その稀血うさぎは鬼との生活を謳歌する 作:時長凜祢@二次創作主力垢
こちらの物語は予め流れを決めた上で執筆しております。
過度な考察などをするための物語ではなく、私が読みたいと思った話を少しずつまとめて書いているものですので、展開の考察、もしくは考察サイトや動画などで語られた非公式考察等の引用などは控えていただけると助かります。
あくまでこれは、こんな存在がいたら、鬼側や人にこんな影響をもたらしてくれるのではと言う思いのままに書いている二次創作でありIFの物語です。
考察をしてもらうための話ではなく、鬼側にも穏やかな日々があったらと言う願いを主軸にしているため、深く考えることなく閲覧してください。
なお、そのようなコメントは見つけ次第、非表示欄に移動していますが、あまりにも何度も書かれるようであれば、こちらの物語自体閲覧不可にすることも辞さないため、よろしくお願いします。
稀血のうさぎ、人間に出会う
黒死牟を通じて、鬼狩りに気をつけろという言葉を伝えられた日から数日後。
いつものように、私は“青い彼岸花”を探すために山の中を歩いていた。
飛ばされた先にあったのは、すでに葉っぱとなってしまった彼岸花な残骸のみ。
時期がずれて、青い花が咲くみたいなギミックはないのかと少しだけ拗ねながらも、その場にしゃがみ込んで彼岸花の葉っぱを見つめていた。
竈門家がある山ではないため、まぁ、高確率でないとは思っていたが、少しくらい確率変動が起こってほしいものである。
「・・・・・・彼岸花の葉っぱって、本当に雑草に紛れちゃうレベルでわかりにくい細っ葉だな・・・・・・。ここ数年間、ずっと“青い彼岸花”を探し回って、花が咲かない時期でも様子を見たりしていたから、わかるようになったけど。」
流石は、葉っぱと花を同時に見ることなど絶対に叶わない花だなと思いながらも、その場で立ち上がる。
あーあ・・・・・・無惨様が竈門家に接触する前に私が竈門家に接触するイベントが起きたらいいのに。
そしたら、実は青色の彼岸花を探していて、見たことはないですか?って聞けるのになー。
それで、青色の彼岸花であれば、うちの近くに咲いてることがありますよ的な展開になって、土と一緒に球根とかももらえる可能性上がるのになー。
まぁ、大正時代がどれだけ土壌調査などできるかわからないけど、成分とかある程度わかるなら、それに合わせた土を作って、無惨様が人間に紛れ込む流れで使ってる屋敷のベランダとかに鉢植えを置いて、“青い彼岸花”を咲かせる可能性だって出てくるのに・・・・・・。
深くため息を吐きながら、私は近場にあった木陰に座り込む。
そろそろお腹減ってきたし、少しだけおにぎり食べて気分転換しよ・・・・・・。
「すっぱ!?あ、梅干し入ってたのか・・・・・・。昆布の方が好きなんだけどな・・・・・・」
そんなことを思いながら、むぐむぐとおにぎりを頬張る。
意外と屋敷の商人さんが作ってくれるおにぎり、ご飯がかなり美味しいんだよね。
܀ꕤ୭*
“青い彼岸花”ってどんなタイミングで咲く時期が決まるんだろ?なんて考え込みながらも、おにぎりを食べ切った私は、少しの間、休憩を済ませて、山ではなく町の方に足を運んでいた。
都会ほどではないけど、ちらほらと賑わいがあるそこは、人通りもそれなりにあり、情報収集には最適だった。
まぁ、だからと言って情報が必ず集まるとは限らないため、空振りになるのがほとんどであることも紛れもない事実である。
実際、今回も何一つとして情報を得ることなどできず、肩を落としていた。
「もう!なんで“青い彼岸花”ってこんなに見つからないの!って言うか、これだけ見つからない花、なんであの善良な医者は知ってたんだよ!」
あまりにも見つからない現状が続くため、とうとうその場で軽く吠えてしまう。
とは言え、山の中であるため人通りなど一つもなく、ただ、私の声だけがこだまするだけで終わった。
「いや、マジであの医者、なんで“青い彼岸花”を知ってたんだろ?元々炭治郎たちが暮らしている場所に住んでいたのか、それとも、調達場所として足を運ぶことが多かったのか・・・・・・。
ていうか、彼岸花って一応、毒を持つ花だったはずなんだけど、なんで毒持ちの花で薬を作ろうなんて考えに至ったんだよ・・・・・・。
彼岸花ではあるけど青いし、毒成分は取り除かれた新種だと思ったとか・・・・・・?」
善良な医者のバックボーン、プリーズ・・・・・・なんて、脳内で思いながら空を見上げる。
鮮やかな青色はすでになく、黄昏により赤とも黄色ともオレンジとも言える空がそこには広がっていた。
「あー・・・・・・そろそろ帰らないといけない時間か。今日も収穫はゼロっと・・・・・・。」
申し訳ありません、無惨様・・・・・・と、溜め息を吐きながら内心で謝罪をしていると、うっすらと地面に落ちた葉っぱを踏みつけるような音が聞こえていることに気がついた。
誰か来る・・・・・・と思いながら、(無惨様に怒られるかもだけど)近くにあった木に近寄り、急いで枝の上に移動して座り込めば、聞こえてきた足音は、二人分あることに気がついた。
音からして、刀を持ち合わせている可能性があるため、マジで鬼狩りと接触事故起こるんかい・・・・・・って思いながら、息を殺して見つめていると、音の正体と思われる二人組が姿を現した。
「・・・・・・・・・は・・・・・・?」
その瞬間、見えた姿に思わず小さく声を漏らしてしまう。
自身の視界に映り込むのは、宍色の髪をした少年と、髪を束ねた青い瞳の少年だった。
うさぎ
青い彼岸花を探していたらとんでもないものを見つけてしまった稀血のうさぎ。
え?まさかの君らの世代と同じなわけ?私。
二人の少年
二人揃って向かうべき場所に向かっていた二人組。
うさぎに捕捉されていることに気づかないまま、木登りうさぎとの距離を近づけている。
①「謎の助言者ムーブで鬼殺隊を救済しながら、基本は単独で動く鬼殺隊うさぎ」と②「神出鬼没に鬼殺隊の前に現れ、甘味を食べたり、呑気に過ごしながら謎の助言者ムーブで鬼殺隊を助ける部外者うさぎ」どちらの話を見てみたいですか?
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①の助言者な単独行動する鬼殺隊うさぎ
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②の神出鬼没に現れる部外者な助言うさぎ
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どちらも読みたいから本編とifで見たい