真耶「ごめんなさい!」
授業が終わり銀時と一夏が喋っていると真耶が近づいてきていきなり謝ってきた
一夏「どうしたんですか?急に」
真耶「部屋割りのことなんですけど...」
銀時「ん?一夏、俺達って家から通うんじゃないのか?」
一夏「ああ、確か一週間ぐらいは家から通うことになってたと思うけど」
真耶「その事なんですけど、事情が事情なので部屋割りを無理やり変更したんですよ」
一夏「そうなんですか。それで、部屋割りがどうかしたんですか?」
真耶「その事なんですけど、何かの手違いがあったのか、坂田君と織斑君の部屋が別々になってしまったんですよ」
銀時「それぐらいなら別にいいだろ」
一夏「ちょっと寂しいけどな」
真耶「それだけならいいんですけど...」
銀時「どうかしたか?」
真耶「実は、坂田君は一人部屋なんですけど、織斑君は女の子と同居してもらうことになっちゃったんですよ~」
一夏「なっ!」
銀時「よかったじゃねぇか。女子と同棲なんてそうそう出来るもんじゃねぇぞ」
一夏「そういう問題じゃないだろ!」
真耶「本当にごめんなさい」
銀時「あんなに誤ってんのに責めるなんて一夏君は鬼畜だなぁ」
真耶「........」ウルウル
一夏「え?ちょっ!怒ってないですから!」
真耶「ほ、本当ですか?」ウルウル
一夏「本当ですから泣き止んでください!」
真耶「あ、ありがとう、ございます。織斑君は1025室、坂田君は1026室です」
銀時「俺達の荷物は?」
千冬「私が手配しておいてやった。ありがたく思え」
銀時「えっ?まさか俺のあんな物やこんな物の臭いを嗅いで....」
パァン!
銀時「.........」チーン
千冬の出席簿が銀時の頭を打ち抜いた。死体が一つ出来上がった
一夏「.....ど、どうもありがとうございます」
一夏は死体(銀時)を横目で見ながらお礼を言った
千冬「まあ、生活必需品だけだがな。着替えと、携帯電話の充電器があればいいだろう」
銀時「おい、やっぱり俺の下着の臭い嗅いで....」
パァン
銀時「.........」チー ン
真耶「じゃ、じゃあ時間を見て部屋に行ってくださいね。夕食は6時から7時、寮の一年生用食堂で取ってください。ちなみに各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります。学年ごとに使える時間が違いますけど......えっと、その、織斑君と坂田君は今のところ使えません」
一夏「え、なんでですか?」
千冬「アホかお前は。まさか同年代の女子と一緒に風呂に入りたいのか?」
一夏「あー.....」
真耶「おっ、織斑君っ、女子とお風呂に入りたいんですか!?だっ、ダメですよ!」
一夏「い、いや、入りたくないです」
真耶「ええっ?女の子に興味が無いんですか!?」
銀時「おい、お前の弟変な道に突っ走っちゃってるみたいだぞ」
いつの間にか目を覚ました銀時が千冬と一夏について喋っていた
千冬「今まで彼女やらを紹介しなかったのはそういうことだったのか。坂田、お前なんとかしてやれ」
銀時「お前の弟だろ。お前がなんとかしろ」
一夏「ちがーーーう!!俺は普通に女子が好きだ!!」
真耶「本当ですね?」
一夏「はい」
真耶「よかったです。えっと、 それじ ゃあ私たちはそろそろ会議があるので、これで。織斑君、坂田君、ちゃんと寮に帰るんですよ。道草くっちゃダメですよ」
銀時「母ちゃんかよ」
一夏「寮まで50mくらいしか無いのに道草って」
銀時「んじゃ、もう寮に行くか?」
一夏「そうだな」
銀時は早く部屋に行って寝るために、一夏は女子の視線から逃げるため直ぐに真耶に言われた部屋に向かった
★★★
所変わって部屋の前
一夏「はぁ」
銀時「ため息つくと幸せが 逃げてくらしいぞ」
一夏「幸せが逃げたからため息ついてるんだよ」
