受けします」
「ただ、悪魔活動においては口外は禁止にします。もちろん家族にも。悪魔になった時に報告したいや悪魔になることを相談するにはかまいませんが」
「はい!」
やっと話し合いは終わりかな?
先輩達もケーキを頼み始めたので俺も食べ放題の裏メニュー頼むか。
知らないからびっくりするかもなぁ
「すいませーん、季節で彩るミルクレープをホールでお願いします!」
その後に4人は語る。
学校ではお昼の時間が少ないからあれで済んでいて外で食事をする時は昼の時を遥かに凌駕すると……
短編だと5話までしか投稿できないんだけどもう少し続けた方がいい?
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もう少し
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まだまだ行ける
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どっちでも
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満足したから大丈夫