天パが新たに背負うもの   作:ユーキV3

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遅いわりに短い...


6.クラスは問題児が多いほど楽しい

真耶「全員揃ってますねー。それじゃあSHR(ショートホームルーム)はじめますよー」

 

 

今日はIS学園入学初日。教卓の後ろで山田真耶が自己紹介やら何やらをしている間銀時と一夏は動物園のパンダのごとく視線を浴びていた。理由は簡単。女性にしか動かせないはずのISを男が動かしたのだ、目がいくのも仕方ないだろう。その状況で銀時は机に突っ伏して寝ている。変わって一夏は居心地が悪そうにソワソワしている。

 

 

真耶「それじゃあ皆さん、出席番号順で自己紹介お願いします」

 

 

真耶の声で自己紹介が始まった。自己紹介は順調に進んでいき、一夏の番になった。

 

 

真耶「あ、あの織斑君!織斑一夏君!」

 

 

一夏「は、はいっ!?」

 

 

真耶「あっ、あの、お、大声出しちゃってごめんなさい。お、怒ってる?怒ってるかな?ゴメンね、ゴメンね!でもね、あのね、自己紹介、『あ』から始まって今『お』の織斑くんなんだよね。だからね、ご、ゴメンね?自己紹介してくれるかな?だ、ダメかな?」

 

 

一夏「ちょっ!ちゃんと自己紹介するんでそんなに謝らないでください!」

 

 

真耶「本当ですか!う、嘘じゃないですよね!絶対ですよ!」

 

 

一夏「わかりましたから落ち着いてください」

 

 

そう一夏が返事をし前へ出ると銀時に視線を送っていた人までもが一夏を見た

 

 

真耶「では織斑君、自己紹介お願いしますね」

 

 

一夏「あ、はい。えー...えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

 

女子「......」

 

 

一夏の自己紹介に周りの女子は『え、それだけ?』みたいな視線を送ってくる

 

 

真耶「え?それだけですか?」

 

 

真耶は視線だけではなく言葉までだしてきた。周りの生徒は真耶の言葉に同意するようにうなずいている

 

 

一夏はすこし考えるそぶりをし、次の言葉を発した

 

 

一夏「以上です」

 

 

ガタッ

 

 

相当期待していたのか一夏の発言に数名がずっこける。

 

 

真耶「あ、あの~...」

 

 

さっきより心なしか涙声になっているような声が一夏を呼ぶ。

 

 

一夏「え。だ、駄目ですか?」

 

 

そう一夏が聞いたと同時に黒い物がすさまじい勢いで一夏に振り下ろされた

 

 

パァンッ!

 

 

一夏「いっ!?」

 

 

??「駄目に決まっているだろう。馬鹿者が」

 

 

一夏「げっ、関羽!?」 

 

 

パァンッ!

 

 

また黒い物体( 出席簿 )が振り下ろされすさまじい音をたて一夏の頭に直撃する

 

 

一夏「いっつ!?」

 

 

??「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

 

実際には関羽ではなく一夏の実姉、織斑千冬だった

 

 

真耶「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

 

 

千冬「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押しつけてすまなかったな」

 

 

真耶「い、いえっ。副担任ですから、これくらいはしないと...」

 

 

千冬「そうか、すまんな」

 

 

そう言うと今度は生徒に向かって話し始めた

 

 

千冬「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は弱冠十五才を十六才までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

 

 

なんと言う暴君発言。だがそんな発言に帰ってくるのは動揺の声やざわめき等ではなく黄色い声だった

 

 

女子A「キャーーーーーーー!千冬様、本物の千冬様よ!」

 

 

女子B「ずっとファンでした!」

 

 

女子C「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!北九州から!」

 

 

女子C「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」

 

 

女子D「私、お姉様のためなら死ねます!」

 

 

千冬「...毎年、よくもまぁこれだけの馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか?」

 

 

千冬はキャーキャー叫ぶ女子を見ながら鬱陶しそうに呟く千冬ともう一人、あまりの五月蝿さに目を覚ました銀時も鬱陶しそうに呟いた

 

 

銀時「キャーキャーうるせぇな。一夏が裸踊りでも始めたか?」

 

 

一夏「そんなことするか!」

 

 

銀時「おっ!いいツッコミするようになったじゃねぇか。これからお前のことは八夏と呼んでやろう」

 

 

一夏「誰が八夏だ!変な名前をつけるな!」

 

 

銀時「おいおい、変な名前とは失礼な。新八に謝れ」

 

 

一夏「新八って誰だよ!?」

 

 

銀時「新八は新八だ」

 

 

一夏「だから誰だよ!」

 

 

千冬「五月蝿い」パァンパァン

 

 

銀一「いてぇ!」

 

 

銀時と一夏のやり取りに腹を立てた千冬が二人に鉄拳( 出席簿 )制裁を下した

 

 

千冬「女どもだけでも鬱陶しいのにお前等の相手までさせられるとは...」

 

 

銀時「俺も生徒に手を上げる教師はどうかと思いま~す」

 

 

千冬「何か言ったか?坂田」ギロッ

 

 

銀時「!?いえっ!なんでもありません!千冬様」

 

 

千冬「はぁ、もういい。お前もさっさと自己紹介しろ」

 

 

銀時「は?嫌だよ。めんどくs千冬「.....」ギロッ...(怖えぇぇよ!睨むだけ人殺せるレベルだろ!)」

 

 

銀時「はぁ~。わかったよ」

 

 

銀時は諦めて前にでた。銀時の格好は一夏とは違いIS学園のデザインの着物を着ていた。一度一夏と同じデザインのもの着てみたのだがあまりにも似合っていなかったので着物にしたのだ

 

 

銀時「え~、どうも、坂田銀時で~す。趣味は糖分摂取、特技は目ぇあけたまま眠れることです」

 

 

千冬「趣味や特技の内容はともかく一夏よりはましだな。まぁいい。SHRはこれで終わりだ。諸君等にはこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう。その後実習だが、基本動作は半月で体に染みこませろ。いいか、いいなら返事をしろ。よくなくても返事をしろ、私の言葉には返事をしろ」

 

 

鬼教官のこの言葉でSHRは終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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