銀時「なに言ってんだ?女と同棲なんて男子高校生の夢じゃねぇか」
一夏「そうだとしても知らない子といきなり一緒に住むなんて.....どんな顔して部屋に入れば」
銀時「まっそんな気負わず気楽にやれや」
一夏「ちょっ、銀さんどこに...」
銀時「俺の部屋はこっちなんでな」
そう言って銀時は自分の部の方に向かった。
銀時「ここが俺の部屋か」
銀時は部屋の扉を見てそん なことを呟いた後、真耶からもらった鍵を鍵穴に差し込み軽く捻った
ガチャ
鍵はそんな音を立てて開き、銀時はドアノブに手を伸ばし、扉を開けた
中は広めの部屋にベッドが二つ並べてあり、机も二つあった
銀時「広いな。てか俺一人とか言ってたのに何で机とベッド二つあんだよ」
麻耶が言うには銀時は1人なので二つに並べられた家具が淋しく見えた。
銀時「そう言えば1人になるなんて久しぶりだな……」
銀時のそばにはいつも新八や神楽、定晴がいた。他には新撰組や長谷川さん、ヅラなどなど歌 舞伎町に住む様々な人がそばにいた。こっちの世界に来ても一夏や千冬、弾や蘭など達がいたので1人になるのはほとんどなかった。そう考えると銀時は少し1人が淋しく感じた。
一度はもう何も背負わないと決めた自分がこんな事を考えるなんてと、銀時は苦笑した。
銀時「あいつら今頃どうしてんだろうな」
ドン!バタン!
銀時がそんな事を考えているとそんな音が隣から聞こえた。
銀時「なんだ?一夏が何かやらかしたのか?」
銀時は一夏の部屋を見に行くため部屋を出た
部屋から出ると一夏の部屋の 前には何故か一夏が腰をぬかして座り込んでいて、その周りには女子が沢山いた
一夏「銀さん助けてくれ!箒が!箒が!」
銀時「箒?部屋の掃除でもしてたのか?なら掃除機でも使っとけ。それともどっかの宅急便みたいに空を飛ぶ練習でもしてたのか?」
一夏「誰がそんな事するか!」
女子「え?織斑君掃除しないの?」
銀時「一夏君不潔~」
一夏「違う!空を飛ぶ練習をしてないだけで、掃除はちゃんとしてる!ってそうじゃなくて助けてくれ!」
銀時「何を助けんだよ。起こして欲しいのか。ほら 」
銀時はそういって一夏に近づき手を差し伸べた。
一夏「いやそうじゃないんだけど.....」
ガン!
なにかぶつぶつ言いながらも銀時の手を掴もうとするが木刀が扉を貫通して銀時の頭に突き刺さった
女子「キャー!坂田君の頭に木刀が!」
一夏「銀さん!?大丈夫か銀さん!」
銀時の頭に木刀が刺さったことで周りの女子が叫びだし、それを聞いた箒が部屋から出てきた
箒「何を部屋の前で騒いでいるのだ」
一夏「何って、箒が刺した木刀が銀さんの頭に刺さったんだよ!」
箒「なっ?!さ、坂田大丈夫なのか!」
銀時「大丈夫だって」
一夏「なにがぜんぜんだ!頭に木刀刺さったんだぞ!」
銀時「それがどうした?」
一夏「頭から血が出てるぞ!」
銀時「これは、あれだ。イメチェンだ」
一夏「そんなイメチェンあってたまるか!いいから保健室行くぞ!」
箒「そうだ!速く保健室に行け!いや、もう病院にいけ」
銀時「大丈夫だって。次のシーンに入ったらこの傷はギャグ補正で消えてるから」
一夏「メタな発言するな!」
銀時「そんな事よりお前等なに騒いでんだ?」
一夏「あ〜それは俺が箒の…」
箒「あーー!なんでもない!」
銀時「まぁなんでもいいけどよ、今日頭叩かれまくって痛ぇんだ。ちょっと休ませてくれや」
一夏「わかった。お休み銀さん」
銀時「おう」
そう言って銀時は自分の部屋に戻っていった
★★★
次の日の朝 食堂
銀時「だーーかーーらーー、うめぇんだって。たく、わかんねぇクソババアだな」
食A「ご飯に小豆乗っけても不味いに決まってるじゃないか。そんなもの出せないよ。あと誰がクソババアだい」
入学式の翌日。銀時は今、食堂の叔母ちゃんに宇治銀時丼を出してもらうよう頼んでいた
