一夏の修行を初めて一週間。クラス代表決定戦の日がやってきた
一夏「なぁ、箒」
箒「なんだ、一夏」
一夏「気のせいかもしれないんだが」
箒「そうか、気のせいだろう」
一夏「ISの練習とかってどうなったんだ?」
箒「........」
箒は無言で目をそらした
一夏「目 を そ ら す な」
箒「しかたないだろう!お前の専用機がなかったのだから!」
一夏「それでも基礎知識を教えるとかあ っただろ!」
箒「........」
再び箒が目をそらした
一夏「だから目をそらすな!」
銀時「まぁいいじゃねぇか。お前の基礎体力が下がってたのも事実だろ?ISの事がわかっても、体が動かなかったら意味ねぇだろ」
一夏「確かにそうだけど」
真耶「織斑先生!」
千冬「ん?どうかしましたか?」
真耶「それが、織斑君のISがまだ届いていないんですよ...。もう直ぐ 届くと思うんですけど、少し遅れてるみたいで...」
一夏「えっ!」
千冬「そうですか。わかりました。坂田」
銀時「あ?」
千冬「織斑の専用機が届いていない。だからお前が先にオルコットと戦え」
銀時「マジで戦わないといけねぇのか?」
千冬「あたりまえだ。ここまで来て文句はいわせんぞ」
銀時「はぁ、わかったよ。とりあえず、あ~、バシリカ・コルセットだっけ?そいつと戦えばいいんだな」
千冬「セシリア・オルコットだ。まあいい。負けるなよ。負けたら小遣いを減らしてやるから、精々頑張るんだな」
銀時「な!?ふざけんな!」
千冬「何を言っている。負けなければいいだけだろう」
銀時「ぐっ、わかったよ、やってやろうじゃねぇか!」
千冬「オルコットの方はもう準備が出来ているようだ。お前もさっさとISを展開して戦ってこい」
一夏「銀さん!負けるなよ!」
銀時「負けねぇよ。ちょっくら行ってくるか。........で、ISってどうやって展開すんの?」
千冬「..............」ハァ...
真耶「えっ?えっ?えっ?」
一夏「ISを纏うのをイメージすればいいんだよ」
銀時「ん?イメージねぇ........」
銀時は目を閉じた。1秒程して銀時の身体を鉄の塊が覆った。見た目は今まで着ていた服と瓜二つの格好に、やはり腰には木刀が。他に目立った武装はなく、戦いはこの木刀一本で行われると思われる。
一夏「なんか、何もないな」
真耶「そうですね。武器はその木刀だけですか?」
銀時「みたいだな」
千冬「時間が無い。さっさとピットに行け」
銀時「はいはい」
千冬「負けるなよ」
銀時「まけねぇよ」
そう言ってピットに向かい銀時はそのままセシリアの前まで飛んだ
セシリア「逃げずに来たのですね」
銀時「まぁな」
セシリア「最後のチャンスをあげますわ」
銀時「えっまじで!じゃあ負けてくんね?俺の小遣いがかかってんだよ」
セシリア「残念ですがそれは無理ですわ。多少手加減して差し上げるのは構わないですが、わたくしも負けたくは無いですから」
銀時「そうかい」
そのままセシリアは手に持ったスターライトmkⅢを銀時に向けて撃った。その弾は一歩も動こうとしない銀時の真横を通り過ぎた。
セシリア「よく避けませんでしたわね」
銀時「当たらないってわかってたからな」
セシリア「なかなか出来るようですわね」
銀時(おい〜〜!!さっきの何だよ!ビームじゃねぇか!!あんなの当たったら死んじゃう!なに?ここでは学生の身で核兵器扱うの?この世界くさってんじゃねぇの?くそっ!ちょっとまじでやらねぇと死んじゃうかも)
セシリアが今度はしっかり銀時に標準を合わせて撃つ。銀時もそれに合わせて最小限の動きで避ける
セシリア「さぁ、踊りなさい。わたくし、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でる円舞曲で!」
銀時「わりぃな、俺髭ダンスしか踊れねぇんだわ」
セシリア「軽愚痴叩けるのも今だけですわ!すぐにわたくしを、怒らせたことを後悔させてあげますわ!」
そう言って更に撃ち続ける。しかし銀時はそれを軽々と避ける。
銀時「この画面スゲーな弾道とか普通に見えるし」
銀時は一人ISの機能に驚いていた。授業を真面目に受けていれば分かることだか.....
そうこうしながらも戦いは続く。段々と機体に慣れてきた銀時はさっきよりも余裕がある様に見える。対してセシリアは一発も当たらない事から焦りが見え始める。
セシリア「どうして当らないんですの!」
銀時「そりゃ俺が避けてるからだろ」
痺れを切らしたセシリアは機体から複数のビットを出してきた
セシリア「これからが本番ですわ!」
セシリアは複数のビットを操り銀時を囲う様にしながら撃ち始めた
銀時「ちっ!」
さすがにいきなり囲まれて撃たれるのはきつかったのか数発の弾が銀時に当たった
銀時「ぐっ!」
そこでやっと銀時は木刀を抜いた
セシリア「やっと抜きましたか。それにしても木刀だなんてわたくしをなめているんですの?」
銀時「あいにく、俺にはこいつしかねぇもんでな。それとお前みてぇなガキを舐めるくらいならレロレロキャンディを舐めるわ。いや意外とお前も.....」
千冬『セクハラで訴えるぞ』
銀時「えっ?どっから喋ってんの?」
千冬『お前たちはモニターから見えるからなそこからプライベートチャンネルで話す事が出来る様になっている』
銀時「へーそうなのか」
千冬『それより、大丈夫か?小遣いがなくなるぞ』
銀時「えっ、減らすだけじゃねぇの?」
千冬『私は減らす額を言った覚えは無いが?』
銀時「おい!きたねぇぞ!」
セシリア「よそ見してる暇はなくてよ!」
銀時はセシリアの攻撃を避け、それが無理と判断した時は木刀で弾き全て防ぎきっていた。
銀時「ちょっと負けられねぇ理由が出来た。そろそろ行くぞ」
そう言って銀時は一番近くにあったビットに向かう
銀時「悪りぃがこれ全部潰すぞ」
そして斬った
セシリア「なっ!?」
そのまま近くに浮いていた二機のビットも斬り落とした
数分後、銀時は全てのビットを落とした
銀時「これであのちょこまかと動くやつは全部か?」
セシリア「くっ!」
銀時「これで終わりにするぜ」
そう言い銀時物凄いスピードでセシリアに向かった
セシリア「まだ終わりませんわ!」
セシリアは苦し紛れにスターライトmkⅢを撃ちまくるが、銀時はその全てを木刀で弾く
銀時「俺の小遣いはわたさねぇ!」
そこから銀時の猛攻撃が始まりセシリアのシールドエネルギーみるみる減り、遂には0になった
セシリアはそのまま重力に従い落ちていく。そのセシリアを銀時は受け止めた
セシリア「どうして...」
銀時「ん?なにが?」
セシリア「どうして、私を助けたのですか?」
銀時「はぁ、これは別に殺し合いじゃねぇんだ。ただの試合に変な事考えなくてもいいんだよ。それに言うだろ?昨日の敵は今日の友達って」
セシリア「へ〜、そんな言葉があるんですね、初めて知りましたわ」ニコッ
銀時「笑ったら美人じゃねぇか、いつも怒って無いで笑ってすごしな。じゃないと学校生活が寂しくなるぞ」
セシリア「び、美人?!ま、まぁ心に留めておきますわ」
こうして銀時vsセシリア戦が終わった
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