銀時「何度言やわかんだよ。太古の昔から炭水化物と甘いものは合うとされてんのを知らねぇのか?アンパン叱りケーキ叱り。食堂のババア ならそれぐらい知ってんだろ?」
食A「知らないよ!」
銀時「唯一エヴァ動かした男だぞ。ちょっとぐらいサービスしてくれや」
食A「唯一じゃないだろ?それにエヴァじゃないし」
銀時「細けぇこたぁ気にすんな」
食A「あんたは気にしなささ過ぎじゃないかい?はぁ、わかったよ。」
銀時「ホントか!」
食A「そのかわり、ちゃんと学業にはげむんだよ」
銀時「おう!サンキューくそババア!」
食A「誰がくそババアだい!あんた感謝してないだろ!」
銀時「んなわけねえだろ」
食A「はぁ。はいよ、宇治銀時丼。本当にこんなんで良いのかい?」
銀時「いいんだよ」
一夏「銀さんまだか?って、なん だその不味そうなやつ」
銀時「なに言ってんだ。宇治銀時が不味い分けないだろ」
一夏「宇治銀時丼?」
銀時「これはな、昔デザートと飯をばらばらに食うのがたるかったサンドイッチ将軍が作り出した、由緒ただしい食べ物だ」
一夏「サンドイッチ将軍って誰だよ。てか、名前に銀時ってついてるじゃねぇか」
銀時「細けぇこたぁいいんだよ」
箒「一夏まだか?」
一夏「すまん、今行く。銀さんこっち」
一夏は銀時をつれてすでに座っている箒の方に向かった
一夏「なぁ、箒」
箒「......」
一夏「なあって、いつまで怒ってるんだよ」
箒「.....怒ってなどいない」
一夏「顔が不機嫌そうじゃん」
箒「生まれつきだ」
銀時「そういや一夏」
一夏「どうした」
銀時「昨日あの後どうなったんだ??」
箒「.......」ピクッ
一夏「ま、まぁいろいろ」
箒「………」
銀時「おいおい、めちゃくちゃ怒ってんじゃねぇか。お前何したんだよ」
一夏「たぶん箒のブラ.....」
箒「い、いい、一夏!その話はもうするな!」
一夏「わかったからそんなに怒るなよ」
箒「怒ってなどいない!」
一夏と箒が言い合いをしていると3人の女の子が話しかけてきた
さゆか「あ、あの!さ、坂田君、隣座ってもいいかな?」
銀時「別に構わねぇぞ」
癒子「よし!」
本音「織斑君って朝そんなに食べるんだ!」
癒子「男の子だね」
さゆか「それより坂田君のそれ何…」
癒子「うん。なんかすごい気になる」
銀時「これか?これは宇治銀時丼だ。食ってみるか?」
本音「え?いいの?」
銀時「おう。ほら」
本音「わーい!いただきまーす!」
さゆか「ど、どう?」
癒子「おいしい?」
本音「ん!」
さゆか「ど、どうしたの!」
癒子「やばかったら出しなよ!」
本音「おいしー!」
銀時「だろ?」
さゆか「えぇ?!」
癒子「ほんとに?」
本音「うん!美味しいよ〜。二人もどう?」
癒子「いや、私達は」
さゆか「ねぇ」
本音「そお?美味しいのに」
箒「織斑と坂田。私は先に行くぞ。」
一夏「あっ!待てよ箒!銀さん俺も先に行くな」
銀時「おう」
一夏達が行った後銀時と女子3人はたわいのない話をしていた
銀時「じゃ、俺たちもそろそろ行くか?」
本音「はーい」
さゆか「それにしてもなんで坂田君の制服は着物なの?」
癒子「あっ、私も気になるー!」
銀時「何でって言われても、こっちの方が着慣れてるからって理由しかないな」
癒子「でも確かに似合ってるよね」
さゆか「うん!」
本音「かっこいい!」
銀時「そうか?お前等もよく似合ってるぞ」
三人「あ、ありがとう」///
銀時「ん?どした?」
さゆか「な、なんでもないの」
癒子「そうそう!」
本音「坂田君は気にしなくていいんだよ」
銀時「そうか。あんま無理すんなよ」
三人「うん!」
銀時達はそんなたわいのない会話をしながら教室に向かった
感想などお願いいたします!
これを読んだ貴方!大事な知らせがあるので活動報告の方まで来てください!